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1.  帰ってきた若大将 《ネタバレ》 
青大将が手紙を追っかけることの馬鹿馬鹿しさと、すぐに懐かポケットに入れればいいのに手に持って感慨に耽っている間に誰かに奪われてしまうもどかしさ。そんなあほらしい場面が何度も描写されているこの映画はなんなんだろう。チープを通り越して苦笑してしまうような映画。加山雄三と田中邦衛のいつものやりとりを生温かく見守る懐の広さがなければ、見てもほとんど面白くはないだろう。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2015-10-02 14:03:44)
2.  かぐや姫の物語 《ネタバレ》 
独特の和の雰囲気が良くて惹き込まれますね。個人的には、かぐや姫よりもおじいさん・おばあさんの方に感情移入してしまいました。かぐや姫はあくまでも異質な存在なので、「普通の人」であるおじいさん・おばあさんの視点の方が理解し易い。最後の別れのシーンではウルッときました。分かっていてもカタルシスを喚起します。対して、原作にはいないはずの捨丸の存在はどうなんだろう。話がやや現代風の俗っぽさを帯びてしまったように感じられました。
[地上波(邦画)] 6点(2015-09-27 01:24:07)
3.  風立ちぬ(2013)
あれ、これで終わり?というあっけなさがありました。過度な装飾がされていないという意味ではいいのかもしれないけど、アニメとしてはちょっと物足りないような気がします。その分ストーリーに深みがあるのかと言えば、自分にはどこに見所を置いていいのか見極められず、ただ淡々と進むのを眺めるだけになってしまいました。ひょっとして『分かる人には分かる』ストーリーなのかもしれませんが、自分は乗れませんでしたね。
[地上波(邦画)] 5点(2015-04-21 13:47:55)
4.  カムイの剣 《ネタバレ》 
確かに話は荒唐無稽です。江戸時代の忍者と僧侶が財宝求めてアメリカまで行くとか違和感ありまくり。しかも外国人が普通に日本語で通じているように見えるのは、アニメのお約束として仕方が無いのか。 しかしそうは言っても、良い所もかなり多い。2時間ちょいにしては、話が非常に詰め込まれている。次々に話が展開していき、見ていて飽きない。 そして何より音楽と戦闘シーン。スタイリッシュでカッコ良かった。
[インターネット(字幕)] 6点(2015-01-07 00:59:58)
5.  風の大陸
そもそもあの3人は何のために旅をしているのかよく分からないまま話が進む。原作が別にあって、これは単なる1エピソードってことなのだろうか。それにしてもあっさりし過ぎていて、この映画単体で楽しめるようなものはほとんどない。
[インターネット(字幕)] 4点(2014-08-21 17:10:06)
6.  ガリバー旅行記(2010)
下品なギャグが多くてちょっと引くけど、まあ悪くはない。
[地上波(吹替)] 5点(2014-07-11 13:59:15)
7.  GANTZ:PERFECT ANSWER
原作からの切り張り感が半端なくて、これはどうかな~と思ってみていたけど、最後のオチでやられました。この作品にとてもあっているし、このオチだけで観た甲斐はありました。
[地上波(邦画)] 6点(2014-05-16 13:10:05)
8.  GANTZ
漫画原作の実写映画化にしては、思ったより違和感なく再現できていたという印象。独特の不気味さは、いい意味で惹き込まれる。後半になるにつれ原作との改変度合いが増してきたので、原作既読でも興味を持って見ることが出来た。
[地上波(邦画)] 6点(2014-05-15 13:01:33)
9.  鍵泥棒のメソッド
各役者の演技が非常に良いし、先の読めないストーリーも非常に面白い。邦画でここまで面白いと感じたのは久し振りな気がする。
[地上波(吹替)] 8点(2014-02-22 17:07:58)(良:1票)
10.  カイジ2 人生奪回ゲーム
利根川がかっこ良すぎ。前作見た感じだと、今作がこんな風になるとは思ってなかった。内容に関しては、逆転の面白さが随所に出ていて良かった。藤原竜也のウザ過ぎる演技もあまり気にならなかった。
[地上波(邦画)] 7点(2012-12-14 14:38:10)
11.  借りぐらしのアリエッティ
小さく纏まっているが良作な印象。あの小人の生活には相当な無理を感じるけど、所々に微妙なリアリティがあって、つい見入ってしまう。
[地上波(邦画)] 6点(2011-12-16 23:29:08)
12.  カイジ 人生逆転ゲーム
アニメと較べると明らかに劣化しているが、それでもそこそこ面白い。藤原竜也の演技がわざとらし過ぎるのは嫌だった。
[地上波(邦画)] 6点(2011-11-15 14:14:32)
13.  母べえ
ひとひとつのシーンは良いのですが、全体を通じて感動するには至りませんでした。戦時中にしては、みんな小奇麗だしそれなりの贅沢もしているように見えましたが、当時はこんなものだったのでしょうか。
[地上波(邦画)] 5点(2010-09-10 14:11:49)
14.  崖の上のポニョ
良い所と悪い所がハッキリしています。良かったのは、アニメーションの面白さ。悪かったのは、支離滅裂なストーリー展開。それと、声優の下手さと、どことなくディズニーっぽい?ポニョのお母さん。宮崎アニメの中では個人的に最低ランクの評価です。
[地上波(邦画)] 5点(2010-02-24 14:57:25)
15.  隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS
良く言えば分かり易く、悪く言えば幼稚なお話しでした。いくつかのシーンには迫力があり、個人的には思ったよりも悪く無い印象です。
[地上波(邦画)] 5点(2010-02-09 12:47:13)(良:1票)
16.  風が吹くとき
20年前の学生当時に観たときは強く印象に残っていました。久しぶりにテレビで改めて視聴しましたが、重い内容をコミカルな絵で描かれておりとても印象深い作品だと思います。20年前は単純に、イギリス人はそんなに核兵器について無知なのかな?と思いましたが、今改めて見ると、話の中では核兵器に対する正しい知識と間違った知識が(意図的に)混在しており、よく考えてみれば自分自身もそれらのハッキリとした線引きができないことを自覚してしまいます。おそらく私自身も劇中の夫婦と50歩100歩の認識しか無いような気がしてなりません。核兵器に対する意識の喚起という意味においては、とても効果的な作品であると思いました。
[CS・衛星(吹替)] 7点(2009-09-03 13:45:56)
17.  風の谷のナウシカ 《ネタバレ》 
これだけの世界観を創り上げたことが素晴しいです。 テーマ性が強い作品ですが、単純に善悪の価値基準で表現されているわけではないように思います。その証拠に、主人公のナウシカでさえ父親が殺された復讐心から敵兵を次々と惨殺するシーンが描かれています。むしろ、自然=偉大なもの、人間=自然に抗えない小さなものと表現したかったのではないでしょうか。 そんな小さな人間であっても、登場人物たちの意志の強さと行動力には魅力を感じます。悪役であるはずのクシャナやペジテの人達も、自らの考える正義のために行動しており、また実に人間臭く描かれています。 そうした中で最後にナウシカが見せた奇跡は、人類の置かれた境遇を考えれば一時的に谷を救っただけに留まるのですが、小さな人間が意思の力でもたらしたひとつの結果として、実に感動させられるものでした。
[地上波(邦画)] 9点(2008-07-02 15:16:07)
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