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1.  彼のオートバイ、彼女の島
大林宣彦監督の訃報を聞いてさびしんぼう!いや違う。凄く寂しいし、悲しい。この映画、中学生の時に一度だけ見てますが、それ以来、見て思わずにいられないのが原田貴和子のヌードシーンを原田知世だったら果たして実現したかという疑問?初めて見た時は、もう、原田貴和子のヌードしか頭に入ってきませんでした。ただひたすらバイクに憧れる男とそんな男をカッコ良く見せるだけで、大して面白くない。久しぶりに見ても他の大林宣彦監督の青春映画の傑作の様には乗れない。ただ、それでも見入ってしまう不思議な映像感覚、セピア色とカラーとが効果的に使われている大林宣彦ワールド満載な映像感覚、この映画はストーリーを楽しむよりも映像美を楽しむ映画と割り切って見るべきだ。私はヒロインの原田貴和子より、脇役の渡辺典子が子供の頃、大好きでした。彼女をヒロインの大林作品を一本でいいから見たかったです。監督に恵まれず、作品にも恵まれなかった渡辺典子を活かすことができた監督こそ大林宣彦監督だと思っています。この映画のヒロイン、原田貴和子の良さを引き出し、妹とは違う魅力を画面いっぱい見せてくれてる映画であり、魅力と言う意味では、竹内力が新鮮です。こんな爽やかな竹内力を他の作品では見ることはできないぐらい新鮮です。大して面白くない映画の中で輝いている二人、大林作品のヒロインは輝いている作品が多いのが特徴である。大林宣彦監督、沢山の素晴らしい映画を見せてくれてありがとうございました。どうか安らかにお眠りください。大林宣彦監督は亡くなっても、大林宣彦監督の沢山の素晴らしい映画はいつまでも残ります。
[DVD(邦画)] 6点(2020-04-11 18:00:12)(良:1票)
2.  カリフォルニア・ドールス 《ネタバレ》 
映画監督の遺作てなると大体は駄作、つまらない物だが、アルドリッチ監督は違う。最後の最後まで自分らしく娯楽に徹しているのが良い。プロレス映画でしかも女子プロレスだ。男臭い映画きり撮ってきた監督らしく女子プロレスだけど男勝りで、どこまでも荒っぽい。レスリングにシーンでの迫力、それに酔いしれる観客席の熱気、エネルギーに満ち溢れている。戦ってる女子レスラー達が美人でないにもかかわらず、見入ってしまうぐらい迫力溢れるプロレスシーン、2人のマネージャーのピーター・ フォークが良い。コロンボとはまた違う魅力で見せてくれる。ところで1つだけ突っ込み入れたくなるのが逆エビ固めなのに間違えて実況しているリングアナ、逆エビ固めっていうのは相手の身体をエビの様に揃って、しかも逆向きに揃ってこそ成り立つものなのに、よく見て実況しろよと言いたくなります。まあ、そんな文句ありながらの最後まで楽しく見ることができたのは監督の手腕のおかげだと思います。ちょっとだけどヌードシーンがあったりと、サービス精神を最後まで忘れないアルドリッチ監督に拍手です。
[DVD(字幕)] 8点(2018-04-21 14:21:42)
3.  風が吹くとき 《ネタバレ》 
この作品から伝わってくるもの、それは人間は如何に情報という物に頼って生きているか。しかもその情報が誤っていたりした結果によって悲劇的な結末を迎えてしまうがそれは誤った情報を信じる自分自身によって起こることの恐さ。色んな意味でこの作品から伝わってくる恐さを老夫婦の姿から感じることが出来る。情報を頼り過ぎてはならない。だからといって情報を頼らないで何が出来る?核戦争の恐さと情報による恐さとを描いた作品として一度見たら忘れることは出来ないぐらいとにかく強烈な印象を与えます。喉が乾いても何も飲み物がない時、見つけたたった一つの小さな飴を分け合う二人の姿に人間としてあるべき姿が感じられます。この作品を見て何も感じないようでは人間失格と言っても良いぐらいの力強いメッセージのある作品です。  
[DVD(吹替)] 8点(2012-12-01 11:03:03)(良:1票)
4.  カメレオンマン 《ネタバレ》 
これは凄い。何が凄いって?見たものと同じ姿に変身出来るなんてある意味、羨ましかったりするし、その変身するものがこれまた面白い。そして、そんな姿を変えられるカメレオンマンについてあれこれと研究するミア・ファローの凄まじい奮闘ぶりを見ているのも面白い。カメレオンマンが病院から逃げ出したり、色んな所に現れてみたり、ヒトラーの演説している所に現れる場面の凄さ、とにかく面白い。笑える。ウディ・アレンの映画でこの映画が一番好きです。
[DVD(字幕)] 9点(2012-02-06 22:03:39)
5.  会社物語 MEMORIES OF YOU
谷啓さん死去という悲しいニュースを聞いて借りてきた。もう二度とあのジャズ、かっこ良いトロンボーンが聞けないと思うと本当に残念でならない。会社物語という何ともしみじみした内容に私の知っている。今まで見たクレージーキャッツの映画にはない空しさ、笑えるシーンもほとんどなく、何だか寂しい感じが漂う。正直言って楽しい映画ではない。でもこれはこれで有りだと思えるのは、クレージーキャッツのメンバー全員が勢揃いしているということが大きく、メンバー全員の最後の共演作品であるというだけでもファンにとってはありがたい映画である。谷啓さんが亡くなる前に既にハナ肇も植木等ももうこの世にはいない。この世にはいないと言う意味では監督の市川準監督ももう亡くなってしまっている。谷啓さん、天国でハナ肇や植木等といった仲間とこれからも楽しくやってください。ご冥福をお祈りすると共にあなたの存在、一生、忘れることはありません。「釣りバカ」シリーズでの佐々木課長、大好きでした。
[DVD(邦画)] 7点(2010-09-12 12:11:48)(良:1票)
6.  風の輝く朝に
これは香港版「冒険者たち」のような作品だというのが見ていて思ったのと、チョウ・ユンファが良い表情見せる。「冒険者たち」ほどの見ていての面白さは感じられないのと日本人としてやや辛い描かれ方など気になる所もある。しかし、悪い作品ではない。むしろやたら蹴ったり殴ったり、ぶっ壊してばかりのハリウッドアクションよりはずっと良いし、好きです。「風の輝く朝に」というタイトルも好きです。
[ビデオ(字幕)] 7点(2009-09-06 17:30:03)
7.  カイロの紫のバラ 《ネタバレ》 
映画の中の人物がスクリーンの中から出てくるという発想も面白いけど、主人公を演じている本物のスターまでもが駆けつけてくるというのもこれまた面白い。色んな意味で映画ファンの気持ちを逆手に取って見せてしまう上手さ、そして、やはりこの映画はラストのミア・ファローが見せる表情に尽きる。あの表情が良いのである。心から映画に恋しているのが解る。
[ビデオ(字幕)] 8点(2009-03-09 21:08:37)(良:3票)
8.  家族ゲーム 《ネタバレ》 
今ではすっかり駄目監督の烙印を押されてしまっている森田芳光監督ではあるが、この作品は間違いなく森田芳光監督の最高の作品である。おそらくこれを超える程の作品を撮ることなど出来ないと思う。それは何故か?昨今の日本映画には役者の魅力の無さと力量の無さ、個性溢れる俳優、特に脇役でそういう人が少ない。昔の邦画にはそれがある。例えば黒澤、小津映画には三井弘次や中村伸郎が溝口映画には小沢栄が成瀬映画には加東大介が市川崑映画には伊藤雄之助が川島雄三、今村昌平映画には小沢昭一がいるようにそういう俳優がいないからである。この作品は狂気の塊のような作品である。人間の狂気、これがあるからこそこの作品はいつ見ても面白く見ることが出来る。松田優作の家庭教師の狂ってる様、そんな狂気の塊のような人間に対してこれまた周りも皆、どこか狂ってる。何を考えてるのかさえ全く解らない連中だらけの家族、成績も悪ければ運動おんちで喧嘩も弱く、いじめられてばかりの息子、これを演じている宮川一郎太の冷めた表情、家庭教師も教えてもらう側もどちらも常に冷めた空気で充満している。そんな冷めた二人に対してこれまた伊丹十三、由紀さおりの二人もこれまた冷めた空気、二人共人間の狂気を感じることが出来る。劇中一切の音楽を使わないこの作品、音楽が無いことで生まれる緊張感、一人、一人が何を考えてるのか読めないこの空気、緊張感、単なる家族の話なのにこの緊張感は凄まじい。横一列に並んで食事する場面、伊丹十三が目玉焼きをチュウチュウしながら食べている。この場面こそ正しく人間なんて何を考えてるのか誰にも解らないと言っているようである。この映画の成功は何よりもこのキャスティングによるものが大きい。松田優作に伊丹十三というこの二人の個性、若くして亡くなってしまった松田優作と自殺により自らの命を絶った伊丹十三、この二人が今も生きていたら、今でも間違いなく活躍している筈である。そう思うと本当にこの二人の死は日本映画界にとって大きな痛手あることは間違いない。松田優作、伊丹十三にとっても監督の森田芳光にとっても歴史に名を残す傑作であろう!勿論、宮川一郎太にとっても由紀さおりにとってもこの映画に出逢えたことは大きいと思います。いずれにせよ、この映画は狂気の塊による才気溢れる傑作である。
[DVD(邦画)] 9点(2008-11-28 22:12:43)(良:1票)
9.  快盗ルビイ 《ネタバレ》 
小泉今日子の大ファンである友達と観に行きました。小泉今日子の可愛さは永遠のものです。今でもあの時の可愛さ、忘れません。勿論、今でもとても41才(バカボンのパパと同じ歳とはとても思えない。)には見えない可愛さを意地しているところが凄い。そんな小泉今日子の前にただただ言いなりになって泥棒を手伝う三枚目を演じている真田広之だが、見た目は二枚目だが、三枚目を演じる時の方が魅力的であり、そういう役を演じる方が断然、良く見える俳優である。少なくとも「たそがれ清兵衛」のようや役よりも三枚目のどこにでもいそうなサラリーマン風な男を演じる方が私は良いと思う。この作品ははっきり言えば一昔前のアイドル映画であり、けして、傑作とは言えないが、作品全体のいかにも昭和60年代風な感じが同じ時代を生きてきた者としては見ていても楽しい気持ちにさられるのと明から雰囲気を楽しむそんな映画である。この映画を観て映画にも雰囲気というものはとても大切であるということを教えてもらった気がします。
[映画館(邦画)] 8点(2008-08-27 21:55:44)(良:2票)
10.  ガープの世界 《ネタバレ》 
一歩間違えれば、とんでもない作品になっていたと思える。そんな内容だが、そこは監督がジョージ・ロイ・ヒルていうだけあって、なかなかの作品になってます。それと、やっぱり主演のロビン・ウィリアムズの笑顔が印象的で、暗くなりがちな作品を微笑ましい作品にしている。ビートルズの音楽と共に赤ん坊が笑いながら宙を舞う、オープニングは一度観たら絶対に忘れられない程の強烈な印象を残します。
[ビデオ(字幕)] 7点(2005-08-04 22:16:31)
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