1. 風の視線
《ネタバレ》 松本清張というと、推理小説のイメージを大きく持ってしまっていたが、そういえば歴史小説から、純文学まで幅広い作品を書いていたのを思い出した。しかし、こういった三角関係以上の複雑に絡まらせたメロドラマは初めてだった。役者は、当時の看板、ベテラン役者に、岩下志麻の若手、演技、演出は良いですが、なにぶん古い映画なもので、時代的にしっくりこなかったのが残念。松本清張のカメオが結構頑張っていたのが関係無いが面白い。 [DVD(邦画)] 5点(2013-11-18 22:51:03) |
2. 風立ちぬ(1954)
《ネタバレ》 ちょっと古い映画なので、設定などは補正してみなければ。結核が今よりずっと難しい時代の話ですが、原作、俳優さんがたいした物ですが、脚本、脚色と配役に失敗した感じです。本編の結核のヒロインと恋人の副編として、親と叔母の結婚話も進行するのだが、この脚本がなんか薄くなって、残念な結果です。また、全体として、細かい場面の演出も弱い感じが否めません。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2013-10-13 20:06:22) |
3. ガンヒルの決斗
ストーリーに半分、カークダグラスに後の半分点数を付けられる。それくらい、カークダグラスは渋かった。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2013-09-29 21:14:24) |
4. 髪結いの亭主
あぁ。俺って、自分の求める愛なんて今まで知らなかった、形はどうであれ人生というものの琴線にも振れてなかったなんてこぼしたくなる映画だ。 [DVD(字幕)] 8点(2013-09-17 21:35:36) |
5. 学校Ⅲ
《ネタバレ》 学校というと、職業訓練校を思いつかなかった、それ故、始まって少し意外だった。自分も、中途解雇されたことがあるが、職業訓練校に行く機会があったのに行かずに、自分で試験勉強したのは、これを観て失敗だったかもと思ったり。それと、子どもをハンデにするのに、自閉症を安易に使わないで欲しかったというのが、当事者からの思いです。それだけで、本当は大変すぎる事なのですから。まあ、佳作ですが、詰め込みすぎかな。 [DVD(邦画)] 8点(2013-06-06 00:35:43) |
6. 学校Ⅱ
今回は二度目だと思うが、内容をすっかり忘れていた。養護学校と関わっていた自分としては、感慨ひとしお。役者さんのすばらしい演技はもとより、先生サイドの思いも共感でき、良かったかなと思う。 [DVD(邦画)] 7点(2013-06-04 23:08:05) |
7. カラスの親指
《ネタバレ》 原作が泣いている。いろいろなところに、がんばった後はあると思うのですが、尺が長いのでたるむのや、村上ショージの他の役者とのセリフの違和感がどうも無理でした。しかし、伏線をちりばめて、回収、最期の騙された感はいいかなと思ったですが。 [DVD(邦画)] 6点(2013-06-01 22:11:50) |
8. 鍵泥棒のメソッド
内田監督の作品は裏切らないな。ある一定以上の面白さがある。キャラのたちかた、思っていた通りのシナリオの裏切り方、なんか、はまったようです。 [DVD(邦画)] 8点(2013-05-27 21:35:22) |
9. 神様のくれた赤ん坊
《ネタバレ》 いや、あまり期待せずに観たのだが、なんか、当たりを引いた感じだ。ロードムービーだけに、行く先のイベントが平凡ながら、人々や台詞回しや、演出の巧みさがうまくあきさせないものだった。それと出演者が癖のある方も多い中、あまりくどくみせないのもなんか良い。最初の桃井の妊娠のはなし、端役のセリフなどで分かってたのだが、伏線を回収して、一応のハッピーエンドに持って行ったのも好感か。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2013-05-16 03:08:56) |
10. 風と共に去りぬ
《ネタバレ》 昔のソースを、インターミッションもなにもなしに4時間ぶっ通しで観ました。スカーレットは鼻につくが、こんなヒロインも物語してはありと思えてくるから不思議なものです、そうすると、俄然おもしろくなります。ノンストップで観て、最後のタラへ、で終わると印象に残って仕方がありません。 [ビデオ(字幕)] 8点(2013-02-28 20:33:22) |
11. カッコーの巣の上で
《ネタバレ》 実はジャック・ニコルソンすら入ってこなければ、何も変わらないはずの病院。自分が異端としりながら本当に変革をもたらす気だったのか、なれの果ては自分をも失うと。 チーフの方が飛び立つ、あれが本当は結果だったんでは。 [DVD(字幕)] 7点(2013-02-27 21:42:17) |
12. 崖っぷちの男
《ネタバレ》 別作品のかげに隠れて、ノーマークでした。やっぱり、みなさんかかれたとおり「ザ・リッジ」か?「フォーン・ブース」かと、思わせてこちらに目を引きつけつつ、裏でスパイものさながらの強盗。それに、過去の因縁やもろもろ、ちょっと自分には詰め込みすぎで、いろいろと突っ込みたい部分が多い脚本になってますが、まあ楽しめるのでそれはそれでOKですよね。大作でないけど、結構良かったと思います。 [DVD(字幕)] 7点(2013-02-01 20:21:28) |
13. 歓喜の歌
《ネタバレ》 大晦日に何となく観てみた、元の落語噺は知らないが映画化される位だから、面白いのだろうと思う。落語原作と言えば幕末太陽傳なんて名作があるが、これは残念なことに映画の脚本に足るまでに話が膨らまし切れていないと思った。 役者はそう、うまい人、くせ者から落語家本人までそ、そうとうの方がでられて、家庭、職場、色々な関係を絡めているが多すぎて書き切れていないので薄く思えてしまう、小林薫さんなんてくせ者を主人公にして、肝心のダブルブッキングの騒動をもっとメインに濃く書いて欲しかった。そして最後の歓喜の歌を頂点に感動できなかった・・・・ しかし、そんなにすさむ話ではないし、ドラマ+αと考えればわるくはないのかも。 [DVD(邦画)] 5点(2012-12-31 19:52:43) |
14. カルメン故郷に帰る
山田監督100選で鑑賞。初の国産カラー(これは、当時の感度が悪いフィルムで良く撮れている)、木下監督と高峰さんの変わった喜劇(?)、当時はすごかったんだろうけど。名作となり得るような物は見出せないです・・・ [地上波(邦画)] 5点(2012-12-18 20:34:19) |