1. CUBE
結局よくわからんところがイイ!こんな低予算でここまでピリピリ・ゾクゾクさせられるなんて、クリエイターとして尊敬します。素晴らしい! 9点(2004-01-10 16:01:54) |
2. Kids Return キッズ・リターン
あの自転車が、若くして挫折を味わったふたりを再びつないでくれる。まだ見ぬ希望に向かって走り出させる。観るたびになんとなく悔しい気持ちが強くなるのは、「青春」への憧れなんだろうな。---この作品、欧州ではとても残酷で絶望的な映画だと位置付けられるそうです。多くの日本人に「まだまだこれから!」と感じさせるラストも、彼らには「もう終わっちゃったのに、そんなことにも気づいてねーよこいつら」と思えるんだと。改めて映画は受け取る側によって大きくその意味を変えるものなのだと実感しました。 8点(2004-01-11 14:56:32) |
3. 菊次郎の夏
「たくさん笑って、すこーし泣いて。」に尽きる。グラッチェ。 8点(2004-01-11 14:43:03) |
4. ギルバート・グレイプ
登場人物の誰にも感情移入はしなかったけれど、時々クスクスと笑わせてくれ(特にアーニーと霊柩車の兄ちゃん)、時々胸をえぐられるような気持ちにもさせる。この監督の描く人物はみんな「人間らしい人間」なので、どの人物にも共感します。アーニーが湖に入るのを遠目に見ているシーンが素晴らしかった。夜でも朝でもないような色の空、遠くの声と影、為す術のないギルバート。幻想的かつリアル。巧い! 7点(2004-02-01 03:20:59) |
5. ギター弾きの恋
《ネタバレ》 ドキュメンタリーはまったく観ないのであの手法は新鮮だったし、実在しないならなおさら「やられた!」だった。エメットを好きになれなかったので評価は低め。ハッティはかわいかったなぁ~!! 5点(2004-02-11 13:33:33) |