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プロフィール
コメント数 300
性別 女性
自己紹介 観た映画は皆レビューするのを目標にこつこつ投稿してます。レビューするほど覚えてないものも沢山あるけど。海外暮らしなので近年観てるものは字幕なし、又は英語+英語字幕が主な鑑賞環境です。ケーブルでまたWOWOW配信してくれないかなあ。

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1.  カンフー・パンダ
カンフー=中国=パンダっていう笑うしかない超安直な発想も、子供に安心して見せられる王道ストーリーも、コメディのノリも嫌いではありません。映像は流石だし、それぞれのキャラもよく出来ています(ポーの顔は苦手ですが、案外気にならずに観れました)。しかしなあ、もう散々皆さんが言ってますが、肝心の主人公のポーが強くなっていく過程が短すぎるのが非常に残念。ここをじっくり見せないと物語全体に説得性がなくなっちゃいます。ここがしっかりしてたら「マダガスカルから一歩進んだなあ」という評価もできたのですが・・・。ま、ドリームワークスのアニメは技術が先走ってる感じがあり、まだまだ発達途上だと思うので、今後に期待してます。もっと改良を重ねてがんがんディズニー、ピクサーと張り合って欲しいです。
[レーザーディスク(字幕なし「原語」)] 6点(2009-05-13 13:53:20)(良:1票)
2.  ガーフィールド
コミック(原作)・アニメを知らずとも楽しめた。でも、子供にみせたい人とか、動物ものが特に好きな人以外にはちょっと厳しいかもなあ。。。ストーリーは極めてありきたりだが、CGキャラのガーフィールドとリアル犬オーディの掛け合い(?)は中々見もの。ガーフィールドのキャラは好き嫌い分かれそうだけど(私は好き)、オーディはとにかくかわいい。ドアの外で寝るガーフィールドにオーディが出てきて寄り添い、あごをガーフィールドの背中に乗せると、ガーフィールドが同情は要らねえ、とばかりにすげなく立ち去ってオーディがあごを落としてしまう、このシーンなんか、もうきゃいんきゃいん。全く合成くさくないし(笑)。また、この直前に家を追い出されたガーフィールドがNew York State of mindの替え歌New dog state of mindを歌うんだが、くぅ~ビリー・ジョエル好きなんで、点が甘くなってしまいそうだわ。子供も気に入ってるし、CG+実写の動物ものとしてはかなりいけてる方…だが、中身のあまりない軽い作品なので、他レビュー作品との比較も考慮して(ビリー・ジョエルで+1にしたいところ、涙を飲んで)6点。
[DVD(字幕なし「原語」)] 6点(2009-05-07 18:47:00)
3.  ガタカ
冷たい社会の中で、自身のレーゾンデートルを希求する青年を描いた秀作。あのような「優生思想」「選民社会」は、学者の精子などが既に実際に売買されている現実を見れば、有り得ないと笑い飛ばせるものではないのではないか。「不適格者」である主人公ヴィンセントの、他人に成りすまし、身体的欠陥を訓練で補ってまで夢を手に入れようとするひたむきさには心打たれた。ユージーンの行動で結末はハッピーエンドとは言えないが、ヴィンセント側の未来に余韻を残している。金属的なガダカ社や夕焼け、夜間の水泳シーンなどの映像美は素晴らしい。気の毒なのはあれだけの好演をしながらも、ジュード・ロウに食われたとされる主演のイーサン・フォーク。イーサンが悪いのではなく、元々ストーリー中でのユージーンのキャラ立ちが大きかったところに、あんな濃くってあんなイケメンなジュードを持ってきての結果だと思う。私もジュードの存在感は大きかったと思うけれど、イーサンの好演をもっと評価したい。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2009-03-24 13:23:53)
4.  風の谷のナウシカ 《ネタバレ》 
何度か観てるけど、世間の高評価とあわせ、なんともおいてけぼり感の強い作品です。一応面白いことは面白いんですが、肝心?のメッセージが今ひとつ伝わってこないというか、胸に響かないというか。しかも「メッセージ性の強い作品なんだろうな」いうことは感じるので厄介です。筋も大体は解るんですが、オババの語る伝説に合わせてナウシカが生き返る?とこが…本当に生き返ったのか、伝説をナウシカに重ねて幻想を見せてるだけなのかがよく解んなくって、ラストで感動より、思いっきり置いてけぼりでした。あと、ナウシカの幼少期のトラウマの場面もわかり難くて。初見の時すでに世評が固まってたので、期待しすぎたのもあったんでしょうが・・・。なんとなく、私にとっては、深遠なテーマを入れた感動物であるより、小国のお姫様が大国の侵略に立ち向かう活劇だけの、もっと単純な作品だった方が良かったように思えました。
[地上波(邦画)] 5点(2009-03-23 13:23:22)
5.  課長 島耕作
キャスティングした人、きっと原作が嫌いなんだよ。
[地上波(邦画)] 1点(2009-03-17 13:19:46)
6.  河(1997)
だいぶ前に偶然、WOWOWかなんかで観たんだが・・・暗かった・・・。台湾のイメージ悪くなったぞ~。終始首を捻じ曲げ、発する言葉も少ない主人公が薄気味悪い。多分、台北の街の薄汚れた部分とか、家族の崩壊とか、そういうのを見せたかったっていうのはなんとなく解るんだけど、結局何が言いたいのか解らず、モヤモヤした。暗いホモサウナで相手を息子と知らず睦む父親とか、愛人(と思われる男性)と気だるくAVを鑑賞している母親とか、かなりショッキングな(はずの)親の性を描いている部分も、妙に乾いたような撮り方。でも作品全体は、なにかが滞留してるようなどよんとした感じ。極端に説明がないのはわざとなんだろうが、こっちとしては訳の解らないまま、結末らしい結末もなく映画は終わる。解らないのに、気だけはどっと滅入った。解釈できない私の頭が悪いのだろうか?印象度だけ言えば高い。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2009-03-11 13:13:38)
7.  カジュアリティーズ
以前、偶然TVで深夜放映していたのを観たのだが、凄い衝撃を受けた。犠牲者の少女の怯えよう、痛々しさはトラウマになるほど。それだけ米兵の蛮行が浮き彫りになる。レイプされるシーンもそうだが、戦場を連れまわされて衰弱し、助けを求めてふらふらと出て行き撃たれる最期に至っては目を覆いたくなった。全く言葉の通じないまま少女を励まそうとする、主人公のもどかしさが痛いほど伝わってくる。後から実話ものと知り、戦慄さえ覚えた。本作はベトナム戦争ものの中では、評価があまりよくないようである。これは救いのない悲惨さ・後味の悪さとマイケル・J・フォックスがミスキャスト、ということによるようだが、私は非常に優れた反戦映画だと思う。メッセージ性だけで言えば、プラトーンやフル・メタル・ジャケットをも上回るのではないだろうか。個人的にはマイケルの熱演は印象的だったし、ショーン・ペンの非道ぶりも秀逸だった。何といっても凄いのは、あの少女を演じたベトナム人の女優だが・・・。ラストはベトナム人留学生の言葉で一応救いあるものとなっている。確かにキツい映画だし、何度も観たいとは思わないが。
[地上波(吹替)] 8点(2009-02-27 13:32:21)(良:1票)
8.  カーラの結婚宣言
これは「障害者が一生懸命頑張ってるのを見せます」的映画ではなく、若い障害者の恋愛と家族との絆をもっとさらりと描いたもののように思う。だからちょっとこの邦題は見苦しい。主人公もお金持ちのお嬢さんでしょ?もっと「それっぽく」するなら、貧乏にして苦労させるはずだから(笑)。「障害」に対するメッセージ性がないとは言わないが、もっと軽い青春物として楽しんだ方がいい。JルイスもGリビシも上手。
[映画館(字幕なし「原語」)] 6点(2008-12-23 15:20:39)
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