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プロフィール
コメント数 330
性別 男性
自己紹介 評価の基準は、自分が何回も見たいと思うことと、他の人にぜひ見てほしいと思うことです。8点以上は、ほぼ全部2回以上見ています。画像の豪華さは評価にあまり関係なく、脚本重視。アニメとコメディに若干甘いかも。それと、昔見た作品を記憶でレビューすることはしていません。原田知世版の時をかける少女は、当時の評価なら10点ですが、今の若い人に見てほしいとは思わないので、レビューしていません。
漫画レビュー始めました。映画と違って、つまらない作品は途中で投げ出すので、基本、面白い作品しかレビューしません。そのため、レビューの平均点は高くなります。

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1.  かがみの孤城
地味なアニメではある。 特に序盤から中盤まで、ダイナミックな絵がないし、これといった事件も起こらない。 お話に期限があると言うが、その期限が来たからどうなるわけでもないし。 だからかなり退屈。 ところが、終盤、とある展開から自分は号泣してしまい、話を追いかけることすら難しくなってしまった。 なんかいろいろと伏線の回収があった気がするんだけど、よくわからない。 過去、心に傷を負ったことのある人なら、この映画は何かしら刺さるはず。 そういった意味で、主人公は中学生だけど、明らかに大人向けの映画。  それにしても泣き過ぎた。 恥ずかしいから、映画館明るくなったらかなり無理してさっさと立ち上がったけど。  <2023/8/11追記> DVDで2回目の鑑賞。またも終盤で号泣してしまったので、10点に変更。 この映画、物語の伏線と回収も多いんだけど、心理描写の伏線と回収がうますぎ。 序盤から中盤にかけて「現実はこんなに甘くないよ」と斜めに見てしまうのに、終盤の怒涛の展開で号泣させられてしまう。 そう、現実じゃなく映画なんだからこれでいいんです。傑作。
[映画館(邦画)] 10点(2023-01-27 19:09:07)
2.  KAPPEI カッペイ
面白そうかな?と思って借りたブルーレイ。 結論から言うと失敗だったかな。  ストーリーの根幹は、粗野な男の純愛ギャグ物語。 自分、そういうのちょっと苦手で。 しかも主人公とその仲間はみんな結構なオッサンなんだけど、好きな女は大学生って、ちょっと無理がある。 まあ、ギャグシーンで笑えるところは結構あるんだけど、純愛部分は気恥ずかしいだけ。  途中、「この人、どっかで聞いた声だな~」って思ってたら、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で三浦義村やってる人だと見ているうちにわかった。 山本耕史ね。こんな情けない役もちゃんとできるんだ。さすが。
[ブルーレイ(邦画)] 5点(2022-10-14 20:20:29)
3.  カメラを止めるな!
この映画、前半40分ほどまで手ブレがひどい。 自分は開始15分ほどですっかり酔ってしまい、その後は目をつぶって時々開けるという方法でなんとか鑑賞を続けた。 40分以降は手ブレもおさまって見られるようになるのだが、「ああ、そういうことね」程度の感想。 仮に全部ちゃんと見たとしても、大して面白くは感じなかったと思う。 手ブレという反則技に象徴されるように、決して志が高い映画ではないから。 「まだ未熟でも新しい才能」を期待して見に行ったけど、「学生の一発ギャグ」を見せられた気分。 ただこの映画、後味がなかなかいい。そこだけは救われた。  でもさあ、「カメラを止めるな」ってやっぱり良くないよ。 「カメラはちゃんと止めて撮りましょう」だよ。
[映画館(邦画)] 4点(2018-09-01 23:11:11)
4.  ガールズ&パンツァー 劇場版
自分の苦手な、アニメの女子高生もの。 TVシリーズももちろん見てないけど、評判立っていることもあって、どんなもんかと思って見てみた。  序盤はやはり拒否感強かった。 想像通り、女子高生しか出てこないし、制服着たまま戦車乗ってるし、戦車降りてもほぼ制服から着替えないし。 萌えアニメ特有の能天気なセリフ回し「だけ」なのにも困った。 TVアニメの影響で、大勢のキャラクターを薄くたくさん出した結果、自分は最後までどのキャラクターにも共感できなかったし。  でも、後半からの試合(戦車の集団白兵戦)には大いに引き込まれた。 ところどころ、戦車の重量を無視した表現には首をかしげたものの、迫力ある効果音にも助けられて、結構「燃えて」見られた。  ただねえ、見終わった後の感覚は、やはり良くはない。 この世界観は、男性しか楽しめないものだし、多くの女性が嫌悪感抱くものだから。 自分はこういう世界に、深入りしたくない。
[DVD(邦画)] 6点(2016-09-29 01:00:23)(良:1票)
5.  借りぐらしのアリエッティ
ぐいぐい引き込まれるストーリーと、魅力的なヒロイン。 これだけで充分に合格点。 クライマックスの盛り上がりに欠けるとか、悪役のキャラ設定が中途半端とか、スレた観客である自分としては、思うことがないわけでもない。 でも、なんとも言いがたい余韻の残る終わり方にも好感を覚えるし、なかなかの佳作。 「子供が小学校に入るか入らないかくらいの時に見せたかったなあ」なんて思った。
[地上波(邦画)] 7点(2014-07-21 02:12:35)
6.  風立ちぬ(2013)
「あー、あの天才・宮崎駿も、トシ食って芸術に逃げちゃったか~」ってのが率直な感想。 物語の終わり方は、なかなか清々しくて悪くない。 でも、そこまでのお話、特に中盤までは退屈で死にそうだった。
[映画館(邦画)] 4点(2013-07-21 19:54:28)
7.  鍵泥棒のメソッド
内田けんじ監督だからという理由で見たので、捻った脚本を期待してしまい、ちょっと拍子抜けしてしまった。 また、この映画の香川照之はミスキャストではないかなあ。 芸達者すぎるというか、このコメディ映画に必要な「どこか間が抜けてる感」がない。 特に、エキストラのバイトのシーンでは、不慣れな仕事をしたときの挙動不審感がなくて笑えない。 「芸達者な香川照之に俳優バイトをやらせるところに面白さを感じさせよう」という意図が見えたけど、「それは楽屋落ちだろ」と思ってしまい、好きになれなかった。 でも、強引な脚本や設定をうまくコメディに昇華させる技法は、さすが内田けんじ監督。
[DVD(邦画)] 6点(2013-07-15 01:59:50)(良:1票)
8.  川の底からこんにちは
不幸な設定、「しょうがない」と「頑張る」の連発、共感できる登場人物の不在。 見た後から考えると、どれも自分の好みじゃない。 普通だったら「そういうのは昭和の日本映画までにしてくれ」って言いたくなるから。 でも、この映画は、そういうところをうまーく笑いとばすシーンが数多くあって、なかなかの愛すべき作品に仕上がってる。 特に社歌のシーンは最高! あまりに最高だったんで、今これを書いていて思ったことが一つ。 最近オンエアされたカロリーメイトのCMの中で、中島みゆきのファイト!っていう歌を満島ひかりが実にうまく歌いあげているんだけど、「このCMで満島ひかりを起用すると決めたエライ人は、この映画を絶対見てるな」って。 この映画の趣旨からちょっと外れちゃうんだけど、「仕事って、いい仕事すると、次はもっといい仕事が向こうからやってくるもんなんだよな~」なんて思った。
[DVD(邦画)] 6点(2013-03-17 16:31:27)(良:1票)
9.  火天の城
お城好きなんで、ちょっと見てみようと思って借りたんだけど... 「安土城は当時世界最高の木造建築技術」とか「天守は軍事施設としては無用の長物」とかの説明が全然ないのはどういうこと? 代わりに、「安土城を建てたのは誰?」「織田信長!」「ブブー、大工(番匠)さん」っていう子供の会話を映画にしたような説明が続く。 いやあ、どう考えても織田信長でしょ。城って天守だけじゃないし。 無理に番匠を持ち上げるのはどうかと思った。そのほかのシーンでも、いろいろと左翼っぽい思想を感じてしまい、ちょっと不愉快だった。
[DVD(邦画)] 3点(2012-11-25 15:50:12)
10.  カイジ2 人生奪回ゲーム
前作で4点しかつけなかったのに、ちょっと興味があって、つい見てしまった。 結果、見て良かった。 この映画の原作の魅力は「自信満々の強者の敵が心理面で揺れだし、壊れていく」というところにあるが、今作ではまさにそこにスポットを当てて作られているから。 逆に、この見所が終わってからの話が長くてダレてしまい、最後のほうはやや残念だった。 もったいないなあ。 それから、この映画オリジナルのゲーム「姫と奴隷」も意外に緊張感あって驚いた。 最近の流行りだと、あのシーンは血しぶきタップリでR15ギリギリまでやりそうなもんだけど、それをやらないで緊張感を出したことに好感を持った。 映画全体の出来としては、終盤の冗長さもあって、傑作とは言えないけど、見所もタップリだし、次作もありそうな出来栄え。 というか、次作があれば映画館で見たいな、と思った。
[DVD(邦画)] 6点(2012-05-20 12:18:04)
11.  ガチ☆ボーイ
かつて、ビートたけしが「「笑わせる」と「笑われる」では天と地ほども違う」と言ったことがある。 この映画の主人公は明らかに「笑われる」レベル。 でも、「学生プロレス」の「学生」だからいいのか? 自分は「プロレス」だから許せない。 学生プロレスだって、4年間で積み上げられるものがあるだろう。 何も積み上げていない主人公には、感情移入できない。
[DVD(邦画)] 2点(2011-05-21 17:29:04)(良:1票)
12.  鴨川ホルモー
和風SF青春コメディ、ってことになるのかな。 って、そんなジャンル今まであったっけ。 設定も変則すぎて、ついていけないシーンが結構あって、ちょっと困った。 例えば「1000年続く神事」が「レナウン娘」とか、説明なしにやられても困る。 それに、鶴光とかパパイヤ鈴木とかの「俳優としては無名な有名人」を端役で出されても話に集中できなくて困る。 とはいえ、途中途中「なんだこりゃー」とツッコミながら楽しく見られるし、青春ものらしく爽やかにまとめてるし、結構好きですね。
[DVD(邦画)] 6点(2011-01-30 17:34:37)
13.  がんばっていきまっしょい(1998)
ノスタルジーに浸れないと見られない映画。 自分にそういう趣味はないので無理だった。 話が間延びしてるから、部員たちがいつまでたっても日焼けしない、筋肉つかない、漕ぎがうまくならない(全身使えてない)とかが、気になって仕方がない。 それと主人公が創部したのに、全然責任感がないのがどうにも許せない。 大勢の人に助けてもらってきたってことが映画上でもちゃんと描写されているのに、なんの感謝も感じない人物像には付いていけない。 点数は、美しい瀬戸内海の風景に対して。 
[DVD(邦画)] 4点(2010-10-31 03:01:19)(良:2票)
14.  カイジ 人生逆転ゲーム
この原作の最初、「限定ジャンケン」編の大ファン。「限定ジャンケン」編は、数多くの亜流心理ゲーム作品を生み出した傑作と言って間違いない。 そう思ってる奴が、お気楽に作られた映画なんか見てはいけないよなあ。わかってはいたんだけど、子供が見たいと言うもんで、つい... 原作が傑作なんだから、それを凝縮して2時間にまとめれば、いい映画になるか?なりません。 そりゃあ、原作の持っている名セリフや名シーンを一部忠実に再現しているから、それらしくは見える。 だけど原作の持っている「自信満々の強者が心理面で揺れだし、壊れていく」という魅力は、全然再現されていない。 逆に、ストーリーに「そんなわけないだろ」とツッコむ場面多し。 天海祐希は、ちょっと可哀想なくらい。ストーリーのおかしい部分をかなり引き受けているから。
[DVD(邦画)] 4点(2010-09-05 18:38:04)
15.  風が強く吹いている
予選会まではかなり楽しめる。 1年生役の主役のランニングフォームがとにかくキレイ。 寮生活も楽しそう。 いろいろと問題もあるけど、一緒に箱根駅伝を目指そうぜ!っていうのは共感できる。 でも予選会以後はなあ... そりゃありえねえだろってツッコミまくるのにもそのうち飽きて、最後の方はかなり眠たくなった。 夢のあるお話に現実の映像入れてしまうっていう撮り方は、マズイんじゃないかなあ。
[DVD(邦画)] 4点(2010-06-13 19:03:28)
16.  ガメラ 大怪獣空中決戦
「ガメラぁーガメラぁー、強いぞガメラ、強いぞガメラ、強いぞガ・メ・ラぁー」 思い出したくもないのに覚えているこの歌。 強くねーんだよ!ただつまんねーんだよ! たぶんガメラ映画を全部見ているが、今作より前の作品は、全部こうツッコんでいた。 父親にせがんで映画館に連れてってもらった帰り道は、こう言われたことがある。 「お前、こんなのが面白いのか?」 この時だけは、本当に父親に悪いことをした、と物凄く後悔した。  そんなわけで、この映画が公開されたと聞いてもただ不愉快なだけだった。 しかし、いくつかの映画評で激賞されているのを知り、ビデオで見てみることに。 まさか、映画館で見なかったことを後悔するとは思わなかった。 特に、東京タワーと怪獣があんなに美しく見えるなんて。  怪獣映画と聞いてワクワクしたことがある人なら、ぜひ見てほしい一作です。
[DVD(邦画)] 8点(2008-03-05 00:41:01)(良:1票)
17.  ガタカ
古くさい設定のSFで、映像やストーリーにも起伏が乏しいので、どうにもノれない。 車椅子くらいでエリートから落ちたって象徴にされてもなあ。 宇宙飛行士は無理でも、頭脳労働なら何の障害もないんじゃ? 近未来なら、なおさら。 ただ俳優さんたちだけは未来っぽかった。邦画じゃちょっとこの雰囲気は難しいだろうなあ。 ところで近未来のエリートは、水泳でもエリートじゃなきゃダメなのかな? 1kmだか10kmだかわからないけど、自分の泳げる限界の半分近くを泳いで、残りの半分は溺れた人を引っ張ってくる。それってオリンピック選手でも厳しいんじゃ?。 車椅子の人も水泳でメダルだったし。
[DVD(吹替)] 4点(2008-02-03 00:10:42)
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