1. 借りぐらしのアリエッティ
《ネタバレ》 ファンタジーなのにワクワクしない。 ワクワクしないファンタジーって感情移入出来なくて視点が冷めてしまうので、うん、そうなんだ、ふーん。で終わってしまう。 過去のジブリのファンタジーの作品と同じく、ワクワクする下地は確かに存在しているけれど、山場においての悪役となる家政婦に主張がなく、何がしたいのかさっぱりわからんまま。 結局感情移入どころか、ヤマと感じることすら出来なかった。 家を出た後にようやく面白くなりそうな片鱗が見られるのだが、そこで物語が終わってしまって消化不良。 題材は面白いので、その後の話を描いていれば、もっともっといい映画になれたのかもしれない。 [DVD(邦画)] 5点(2013-12-14 12:43:20)(良:1票) |
2. ガッチャマン
こういう映画にしないといけない理由でも あったのか? 監督にどっかからの圧力でもあったのか? 作り手のやる気とか愛とかじゃなく、 単なるビジネスとして作られた感じが ありありと伝わってくる映画でした。 出演者もスタッフも、本当は この映画をどう思ってるのか 本音が聞きたい。 2013年にもなって豪華なキャストや映像、 有名過ぎる題材もあって、 しかも大々的に宣伝までして、 こんな映画作ってしまうなんて。 地道に映画監督で頑張ってる人達が見たら泣くよ、 いやほんとに。 [試写会(邦画)] 0点(2013-08-31 12:03:07)(良:5票) |
3. 隠し剣 鬼の爪
同じ原作者で同じ監督なので、どうしても「たそがれ清兵衛」と比較される事が多いようですが、僕は単作としてはいい出来だったように思います。非常に色合いの似た作品ですが、あくまで別作品ですし、ここは単作としての評価をつけておきたいと思います。しかし山田監督は藤沢文学の世界(海坂藩)を巧く表現しますね。前半のきえのエピソードは「鬼の爪」とはまた別の原作を引用しているのですが、後半の「鬼の爪」の話に入ると、前半とのストーリーの繋がりが希薄になってしまっているのが見えてしまい、ちょっと残念でした。もう少し上手く混ぜられると良かったのに・・・。むしろ原作が短いからといって、ここまで無理矢理恋愛ストーリーにせんでもよかったんちゃうかなーとも思います。しかしあの、一瞬の動作でキメてしまう「鬼の爪」は凄い格好いいですね。ホントに一瞬でしたよ一瞬。余談ですが、藤沢文学の必殺剣は地味なん多いです。 [DVD(邦画)] 8点(2008-12-23 06:45:05)(良:1票) |
4. 風が吹くとき
小学生のころ、母親が原作絵本を買ってきて、読み、あまりに恐ろしくて一人でトイレすらいけませんでした。その後母親が今度はビデオ借りてきて、今度はもう一人で風呂にすら入れなくなりました。静かに、ゆるやかに崩壊していく日常生活が強烈です。怖いです。大人になってから見たのですが、見てから3日は立ち直れませんでした。でも、観る者に強烈な衝撃を与えられるホンモノの映画だと思います。 [ビデオ(吹替)] 9点(2006-12-27 22:53:40)(良:1票) |
5. 風の谷のナウシカ
《ネタバレ》 ユパ様がめちゃくちゃ格好いいです。ものすごく壮大な世界観が大好きです。 [ビデオ(邦画)] 8点(2006-12-27 22:27:48) |