1. キラー・ナマケモノ
《ネタバレ》 世界で最も平和な生き物であろうナマケモノを殺人モンスターに据えるというその設定に惹かれて 観てみたのですが、肝心のナマケモノの動きがあまりにパペットすぎるんですよね。 これがチャッキーみたいに元々が人形という設定ならまだいいんですが、 パナマの熱帯雨林に普通に生息してるナマケモノという設定でこの人形丸出し感なのが大いに減点対象。 まぁ低予算コメディホラーということで目を潰れってことなのかもしれませんが。 んでこのナマケモノ、どういうわけかスマホを使えたり、しまいには車を運転したりするわけです。んなアホなと。 まぁ低予算コメディホラーということで目を潰れってことなのかもしれませんが。 さらにいうとこのナマケモノ、刀で刺そうが銃で何発も撃ち抜こうが何故か死にません。不死身なのです。 まぁ低予算コメディホラーということで目を潰れってことなのかもしれませんが。 ストーリーもあってないようなもんですが、強いて言えばSNSやら人気取りだけに必死になってる ティーンたちへの戒めみたいなテーマがあって、人気のためではなく他人のために生きよという、 それが本当の人気者なんだぞみたいなメッセージがあってその点は良かったと思います。 [インターネット(字幕)] 4点(2024-09-08 10:15:24)(良:1票) |
2. 銀座カンカン娘
《ネタバレ》 1949年の時点でこのようなミュージカルコメディが作られていたなんて。 ほのぼのとしていて、いま観ても十分に楽しいですよ。カンカン娘のメロディがいつのまでも耳に残ります。 [インターネット(邦画)] 6点(2024-08-17 13:11:17) |
3. 恐怖の洞窟
《ネタバレ》 いや〜、これは本当につまらないですねぇ(笑)。 80分が倍の時間に感じられるほど。セリフも展開も退屈だし、 特に中盤からの一人でやってきたおばちゃんのターンはめっちゃ長く感じました。 本来なら5年ぐらいで描けそうなことをなんとか引き延ばして長編映画にしようとしてるみたいな。 怪物さんもほとんど出番がなく、着ぐるみ過ぎてただただショボいだけです。 てか最後のEND?とはなんなんでしょう。 [インターネット(字幕)] 2点(2024-06-17 12:47:30) |
4. 金星ロケット発進す
《ネタバレ》 1959年製作、東ドイツ&ポーランドによるSF映画。いやぁ実に興味深いですねぇ。 今でこそ金星は灼熱の死の星であることがわかっていますが、分厚い大気に覆われていて地表が見えないので 想像力が掻き立てられ、1960年代ぐらいまでは金星には金星人の都市があるんだとか太古の地球に似ていて恐竜みたいなのがいるんだとか 真面目に考えられていたんですね。ソ連の探査機が70年に史上初めて軟着陸に成功して イマジネーションを自由に行える場としては終わりを迎えますが、本作のように50年代にはこういうSF作品が作られておりました。 本作では舞台が1985年とのことで、印象深いのは人種多様性が担保されてると言う点。 ヒロインは日本人が務めていて、なかなか先進的だなと感じました。これは本作の結末、つまり金星文明が地球を攻撃しようしているうちに 自国の武器で全滅した様を教訓に自分たちは平和に行こうぜというメッセージと繋がっております。 クルーを複数名失い、謙虚なラストを迎えるのもまた興味深く、50年代にこんな作品が作られてたんだなぁと感心いたしました。 金星の荒涼とした風景が印象的でした。 [インターネット(字幕)] 7点(2024-06-14 11:40:31)(良:2票) |
5. キングダム 運命の炎
《ネタバレ》 私も「え、ここで終わりなの!?」と思いました。てっきり最終作なのと思ってたので。 完全につなぎの作品なので少々天水は下がりますが、それでも引き続き高いクオリティを保ってましたね。 なぜ中華統一を目指すことになったのかについての紫夏とのエピソードが一番グッとくるシーンです。 [ブルーレイ(邦画)] 6点(2024-02-25 20:44:22) |
6. きさらぎ駅
《ネタバレ》 きさらぎ駅は都市伝説としてはとても面白いですが、どんなふうに一つの映画にするのかと興味本位で観ました。 静的なホラーを予想していたら、ある種ゾンビもの?のような要素が加味された動的なホラーになってましたね。 その辺の好みは分かれるところだと思いますが、前半の一人称視点での展開はなかなか良かったと思います。 話を聞いた主人公が自ら追体験する後半は、少々コメディっぽくなっちゃってましたね。 [DVD(邦画)] 6点(2023-07-24 09:30:07) |
7. キングダム2 遥かなる大地へ
《ネタバレ》 前作の方が良かったとは思うが、本作も引き続きよく出来ていたと思います。 邦画でもこれだけの映像作れるんだぞって、しっかり示してくれている。 お話としては羌カイがいちばんの肝だったかな。彼女の過去と、共に戦うことでの心境の変化が良かった。 [ブルーレイ(邦画)] 7点(2023-01-23 10:07:29) |
8. CUBE 一度入ったら、最後
《ネタバレ》 元々のオリジナル自体が大傑作で、あれ以降密室スリラーみたいなのがたくさん量産されましたよね。 映画史に残るような作品だと思うので、そういうもののリメイクとなるとどうしてもハードルが高く、 観客も辛口になっちゃうと思います。個人的には、これはこれでまずまず楽しめる出来だと思います。 密室での人々のいざこざってのは見てる分には面白いので、まあそこはクリアしてるかなと。 ただ、過去のトラウマとか人間模様を中心に組み立てているという点でやはり賛否あるのでしょう。 私としては、人の感情がなぜかキューブに反映されて、怒ると赤くなるみたいな仕様には野暮ったさを感じました。 杏ちゃんの役柄が実にロボット的なので、勘のいい人は序盤でわかっちゃうかもですね。 [DVD(邦画)] 5点(2022-03-12 15:40:14) |
9. 喜劇 愛妻物語
《ネタバレ》 これは傑作だなと思いましたね。 なんというか、この夫婦にすごくリアリティを感じさせる、あぁこういう夫婦ほんとにいるだろうなって。 旦那さんのダメダメっぷりと嫁さんの恐妻っぷりが絶妙なまでに合致して夫婦として形作られている。 気になって調べたら、監督さんの自伝的小説が基だとか。あぁ自分たち夫婦をモデルにしてるから、 こんなにリアリティ感じるコメディに昇華してるんだなと感心いたしました。 濱田岳はピッタリの役柄、水川あさみは女優として一皮向けましたね。 本来はこういう、内側から滲み出てくるものを表現するのが映画だよなって再認識。 [DVD(邦画)] 8点(2021-10-19 19:04:10) |
10. きみと、波にのれたら
《ネタバレ》 なかなか良かったです。 二人の仲睦まじさ、ドライブしたりサーフィンしたりといったシーンを始めとして、とてもリアルに描かれてます。 アニメでもちゃんとそこ描くんだ〜って思うシーンもあって、個人的には好感が持てます。 だからこそ、予期せぬ不幸な展開に「まじか、、、」と驚き。 そこからは水の中にだけ現れる彼氏さんというファンタジー展開になるわけですが、 つまるところ残された彼女がこれからどう折り合いをつけるかという話ですね。 そういう、リアルとファンタジーの掛け合わせの妙という作品です。 [ブルーレイ(邦画)] 7点(2021-03-10 16:19:29) |
11. 今日から俺は!!劇場版
《ネタバレ》 ドラマも漫画も見たことなかったので、序盤は「なんじゃこりゃ」という印象だったんですけど、 一旦この世界観を受け入れれば後はそれなりに楽しく見れました。 オーバーすぎるアクションとキャラがまさにギャグ漫画そのものという感じで、 特に橋本環奈ちゃんのキャラ編が良い。 逆に先生方をはじめとる大人たちのシーンは笑いがイマイチだなと感じました 柳楽優弥のヤバい奴キャラはなかなか巧かったですね。 [ブルーレイ(邦画)] 6点(2021-03-10 16:08:51) |
12. キングダム(2019)
《ネタバレ》 とてもわかりやすいストーリーで、かつスケールの大きいヴィジュアルで見せてくれるので 誰でも楽しめるような娯楽作になっていると思います。 元々がコミックなので、いろいろ言われるようなこともあまり気にしなくて良いのではと思いました。 大沢たかおが演じていたキャラは、強いのに丁寧口調なのでフリーザ様を彷彿とさせ個人的には好きでした(笑)。 [インターネット(邦画)] 6点(2020-08-17 14:52:28) |
13. キャッツ
《ネタバレ》 最初に予告編見たときは、ケモナー向けミュージカルかと驚きましたが、 見た目の不気味さはこの際どうでも良くて、そもそものお話が面白くなかったです。 個性的な猫たちを紹介していくと言うだけで、ストーリーらしいストーリーが何もない。 なので、どこに気持ちを入れていけば良いのかわからず、最初から最後まで猫人間たちの踊りを傍観するのみでありました。 せっかく映画にするのなら、風景やセットなども映画的な演出でもっと魅せて欲しかったなと思います。 ミュージルの方は見たことなくどう言うものなのかも全く知らないですが、 ミュージカルファンならまた違った見方になるのかな。 「メモリー」はやっぱり名曲だなぁと。その名曲に5点捧げておきます。 [ブルーレイ(字幕)] 5点(2020-08-06 17:18:25) |
14. キャプテン・マーベル
《ネタバレ》 マーベル通ではない自分にとっては、序盤の段階では少々不安だったのですが、 地球に墜落してからはぐっと面白くなりました。やりとりがコミカルでね。 アクションより、ニック・フューリーと猫ちゃんの掛け合いの方が印象に残ったかも。 [ブルーレイ(字幕)] 7点(2019-08-20 17:33:38)(良:1票) |
15. キネマの天地
《ネタバレ》 いやはや、、、、なんという豪華俳優陣。当たり前ですが、みんな若い! そして亡くなられた名優も何人も出演していて、もう二度とみられない錚々たるメンバーですね。 映画ファンのために作られたのかなと。昭和初期、映画が活動写真とも言われていた頃。 その当時の芸能世界に想いを馳せることができる良い作品でした。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2018-12-04 20:04:42) |
16. 木と市長と文化会館/または七つの偶然
《ネタバレ》 まさにフランス映画という感じですね。 そうだなぁ、先生の娘さんと市長のやりとりが一番印象深かったかな。 10歳であんなにディスカッションできる。議論好きのフランス人らしさが出てました。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2018-10-29 19:49:21)(良:1票) |
17. 傷だらけの栄光
《ネタバレ》 一人の男の物語であり、一つの家族の物語。 ワルで暴れん坊だったけれど、彼女への一途さとか、子を持ってからの良きパパの描写とか、 とても純粋でいい奴なんだなというのがみて取れて、彼に自然と感情移入しちゃいました。 だから、中盤の悪友から揺すられるシーンとか心苦しかったですねぇ。 いつまでも、嫌な過去が追いかけてくる。 終盤のボクシングシーンは、同じ白黒ボクシング映画のレイジング・ブルなんかと比べると見劣りはしますが、 でもポールニューマンは好演してたと思う。若き日の彼の代表作だね。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-05-22 21:28:46) |
18. 奇跡の丘
《ネタバレ》 最初は「あれ、イエスさん眉毛繋がってるやん」て、そればっかり気になってしまったんですが(笑)、 ずっと見ているうち段々ひき込まれて眉毛のことはあまり気にならなくなりました。 鑑賞していて、私は昔読んだ遠藤周作の「イエスの生涯」「キリストの誕生」という本を思い出しました。 クリスチャンでない自分にとって、奇跡とか復活と言われてもねぇ、という思いからずっとキリスト教は敬遠をしていたわけです。 でも遠藤周作の本を読んだら、奇跡など全く起こせない、一人の非力な人間としてのイエスが描かれていた。 それは驚きだったし、すっと受け入れられるものでした。 本作は、奇跡とか悪魔とかが描かれていたとしてもそれはものすごく淡白な描き方で、悪魔もその辺のおっさんにしか見えません(笑)。 そんなわけで見やすかったことは事実です。ただ、淡白すぎるが故に娯楽的な楽しさとは対極にある映画です。 ラストも復活して洞窟から出てくるのかと思いきや、復活したんですよ〜って姉ちゃんが告げに来て 別のところでイエスが元気に立ってるっていう。要はこっちの方が忠実なんですかね。 「キリストの誕生」の最後は、なぜイエスの死後、弟子たちによって教えが直ちに流布できたのか、 なぜ汎神教のヨーロッパでイエスの教えが信じられるようになったのか、それは大きな謎であるというようなことが書いてあったと記憶してます。 本作を見てると、何もない時代の人たちにとっての言葉の力というのは絶大だったのだろうなという気がしました。 黒人音楽見たいなBGMが使われてたりもしましたが、意外とマッチしてました。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2018-05-08 21:18:48) |
19. 岸辺の旅
《ネタバレ》 う〜ん、かなり人を選ぶ作品ではありますね。 生きている人も死んでいる人も、ほとんど区別がつかない大変不思議な映画です。 私のように頭の固い人間は、こういうタイプの作品をすんなりと楽しめない。 グタグタ考えず、ラブストーリーとしてすっと受け入れるのが一番なんでしょうけど。 なんなのこの会話は、とか、なんか音楽に違和感があるなとか、そういうこといちいち思っちゃう。 深津絵里は肌の白い女優さんだから、ひょっとして彼女も実はとかそういうオチかなとか 最初いちいち思っちゃって、ダメですね私のような映画狂は(笑)。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2018-05-08 19:43:47) |
20. キング・アーサー(2017)
《ネタバレ》 キングアーサーということで、史劇を楽しもうと思ってたら冒頭から超巨大なゾウが出てきて面食らいました(笑)。 ガイリッチーらしいスタイリッシュさが存分に発揮されてて、そのポップさと荘厳さはいい塩梅だったと思います。 最初の方なんかは映像美が素晴らしくて見とれておりましたが中盤はそうでもなかったかな。 聞いた話ではなんと全6作のうちの1作目ということで作られたとか。そこまでの広がりのある世界なのかなとちょっと思っちゃう。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2017-12-22 14:40:03) |