1. 機動戦士ZガンダムIII 星の鼓動は愛
《ネタバレ》 なんだ、こりゃ。。。 もはやなにがなんだかちんぷんかんぷん。 これを「新訳だ」と表現することにも憤懣やるかたなしだが、それよりも、人物、戦場、戦闘、ストーリー、それら全ての描き方にまったく感情移入できない。 御都合主義の権化。 こんな映画、いったい誰が喜ぶのだろう。 一見さんもコアファンも俺みたいに中途半端な挫折復帰組も、誰が観ても納得できないであろう。 誰も彼も、なんでそんなにベラベラベラベラ喋るんだ? いきなり愛を囁いたり、いきなり不機嫌になったり、いきなり想いが通じたり、いきなり戦闘になったり、いきなり良い人になったり、いきなり寝返ったり、いきなり登場したり、いきなり強くなったり、いきなり。。。いきなり。。。 もう何もかもが変で、最初から最後までイライラしっぱなし。 よくも、こんなつまらん三部作を制覇したもんだと自分を褒めてやりたい。 こんな映画いらない。 [DVD(邦画)] 2点(2006-09-01 04:28:27)(良:1票) |
2. 機動戦士ZガンダムII 恋人たち
《ネタバレ》 あー。。。もうダメ。。。 ついていけない。 TV版を途中で挫折しておさらいのつもりで観てみたんだけど、「なんで挫折したのか」という理由を思い出さされてしまった(笑) どいつもこいつもベラベラくっちゃべってんじゃねーよ、もうっ! 映像で見せなよ。 つーか、こんなにたくさんの登場人物がいるにもかかわらず、誰にも共感できないってのはどういうことなのか。 全員にイライラさせられる。 美女がこれだけ登場してるのに、みんな変な性格の奴ばっかりだし(-_-; 「総集編に深みを出すのは困難」だってのはよくよくわかるけど、それにしたって、これはヒドい。 総集編というよりダイジェスト。 だというのに、ストーリーそのものが全然わからんという、人を食ったような作品。 そこに「なんだかカッコよさげ」なセリフが上っ滑りしてチョロチョロと漂ってるもんだから、これがまたウザいったらありゃしない。 アムロが早々に退散してしまった後は、シャアとブライトのツーショット以外ワクワクできるところがない。 モビルスーツだって、ゼータと百式以外全然そそられない。 こんな映画、いったい誰が喜ぶんだろう。。。 第三部? もう観たくねーなぁ。。。 [DVD(邦画)] 2点(2006-08-26 00:31:33)(良:2票) |
3. 逆境ナイン
《ネタバレ》 何の予備知識もなく観はじめて「なんか島本和彦っぽいなぁ」と思ったら、やっぱり島本和彦だったんですね(笑) いやぁ、このノリは完全に「アリ」だと思う。 「馬鹿映画とはこうあるべきだ」っていうスタッフ達の思いがしっかり伝わってきたし、その馬鹿の突き抜けっぷりも素晴らしいと思う。 「それはそれ、これはこれ」はモーレツにウケた(笑) だが、しかーし! それは前半で終わり。 キャプテンが遊園地行っちゃった時点で、もうダメ。 「あ、そうなんだ、そんな安直な展開を狙っちゃうんだ」ってシラケちゃう。 せっかく盛り上がってきたノリが思いっきり急降下。 「恋」までが逆境だなんて言われちゃったら萎え萎え。 いきなり冷や水をかけられたよう。 試験勉強をしてないのは逆境で、遊園地が自業自得です。 俺がチームメイトだったら、こんなヤツ 退部どころの騒ぎじゃない。 完璧に、一生ものの絶交です。 こんな主人公が後から何を言ったって説得力なさすぎ。 主人公よりチームメイトの方がカッコイイよ、絶対。 それはマズいっしょー。 んで、何? 決勝戦の最終イニング。 いくらなんでも公式戦のルールまで変えちゃダメ。 これは笑えない。 カンドーできません。 「あー、やり過ぎちゃったかぁ。。。」って感じなんだよね。 漫画なら許せるかもしれないけど、さすがに実写でこの展開はキツいな。 主人公は最初から最後まで「熱血バカ」を貫かせるべきだし、変にルールを捻じ曲げたりせずに「男球」をクライマックスに持ってくるべきだと思う。 そこらのチューニングくらい簡単なことだと思うんだけどなぁ。 そんな感じで大きな溜息が出たところに、あのエンディングじゃ、笑えないばかりか憤りすら感じてしまう。 ヒジョーに惜しい映画なんですよねぇ。 せっかくいい「ノリ」が表現できてるのに、ストーリー展開が悪いってのは、さすがに致命的なんだよなぁ。 お願いだから、もう一回作りなおして! [DVD(邦画)] 4点(2006-08-23 01:21:13)(良:1票) |
4. 機動戦士Zガンダム 星を継ぐ者
《ネタバレ》 CSにて鑑賞。 しかしまあ、相当無理矢理詰め込みましたなー。 TVシリーズを物凄く中途半端に観てた(つまり全体のストーリーを知らない)ので、あらすじを確認するのにいいかなーと思ったんだけど、それでもかなりの無理矢理感が見て取れる。 ご新規さんは全然ついてこられないんじゃないの? まあ、ファン向けなんだろうけど、それにしてもこれじゃファンは逆に納得できないだろう。 じゃ、いったい誰が観たら楽しめるんだ???って感じです。 かっちょいい追加シーンはTVシリーズとは別物だし、木馬同窓生達の描き方はやっぱり嬉しいし、このパートⅠでシャアとアムロの再会シーンまで届いたのは楽しかったけどね。 でもさ、ゼータって元から脚本がくどいから、この(詰め込んだ)劇場版だと、もうセリフが実況アナウンサーみたいになってるよね(笑) これだけべらべらべらべら喋らせちゃさすがにマズいっしょー(笑) そんな感じでビュンビュン会話が進んでいくから、もう船の名前なんだか人の名前なんだか地名なんだか。。。(笑) これだけ端折られると各登場人物の感情の動きなんか全然意味不明だし(笑) こまった映画でありますな。 そういう意味で、俺みたいに「TVシリーズを途中で挫折した人」向けの映画なのかもしれませんな(笑) てなことで大盤振る舞いの4点(笑) でも三部作かぁ。。。 うーん。。。 なんだか観るのしんどそうだなー。。。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2006-08-06 03:30:33) |
5. きみに読む物語
《ネタバレ》 いや、まあねぇ、「一途に相手を想い合う」とか「純愛を貫く」的な観点からするとかなり釈然としないものがありつつも、それなりにいいお話だとは思うんだけど、いくらなんでもあのエンディングはないだろう。。。 そこまでキレイにまとめちゃっちゃ、あなた。。。 あまりにもあざとすぎます。 「あー、所詮は作り話だわなぁ」と実感させられて一気にシラけてしまった。 「わずか5分の逢瀬の為に、彼は毎日一日を費やして同じ物語を何度も読み聞かせている」ってそれだけの方が圧倒的に切なくて、愛しい気持ちになりませんか??? [DVD(字幕)] 4点(2006-05-31 04:09:53) |
6. キャスト・アウェイ
《ネタバレ》 帰還してからの話は別段面白いわけではないけど、しっかりストーリーをまとめてくれます。 「生きることしかない」という極限状態を乗り越えた彼に、これからは「どう生きるかという選択肢のある」人生が待っている。 「未来? そんなもん怖るるに足らんよな」ってエンディング。 いい映画だったと思う。 サバイバル生活はかなりワクワクして見てましたし(笑)、ウィルソンとの別れは切なかったなぁ。 トム=ハンクスは見事に痩せましたねぇ。 [DVD(字幕)] 7点(2006-05-28 03:37:38) |
7. キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン
《ネタバレ》 いやいや、ディカプリオくんのキャスティングはいいんじゃないでしょうか? 「16歳なのに30歳に化けられる少年」って役をやるのなら、(幼い面影を持ちながら30歳前後である)ディカプリオくんって選択は、かなりベターでしょう(ベストとは言わないけど)。 でも、逆にそこが足枷になってしまいますねぇ。 この映画は「家庭環境の崩壊によって、せっかくの才能が暴走を始めてしまった天才少年の更正物語」というスタンスから「正しい判断力と理性に裏打ちされた抑止力を与えられたことによってその能力を見事に開花させる天才少年のサクセスストーリー」であるはずが、ディカプリオの実年齢が見え隠れしてしまうことによって「16歳の無邪気さ」が実感できない為、「けっ 頭のいいやつは随分オトクな人生を送れるんだね」ってイヤミを言いたくなってしまう。 人の金を山盛り騙しとって、女をシコタマたぶらかして、贅沢三昧の生活をしてきた大悪党が、刑に服さないばかりか金融界の権威と呼ばれ、莫大な権利金をボロ儲けしているという、なんとも激しい憤りを感じる面の方が強く浮き出てきてしまうんです。 展開のテンポもいいし、詐欺の手際も(その見せ方も)見事なんだけど、「これは、まだ無邪気な才能のブレーキの壊れた暴走なんだよ」という部分をもっと強調しておいてくれないと、素直に「気持ちいいエンディング」に落とし込んでいけない。 そこが惜しい。 そのサジ加減がスピルバーグの手腕の見せ所だと思うんだけどなぁ。。。 非常に面白い題材だけに残念だなぁ。。。と。 [ビデオ(字幕)] 6点(2006-05-24 02:27:21) |
8. キング・コング(2005)
絶対に映画館で観ましょう! 家のちっこいテレビ画面で観て、ストーリーをどうこう言うような映画じゃないです。 まずプロット自体はオリジナルで既に素晴らしいわけで、リメイクで変にいじられるときっとムカつくはず(笑)。 であれば、あとはどう見せるかだけなんです。 キングコングってな映画は、単純に「超スペクタクル娯楽活劇」なわけで、小難しいこと抜きでいかに観客を楽しませるかがメイン。 ピーター=ジャクソン監督はよくわかってらっしゃる。 もちろんツッコミたい部分は多々あるけれど、変に説教くさくなったりしないで、ただただ驚嘆の映像をストレートに見せてくれるのがいい。 もう、物凄い映像のオンパレード! オリジナルを観ると、当時としてはもちろん素晴らしかった映像も、やっぱり自分の中で補完してやらないといけなかったんですが、その部分を全部キッチリ(ギッチリ)見せてくれる。 「過去の名作SFX映画を最新の映像技術でリメイクしたらどうなるか」に挑んだ映画は数々あれど、ほんとにスカばっかりだ。 その中で、こいつはホントに素晴らしい。 もう一度言います。 絶対に映画館で観ましょう! ただし、開演直前に、オシッコしぼり出してからネ でないと、チビるよ? [映画館(字幕)] 9点(2005-12-26 21:33:58)(笑:1票) (良:1票) |
9. CASSHERN
つまんない。 全然キャシャーンじゃないんだもん。 つーかさ、「人間とロボットの云々」ってストーリー書いてたらキャシャーンとよく似た話になっちゃったんで、じゃあ「キャシャーン」って題名で映画作ることにしました、って感じがしません? (言ってるイミわかります?(笑) なんで、そんなにいつまでもウジウジやってんのさ! トーンも暗いし、ずっとイライラしっぱなし。 かんべんしてください(T_T) [DVD(字幕)] 3点(2005-11-01 22:39:14) |
10. CUTIE HONEY キューティーハニー
片桐はいりがあまりにもサイコーすぎる! いやいや、このハジケっぷりはなかなか好きです^^ 「これがハニーか?」と言われると、ファーストハニーをタイムリーで見てた自分には違和感があるんですけどね。 もっとつまらんと思ってたので、予想外に面白かった^^ いいんじゃないでしょうか^^ [DVD(字幕)] 6点(2005-11-01 22:31:41) |
11. キャプテン・ウルフ
《ネタバレ》 よくもわるくもディズニー映画ですね~^^; ヴィン=ディーゼルがこういう役に結構ハマってたのは意外で良かった^^ 校長と云々は突拍子もなくて違和感ありました^^; あれはいらんでしょう(笑) そうだなぁ。。。もっとキレが欲しい。 子供たちがなつき始めるキッカケをもうちょっとひねりたいなぁ。。。 こういうの、上手くやれば気持ちよくホロリと泣けるストーリーにできると思うんですよね。 なかなか笑えたんでね。 あと一歩! [映画館(吹替)] 6点(2005-11-01 21:55:55) |