1. 家族はつらいよ2
《ネタバレ》 「妻よ薔薇のように 家族はつらいよ3」の劇場公開に合わせて実施される宣伝含めた、恒例の前作TV放映にて視聴。なんと金曜平日の昼のTV地上波と、夕方6時半からのBSでの1日2回放映。2回とも観ました。 講談社文庫「家族はつらいよ2」原作本は読んでいて筋は頭にはいっていたので、セリフやショートコント的なシーンを楽しんだ。独居老人の孤独死や高齢者ドライバーによる重大死亡事故など、社会問題化しているテーマを縦糸に、今どき珍しい3世帯同居家族のドタバタを横糸にして織りなすコメディ。あいかわらずの小ネタが楽しかった。海外旅行にゆくおばあちゃん(吉行和子)は空港まで友人の車に同乗させてもらいます。ピックアップしてくれた友人は、運転する孫を「慶応ですの」とさり気なく紹介する。日大や早稲田や東大じゃなく慶応なのか?とセリフにツッコミを入れたくなる。ラスト間際、斎場で葬儀屋から渡された三角頭巾を自分に装着する西村雅彦さんのお約束。山田監督は「男はつらいよ」の新しいプロットがいまでも思いついたりするので困るとのこと。それをこの家族の家のリビングで巻き起こるコントに転換しているのかもな~と思いながら観てました。 [地上波(邦画)] 8点(2018-06-11 18:23:09) |
2. 家族はつらいよ
お約束の「家族はつらいよ2」の公開にあったっての前作TV 放映ってので観ました。ベタだけど笑いっぱなし。山田洋次著 「映画をつくる」1978年刊 国民文庫(絶版)のなかで印象深い部分: 労組の偉いさん達と話をしていると、「普段は、気楽に観られる コメディ映画しかみないよ~、疲れ取れるしね」と聞いて 膝カックン状態だったてのがありました。 山田監督ってのはやっぱりコメディ作りたい方なんだな~と思います。 一緒に観てた妻と長男、ほとんど無反応。やはりツボが異なるようです。 橋爪功には感情移入し辛いものね。 日野の市民ホール、たまプラーザの町並みとか近場に数年すごした こともあり懐かしい風景でした。 要所で出てくる狂言回し的な犬のトトは、小津安二郎監督の名前ボケで オズの魔法使いの主役ドロシーの愛犬から来てるというのは長男の指摘 でした。賛否ある小ネタの仕込みも暖かい目で見てあげてもいいような わるいような。(^_^;) [地上波(邦画)] 8点(2017-07-18 20:11:17) |
3. カケラ
いいです。中村映里子がスゴく。満島ひかりの場合、脇役で主役食っちゃう パターンが多かったのに、今回逆でした。サラリーマンらでギュウギュウ詰め 狭い焼き鳥屋のなかで、別れようにも別れられないぐずぐずのオトコとの関係 をなじりながらも、彼女(満島)への恋慕の情を絶叫するシーン最高!! [DVD(邦画)] 9点(2012-04-15 22:55:52) |
4. かもめ食堂
ムーミン ガッチャマン 幻のコーヒー 森 きのこ 港 猫を抱く爺 プール 鮭 おにぎり などなど体言止め満載な映画でした。 [地上波(邦画)] 6点(2012-01-30 19:22:49) |
5. 回路
《ネタバレ》 面白かったけどなんか点数低いね~。アニメ「電脳コイル」ってこの映画にインスパイアされてできたんだろねきっと。廃墟から港にたどりついてモーターボートで逃げるってのは「復活の日」の多岐川裕美(看護師役)みたいでなんだか懐かしい映像でした。 [DVD(邦画)] 7点(2012-01-29 22:46:08) |
6. 壁男
諸星大二郎作品を実写化してくれたという点に謝意を込めて3点献上。それ以外はダメダメでした。原作にあるバリバリと人型に壁がワレて人間を押しつぶすというエピソードなど題名が壁男なんだから壁男を主人公にしてくれなきゃ。都市伝説を追う深夜枠TV番組の女レポーターの話じゃ、つまらな過ぎます。(泣 [DVD(邦画)] 3点(2012-01-09 16:50:26) |
7. 川の底からこんにちは
満島ひかり目当てで観ました。重すぎるくらいシリアスな立ち位置(宿命とか逆境とか)にいながらも、ふっ、と抜いたような、悟ったような安堵感を、自然な表情で瞬間見せる。そんなところに惹かれてまた見たくなってしまう。今回はコメディだったんで、それが、ちょっとしか、垣間見れなかったのが残念。 [DVD(邦画)] 5点(2011-08-15 21:26:59) |