1. かぐや姫の物語
《ネタバレ》 このサイトへの6年ぶりのレビューがコレ。 物語終盤でヒメと捨丸が自由自在に空を飛んでいるワケだが、 ワイが見てたのはジブリ作品のはずやのに、 なんでいつの間にディズニー映画みたいになっとんのよ。 それと別れの場面で媼の手から離れる時に ヒメが両手を垂れながら後ろ向きに進むあたりも、 なんかのホラー映画みたいになっとるし。 月に召される時のあの軽やかで心地いい音楽がまた哀しげで・・・ MIKADOのアゴにびっくりしたので7点献上。 [地上波(邦画)] 7点(2018-05-19 00:18:23) |
2. 河童のクゥと夏休み
《ネタバレ》 尺が長いかな。もう少し削ってもいいかなと。あと箱の中に密封して息苦しくならないかな。クゥがひとりでつぶやいて川の中へ姿を消すというラストはよかった。釈由美子がかなり前に私はカッパを見たと公言しているので、もしかしたらカッパも実在するかもしれない。一度見たら充分だけど退屈ではないし悪い出来ではない。映画の出来としては6は少し厳しいかもしれないが、個人的にそれほど好きなストーリーではないので6にしておく。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2009-06-19 12:01:11) |
3. 風花(2000)
カエルの声として最後のクレジットに鶴瓶の名前が出ていたのが一番おもしろかったです。前半の1時間過ぎ位までは眠気との戦いでした。小泉今日子も悪くはなかったが、できればあの風俗嬢の役どころは他の女優さんに演じて欲しかった。「風俗嬢」ってイメージじゃないんだよね 小泉さん。 [地上波(邦画)] 4点(2008-01-08 09:38:20) |
4. 風、スローダウン
バブル崩壊頃、島田紳助が描いたレーサーを目指す若者の夢と挫折の青春。今年5月に地上波放映されていたのを初めて観ました。確かに今の時代からすると「熱い」「クサい」「ダサい」「古い」と何拍子か揃ってしまっている昔懐かしい映画、な感じなので いまの10、20代が観たらちょっとウケは悪いかもしれない。自分は紳助好きじゃないけど、ラストは素直にひきつけられましたから、まあまあよかったと思える映画でした。石田靖の演技もよかったですよ。でもメンツからして関西人向け映画だなと思う。あの「スニーカーを・・・」のシメの言葉は、いまではもうクサすぎて使えませんね。ナンバのひっかけ橋の雪印牛乳の看板とか「トムキャット、懐かしいな」という長原のセリフが時代を感じさせます。洋画ばかりじゃなく、たまにはこんな邦画もいいね。 [地上波(邦画)] 7点(2007-09-02 14:45:44) |
5. 花様年華
あるときは、社長秘書として働く女の風景、女の夫が海外に出張に行くため物資が入手しやすく、女が知人のために外国行きのチケットや当時珍しい炊飯器を夫に頼んだり・・・とか風邪気味なのでしるこを作ったよ、とか男が書き物をするので、キミ手伝ってくれないか・・と女に頼んだり、男(チャウ)を相手に女が不倫している夫を問い詰める練習をしたりと、このふたりの「不倫とは言い難い」日常が、印象にも残らないような日常のエピソードが淡々と続くのみである。映像美だけを追求した画面の中で、このふたりの日常(密会)をただただ客観的に眺める映画・・・・でしょうか。節度を持った紳士と淑女のお付き合いをながめるだけの作品です。この映画にとってはストーリーなど、おまけにすぎないと思います。あえていうなら、この映画の見所はヒロインのチャイナドレスです。いったい何種類ものコレクションがあるんだろう、と思うぐらい彼女が登場するたび毎回違うチャイナドレスなのでした。監督が自分の表現したいものを自分の思うがまま映画にしただけ。好き嫌いが分かれる作品だと思いますが、個人的にはダメでしたね。1回見たらもう2回目は見たくないという映画でした。 [ビデオ(字幕)] 3点(2007-07-31 16:24:55) |