1. カスリコ
《ネタバレ》 昭和40年代を舞台にした、好き勝手に生きる男たちの激しく濃い人情ドラマ。 こんな連中が身内にいたら、いろいろ大変だけど、憎めない。 モノクロの画面と、抑えた演出が心地良い作品でした。 [映画館(邦画)] 8点(2019-06-25 15:43:04) |
2. 渇き。(2014)
《ネタバレ》 中島監督、滑った…っていう感じでしょうか。原作未読ですが、ラストの雪の中の下りが蛇足すぎて飽きました。 [DVD(邦画)] 5点(2019-02-24 08:55:22) |
3. KANO 1931海の向こうの甲子園
《ネタバレ》 3時間という長丁場。緻密な構成というわけでもなく、だれる部分もないではないけれど、素敵な時間が過ごせる作品でした。 夢を持つこと、夢に向かって努力すること、そしてそれは人種に関係ないこと。 球児たちを演じた俳優たちが、みんな素晴らしかった。 星一徹みたいな長瀬正敏も、良かった。 歴史にちょっと嘘をついて、農業用水の完成年をずらしたりしているけれど、それもテーマを際立たせるためなら良いかと。 1931年には満州事変があり、日本は世界戦争へと転げ落ちて行った。 その一方で、こんな事実があったことをこの映画のおかげで知る事が出来ました。 [映画館(字幕)] 9点(2015-02-21 22:46:32) |
4. ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
《ネタバレ》 笑った!燃えた!ジーンときた! お気軽、お気楽に見られる一作でありました。宇宙開発の初期に、銀河の果てに消えて行ったライカ犬の消息が判明したことだけでも、鑑賞する価値があったってもんです。アライグマの寝癖とか、濡れてペッタリとかちょっと卑怯な動物ギャグや、決めるとこで決まる懐メロ、『フットルース』ネタ…素敵に下らない!! [映画館(字幕)] 9点(2014-09-15 08:32:55) |
5. 風立ちぬ(2013)
《ネタバレ》 一つの目的にまっすぐ進んでゆく男と、彼を愛した女の物語。 ふたりのあまりなピュアな心の結び付きは、時としてハードボイルド。 その昔、妻の出産のためにTV番組の収録を休みにしたタレントがいて、 それが妻と子供を大事にしている美談のように伝えられたが、 親が死んでも笑って舞台に立つのがプロフェッショナルのはず。 そんなぬるい美談の対極にあるようなラブストーリーだ。素晴らしい。 [映画館(邦画)] 9点(2013-09-04 00:42:18)(良:2票) |