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1.  借りぐらしのアリエッティ 《ネタバレ》 
小人の少女アリエッティと心臓の手術を控えて療養中の少年翔との出会いと別れ。 ただそれだけの物語だけど、二人がピュアだから心が洗われるような気持ちで見ていました。 神木君の声は優し気で誠実そうで、一見ひ弱だけど賢くて行動力もある翔にピッタリでした。 志田未来ちゃんの声も、意志が強くて真っ直ぐなアリエッティにハマってました。  借りぐらしの生活の描写が面白かったです。何でも自作出来そうだけど、砂糖やティッシュやビスケットは借りてくる。 まぁ、お手伝いのハルさんが言ったように、借りると言うか盗んではいるんですが、人間にとってはほんの微量なもので盗まれたうちに入らないので、それくらいいいかなという程度。 それにしても、本当に「借り」や外出は小人にとって命がけの大冒険。 人間だけでなく、小動物や鳥など外敵もいっぱい。 「君たちは絶滅危惧種だ」という翔に対して「私たちは滅んだりしない」と毅然と声を張るアリエッティ。  アリエッティは、危険ではない人間もいると知ったし、翔もアリエッティと出会ったことで生きる希望を持つ。 小人と人間だけど、心が通い合うことは出来る。 これは、例えば人種や性別や何か他の違いがあったとしても、絆は結べるということでもあるのでしょうか。 個人的には、二人が恋人同士になってもおかしくないと思うけど、この作品はそういうことも無く、人間に見られた一家は引越を余儀なくされるのみ。  ハルさんの行動も、何故そうしたのか、一家を捕まえたらどうしたかったのか分からないので、登場人物の中でただ一人の悪役としか思えないまま。 あの素晴らしドールハウスも、使ったのがキッチンだけじゃもったいない。 引越前に、あのドールハウスで皆でお別れパーティーとか、そういうの見たかったなと思いました。  淡々とし過ぎてて物足りないのは確かですが、奇麗な画とアリエッティが可愛いのと、神木君と志田ちゃんの声が良かったので見て良かったです。
[地上波(邦画)] 7点(2020-09-20 21:59:28)(良:2票)
2.  ガス燈(1944) 《ネタバレ》 
今でも十分通用するストーリーと構成で、最後まで集中して見れました。 溌溂としていたポーラが、グレゴリーの策略によってどんどん病んだようになっていきます。 あまりにポーラが受動的なので見ててイライラしましたが、洗脳の怖さを十分に感じました。 情報の遮断、友人知人と接触させない、妄想や幻聴と思うように仕向け自分の正気を疑わせる、やることは今も昔も同じですね。 イングリットバーグマンがとても美しく、細いウエストを強調するドレスも素敵でした。 タイトルの「ガス燈」が効いてます。
[CS・衛星(吹替)] 6点(2020-08-22 20:18:36)
3.  彼らが本気で編むときは、 《ネタバレ》 
まず、冒頭の部屋の中に下がった洗濯物で、だらしない雰囲気が出ています。 ブラジャーの干し方、下着とストッキングを一緒に洗ってるみたいなところ。 そして、それを取り込んでたたみ、コンビニおにぎりを食べる少女。 保護者としての「母」の不在を感じさせる巧い導入だと思います。  母性とは?普通とは?子どもの幸せとは? ここには、いろいろなタイプの母親が出てきて見ている人に投げかけます。 産んだだけで母親になれるのか。 心が母性に溢れてるのに、トランスジェンダーだからといって母親になれないのか。  子どもをありのまま受け入れ守るリンコの母親と、反対に自分の価値観以外認めず子供を追いつめる同級生の母親。 成長したリンコを見れば、揺るぎない拠り所さえあれば強く生きていけると思われます。 同級生の人生は、この先多難だろうけど、きっとトモやリンコが力になってくれると信じたいです。  生田斗真のリンコは、本当に絶妙な人物像を演じてました。 綺麗だけど、パっと見て女性ではないなとわかる人。 お化粧してワンピース着たら女性にしか見えないような人では、この物語は成立しません。 服装センスも微妙にダサくて上手いと思いました。 優しい心根が伝わってくるような話し方や佇まいが素敵なので、ちょっと作り過ぎで鼻につくところもありますが、余り気にならずに見れました。  編み物が重要なアイテムになってるのも良かったです。 リンコにとっては母からの愛情の象徴であり、トモの母ヒロミにとっては忌まわしい母の呪い。 登場人物一人一人の、環境や背景が想像できるようなセリフや人物造形が見事だなと思いながら見ていました。  演技が上手な役者ばかりで安定感がありましたが、一番良かったのはトモ役の柿原りんかちゃんです。 大人びて見えるけど、諦めてたくさん我慢しているから。 ボキャブラリーが少ないから行動でしか感情を表せないところ。 感情がついていかなくて、ただ相手をじっと見つめるだけの表情等々。 すべてがリアルで演技と思えないほどでした。 とても良かったです。
[インターネット(邦画)] 8点(2020-08-01 12:43:19)
4.  仮面の男(1998/ランドール・ウォレス監督) 《ネタバレ》 
予定調和に進む物語なので、ハラハラドキドキ感がありません。 デカプリオは美しいし双子の演じ分けも悪くないけど、王族というより、やっぱりアメリカの若者に見えました。 脇を固めるのが主役級のおじさま達で安定感はありますが、あまりカッコイイと思えません。 ダルタニアンが何故そこまで王に忠誠を誓うのか、融通利かないにも程があるとイライラしましたが、理由が最後に明かされて納得しました。 そして、それならここまで横暴な王をのさばらせて一番ダメじゃんと更にイメージダウン。 誰に肩入れして見ればいいのか、最後まで決まらないまま終わりました。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2020-08-01 12:21:56)
5.  怪物團 《ネタバレ》 
今では絶対に作れない作品。 フリークスたちのインパクトが凄すぎて、よくこんな映画が撮れたものだと驚きました。 いろんな身体的特徴の人たちが出てきますが、皆不足している部分を補う技術を身につけて逞しく生きています。 四肢が欠損してる男性が、口だけでマッチに火をつけて咥えてる煙草に火をつけスパスパ吸うシーンが特に印象的でした。  怪物とは何か。 人の心を言うのなら、間違いなくクレオは怪物。 ハンスをヘラクレスと一緒に嘲笑う顔や、仲間だと言われて激怒する顔の醜いこと。 最後、その醜い心に相応しい姿になります。 有り得ない姿で怖かったです。  フリーダは本物の淑女。 クレオに心を奪われて別れを切り出すハンスに「私の望みはあなたが幸せになることだから」と一言も恨み言を言わずに受け入れます。 そしてラストも、自責の念から引きこもりになったハンスを救います。 クレオたちに復讐する嵐のシーンがおどろおどろしく怖かったので、この光の差し込むラストを見れて良かったです。  怖いシーンもあったけどホラーではなく、ストーリーも平凡ですが、いろいろ考えさせられました。 機会があれば見るべき作品だと思います。
[インターネット(字幕)] 9点(2020-07-07 17:40:42)
6.  カメラを止めるな! 《ネタバレ》 
まったく予備知識無く見たのが良かったみたいです。 最初のグダグダもギャーギャーも、普通のゾンビ映画みたいに楽しめました。 後半は、映画製作の裏方作業を見学してるみたいで面白かった。 映画の作品としては微妙で、繰り返し見たいとは思いませんが、こういうのも有りかなと思います。
[インターネット(邦画)] 7点(2020-07-07 17:26:39)
7.  鑑定士と顔のない依頼人 《ネタバレ》 
ミステリーだと思って観たのが間違いでした。 余り良い人間とは思えない初老の鑑定士が、長年の相棒から 手酷い仕打ちを受けるという、何とも後味の悪いものでした。  もう中盤あたりから、おおよその予想はついてしまったので、最後も全然意外性はなく、 初めての生身の女性との恋愛に無邪気に喜ぶおじさんが 周り中から騙されていくのをただ見ていて、 どん底へ叩き落される過程を見せられて終わり。  「贋作の中にも一片の真実がある」という言葉にすがって、あのカフェで待つ姿。 一時でも幸せな時間を過ごせたのだから良いと思えるかどうか。  ハッピーエンドで無くても良いけど、愛を知ったことで人との関係性を持てるようになって 詐欺の片棒の相手としてしか見てなかったビリーを友人と認め、ロバートたちを家族と言って、 孤独ではない人生を知ったと思ったのに、それを全部否定された。 詐欺まがいのことをして集めた美人画を根こそぎ盗られたことより、 やっとリアルに感じられるようになった人との関りを断ち切られた衝撃の方が大きかったでしょう。  ヴァージルが、そこまでの酷い仕打ちを受けるほどの悪人と思えないので後味が悪いのです。 ビリーに才能が無いのは、誰が描いたかわからない時点でクレアの肖像画を「大した価値がない」と言っているので事実でしょう。 そうではなく、本当は才能があるのに認めず飼い殺しにしていた、ということなら納得できます。 だから、あそこで「素晴らし肖像画だ。一体作者は誰か?」というふうにでも言わせてたら良かったのにと思います。  ジェフリー・ラッシュは素晴らしかったです。
[インターネット(字幕)] 4点(2018-06-10 14:04:28)(良:1票)
8.  紙の月 《ネタバレ》 
梨花が転落していく過程が安直過ぎてイラつきました。 夫はそれほど悪い人じゃないのに、若い男へ貢ぐ為に横領に手を染め、贅沢を覚えて歯止めが利かなくなる。 こんな風に真面目だったあの人が、と事件になるんだろうなと思いましたが、過程を見てると愚かで痛々しいものですね。  少女時代の募金の話は、梨花の人とずれてる生真面目さが現れてました。 結局自己中ですよね、自己満足です。 相手のためにすることなら自分のお金ですればいいのに。 それが無理なら、無理の無い範囲で出来ることをすべきでしょう。 大人になっても変わらず、結局犯罪者になるわけです。  お局隅さんも真面目一徹ですが、ずれてはいない。 でも、正しすぎる人は息苦しい。 どちらもお友達にはなりたくないタイプです。  隅さんにも共感できないので、梨花が逃げたときはちょっとスッキリしたけど、空港で捕まった方が良かったと思います。  たがが外れた後、どんどん綺麗になっていく宮沢りえさんのメイクとファッションは見てて楽しかったです。
[インターネット(邦画)] 5点(2018-06-10 13:25:24)
9.  神の左手 悪魔の右手 《ネタバレ》 
原作未読なので、勝手に超能力のある少年が人助けや悪を退治する話かなと想像して見ました。 結果的にそうなったけど、お話が破綻しすぎの子供だましのスプラッターホラーでした。  弟を助けるはずの姉は、誰も助けられずに殺人鬼に殺されるだけだし、足の悪い女の子は、最初から助けを求めてたわけではないし、なんだこれ感が半端無いです。  でも生首の(きっとワザとだと思う)出来の悪さに味わいがあるのと、楳図かずおの出演と、足の悪い女の子の言葉遣いがいかにも楳図漫画なのが良かったです。 
[CS・衛星(邦画)] 5点(2014-11-02 18:15:04)
10.  カラスの親指 《ネタバレ》 
皆さん書いてるとおり、長くてダラダラしてるのがもったいないです。 冒頭の競馬場のシーンや質屋のところは、詐欺の手口を説明するにしても長すぎて飽きました。 全体的にテンポよくすれば、あと30分は削れるでしょう。 最大の盛り上がり部分であろう闇金事務所のシーンも、金庫開けさせるまでがまどろっこしい。 絶対そんなにうまくいかないから~と思ってしまったので、ハラハラドキドキが味わえませんでした。  ただ、村上ショージの演技が思ったより良かったのでこの点数です。 あの外見と喋り方がラストの大ガラスへ繋がったと思うので。  親指のくだりは、へえーそうなの?と感心してやってみたら、人差し指も全部の指にくっつきました。 ちょっと残念。
[DVD(邦画)] 6点(2014-07-07 23:49:02)
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