1. キル・ビル Vol.1(日本版)
年は4つ上だけど、タランティーノが少年時代に見てきた番組って自分に近いんだろうなあと感じてしまった。カンフー映画も、時代劇も、熱かったもんなあ。そんな大好きな世界を自分のなかで見事にパロディ消化して、それでいて音楽の使い方とか、編集センスとかがいいから、変なのにへんじゃない。ここまで徹底して変だと逆に感動的だとおもいました。圧巻です。 10点(2004-12-03 17:06:06) |
2. 気まぐれな狂気
まったく期待せずに見て、びっくりした。ギャロが出ていたのね。はっきり言って展開が読めるのでそれほど面白くはない。ボニー&クライドのギャロ版と言ったところか。ただ、巻き込まれた一般人がどんどんワルに染まっていく様は、ああこうやって人ってダメになっていくのねぇという感じで感慨深かった。 5点(2004-06-28 11:35:18) |
3. CASSHERN
作品は決して面白くはなかった。PV的な意図の不明なカッティング。「戦争反対」というリアルなテーマと相反する、バーチャル映像。写真のような絵にこだわるあまり、決めカットばかりで逆に伝わってこない。ストーリー展開は子供だまし。演技派ぞろいなので芝居はなかなかだが、詰め込みすぎで、感動が伝わらない。そのくせ、「戦争反対」だけは繰り返し出てくる。 こんなにひどいのに、なぜか惹かれるのは、紀里谷監督の得意とするCG処理のすばらしさに他ならない。パンフレットでは、CGだけを見ないでほしいと言っていたが、例えば、CGなしで紀里谷監督が映画を作っても、これほど話題作にはならないし、やはりもっと面白くないだろう。ハリウッドに比べればわずかな予算でここまでやった監督の努力に4点。 4点(2004-05-07 19:22:42) |
4. キルトに綴る愛
皆さんの評価が高いので、見ました。登場人物が多すぎて、誰が誰だかわからなくなるところもありましたが、評価の高い意味もわかりました。不思議ちゃんやハスッパな役を好んで演じるウイノナ・ライダーがこの映画では実にかわいらしい。色の使い方もとてもきれいで、とてもいい映画でした。まあラストがありがちな落ち着き方でイマイチでしたが。 7点(2004-02-10 21:50:24) |
5. キャノンボール
上映当時、多くの日本の小学生が、ジャッキーチェンが見たくてこの映画を見に行ったはず。僕らを虜にしたスーパーカーとジャッキーの取り合わせは10代の少年達を興奮させずにはおかなかった。しかし、ジャッキーの扱いはあまりにもひどく、がっかりしたのを記憶している。しかし、ジャッキーのハリウッド進出第一作は、間違いなく「ラッシュアワー」ではなくこの作品なのだ。 7点(2004-01-20 19:56:59) |
6. キャリントン
監督は、太陽と月に背いての脚本家らしいので、なるほどその時代が好きな人なんでしょう。カメラワークも地味で、内容もセンセーショナルな割には地味な演出。しかし、その分落ち着いた腰の据わった演出に安心して最後まで見てしまいました。 6点(2004-01-18 00:12:49) |
7. 奇跡の海
ああ、ラストで鐘が鳴らなきゃなあ・・・。 9点(2003-04-04 00:37:48) |
8. CUBE
もう、最初のシーンからやられちゃいました。これだよ!求めていた映画の世界だよ!SFであり、スリラーであり、人間ドラマであり、単純であり、複雑である。こういう映画を取れる監督の頭の中をもて見たい。 10点(2003-04-03 14:22:03) |