1. 河童のクゥと夏休み
《ネタバレ》 いやー、予想外にすごく良かった。存じ上げませんでしたが、クレしんの監督さんなんですね。 犬のおっさんの最後の扱いだけがマイナス。あれは、犬飼ってる人の逆鱗に触れるの分かりそうなものなのに、スタッフに犬好きがいなかったのかなあ? あと河童は川遊びの怖さを子供に教える役割もあるので、かわい過ぎるクゥちゃんはその年代に見せると効果が薄れそう・・・ 人間の嫌な部分が描かれてるからこそ、リアリティがあって良い。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2021-07-23 21:37:25) |
2. 眼下の敵
潜水艦ものって名作が多いよなあ。映画に欠かせない緊張感をたやすく出してくれる。 結構 違和感のあるエンディングだけど、捕虜に対する欧米と日本の考え方の違いなんだろうなあと思う。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-05-30 20:10:41) |
3. 海外特派員
2度目の視聴のはずなのだが 最序盤以外をキレイに忘れていて、何度も同じ映画を初見かのように味わえる自分のアフォさを愛おしく感じた。 あ、レビュー書こうとしたらまた内容忘れた。多分7点ぐらいだったと思う。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-12-30 07:15:07) |
4. 怪物はささやく
《ネタバレ》 雰囲気や俳優の演技はいいんだけど、ストーリーがイマイチ。「親の苦しむ姿を長く見るよりは、死を願ってしまった少年を癒やす」ってだけなら、ちょっと浅いような・・・ シガニー・ウィーバーはノーメイク?を晒して演じ、女優魂を見せた感じ。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-07-30 22:13:39) |
5. ガンヒルの決斗
カーク・ダグラスはかっこよくて、他の俳優の演技もちゃんとしているが、ストーリーはいまいち。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-06-02 14:15:17) |
6. カプリコン・1
映画の面白さとしては6に近い7点、この映画を世に出せたという意義も含めると7に近い8点かなあ。 アポロ11号が月面着陸した(と言われているのが)1969年。アポロ・ソユーズテスト計画(アポロ18号?)が1975年。それから2年後の作品。宇宙開発競争の最中に、こういう映画を出せちゃうのがアメリカの強さかなあと思う。ソ連ではおそらく出せなかった。 当時の状況は知らないが、莫大なコストがかかる宇宙開発に歯止めをかける一助になったりしたんだろうか? とにかく、こういう政府批判・陰謀論みたいな内容の映画を公に出せちゃうというのがすごい。日本でも出せるけど、未だに出せない国って まだたくさんあると思う。そういうのを考えさせられるということで、8点。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2019-05-18 21:52:53)(良:1票) |
7. 顔のない天使
「事件の真相はどうだったのか。マスコミの記事や噂話による思い込みを忘れて、自分が触れ合ったことから判断してみてくれ。」 この映画のテーマの一つは、まさに「言うは易く行うは難し」だと思う。実際、自分が当事者・関係者だったら、どう思うか・行動するかを考えると自信がない。 特に昨今、インターネットでどんどん嘘も撒き散らされる。その中で、真実を見つけるのはますます困難になってきているなあと、改めて考えさせられる。 メル・ギブソンも子役も好演。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2019-04-26 22:45:15) |
8. 快盗ルビイ
《ネタバレ》 初監督作の麻雀放浪記には全く感じないのですが、この作品には イラストで印象的な和田誠さんテイストを非常に感じます。「うまい」という感じは全然無いんだけど、「味があって、ホッとする」みたいな感じ。 「綿密な計画を立てるが、いつも失敗して、何も盗めない」っていうのは原作通りらしいですが、小泉今日子さんを主役にキャスティングして 斜め上の魅力的な作品を作っちゃうっていうのは、和田さんの真骨頂かなと思います。 テンポも丁度いい感じで進んで、飽きが来る前に ちゃんと落として終わってくれるっていう、スタイリッシュな映画でした。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2019-03-28 23:38:00) |
9. カメラを止めるな!
300万円で映画作れって言って これが出てきたら10点だけど、予算関係なく映画そのものの評価としてはこれぐらいかな。 昔は低予算って言うと絵の汚さ・雑さなんかもあったけど、現代の機材ではそんなことは無く 映像はまともだった。(揺れは別にして) この成功を生かして、いい映画を作って欲しいですね。 [地上波(邦画)] 7点(2019-03-11 00:05:22) |
10. 鍵泥棒のメソッド
《ネタバレ》 安易に人殺して盛り上げようって映画が多い中、「人殺さなくてもエンタメは作れるよ」ってメッセージを感じられる映画。 バカバカしいようなシナリオを、豪華役者陣がクソ真面目に演じているのが面白い。役者以外には、あまり予算使ってなさそうなところも、好印象。 あえて難点を上げると、堺雅人はチャランポランは似合わない。大泉洋とかオダギリジョーあたりの方が良かった気がする。広末涼子自体は頑張ってるけど、脚本がちょっと無理っぽい。香川との抱擁シーンのリアリティを出そうとして、やりすぎちゃった感じ。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2019-02-18 23:18:47)(良:1票) |
11. KANO 1931海の向こうの甲子園
途中まで、台湾映画だと気づいていませんでした(汗) 他の方も書いているけど、野球に関係なくメインストーリーにほぼ絡んでいないエピソードがある割に3時間ってのは萎えます。 あれだけ熱心な野球監督が、満塁なのに 投手に「盗塁なんか気にするな」と言ったり、出血があらわになるまで、エースの手豆の状態に気づかないのは不自然。この映画監督が実は野球を詳しく知らなくて、他の話で映画を盛り上げたかったのかも、と考えちゃいます。 あとユニフォームが白過ぎるのが気になりました。新品使うにしたって、少し汚してリアリティ出しましょうよ。 記者だけが最初 人種差別的な発言をしますが、これは当時の多くの日本人観客の気持ちを表しているのかも知れませんね。本国である日本のチームが植民地のチームに負けるのは、かなりの屈辱だったでしょうから。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2019-01-22 23:40:10) |
12. カリートの道
《ネタバレ》 やっぱりパチーノのギャング物はハズレませんねえ。 本人は本気で足を洗おうと思ってるのに、どんどん巻き込まれていく。(まあ裸一貫で出直すんじゃなくて、まず儲けてからってのも悪いんだが) ヒロインもヌード含めて魅力的。 出てくるやつはほぼ全員ワルで、ほぼ全員死ぬ、そして残ったのはまだ生まれてない息子。で、彼もやっぱり・・・なっちゃうんでしょうねえ。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-10-11 23:50:53) |
13. 帰ってきたヒトラー
もちろんドイツでヒトラーはタブー。でもコメディであることを丁寧に繰り返し強調することで、映画として成立させている。 現在の右翼政党が、党首も党員も思想的に薄っぺらいという皮肉も混ぜている。 翻って日本はどうか。A級戦犯はタブーというより 忘れ去られて、若い人中心に知らない人も多そう。 同じようなコメディは興行として成功しないだろうし、作ったとしても必死で上映止める勢力との戦いが辛そう。 二度と戦争を起こさないという点において、現在の両国の違いを考えさせられる。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2018-10-01 00:13:13) |
14. 影なき狙撃者
《ネタバレ》 他の方も書いているけど、分かりにくい。好意的に見れば、「何が起こっているか分からない洗脳状態を表現」とか「説明しないことでサスペンス感を出す」とか言えるかも知れないけど、私には単に監督の説明能力不足だと感じられた。 「トランプ52枚出して洗脳を解く」とか「拘束しないで、狙撃者の電話を待つ」とか、ツッコミ待ちなのか? と思えるほど、粗い脚本。 こんなに分かりにくいのに、最後のオチだけは読めてしまった。しかも「直前まで無意味に大統領候補の頭を狙う」というミスリードのご都合主義。 内容の問題なので、「古いから」という言い訳はあまり通じないと思う。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2018-06-08 08:32:10) |
15. カサブランカ
ボガードかっこいい! バーグマン美しい!。ストーリーはたいしたことはないのですが、主演のお二人があまりにも素晴らしくてこの点数になってしまいました。ストーリー重視の私としては珍しいことです。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2008-03-04 01:00:57) |
16. がんばっていきまっしょい(1998)
コーチがポジティブになっていく過程が不自然。脇役のほうが主役よりかわいい。残念ながら感情移入できず... [CS・衛星(邦画)] 5点(2008-02-16 20:05:43) |
17. ガス燈(1944)
《ネタバレ》 うーん、謎解き的な要素が薄いので楽しめませんでした。殺人犯と結婚してしまうのは、彼女の見る目がなさ過ぎるとも言えるし。 隣のおばさんも最後からんでくるのかと思ったら、全くの野次馬だったし... [CS・衛星(字幕)] 5点(2008-02-12 23:23:22) |
18. 鍵(1959)
平気で悪事をやってのける人達をうまく描いていると思います。当時としては当たり前だったのかもしれませんが、見せないことで高めるエロスというのがうまいです。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2008-02-06 22:54:10) |
19. カッコーの巣の上で
管理されておとなしく従っていることが、果たして本当に生きているということになるのか? という問題について考えるきっかけをくれた映画です。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2008-02-04 23:39:53) |
20. 紙屋悦子の青春
舞台でもなく、ラジオドラマでもなく、小説でもなく、何故映画でこの表現なのかが不明。 その理由が「作った人が映画監督だから」では、観客は納得しない。 [CS・衛星(邦画)] 3点(2008-01-06 21:07:57) |