2. かもめ食堂
《ネタバレ》 フィンランドの美しい森・自然と穏やかな人間模様を、3名の日本女性と経営する「カモメ食堂」に絡めて、淡々と2時間あまり紹介されたというそんな感じの映画だった。 このように「淡々・穏やか・独特な雰囲気なジャンル」の映画は苦手ではないけれど、その一方で3名の女優の個性が強く気持ちが入っていくことができなかった。 また、映画の季節はおそらく春~夏なのであろうが、冬になれば北欧の気候は厳しいわけで、そのような季節でもこの3名の女性達は同じような気持ちで「かもめ食堂」で働いて行くのかと思ったり、食堂に来るフィンランドの人達が「お箸」を上手に使っていたりと、なんとなく「調子がよくていいとこ取りの映画」であるような、意地の悪い視点でこの映画を見てしまった。 でも、映画に出てくる「おむすび」「鮭の塩焼き」・「豚カツ」は美味しそうでした。 [DVD(邦画)] 6点(2006-12-24 17:16:50) |