1. ギャング・オブ・ニューヨーク
N.Y.の街並みはすごぶる良かった。そして、抗争している人々の言いたいこともなんとなくわかります。それじゃあどっちが正しいの? どっちに味方する? と言われても「うーーーんどっちもダメかなぁ」って中途半端な答えしかできないのが問題でした。レオちゃんが主人公なんだろうけれど、レオちゃんの言っていること支離滅裂で、ただお父さんの仇みたいな感じで相手を憎んでいるだけ。親しくなっても、そこに葛藤もなければ、人生を考えることもなく、ただインプットされたロボットのように父の仇を憎みつづける。それでいいのぉ~?って疑問符だらけだったため、ずっとすっきりしませんでした。《感想》民俗抗争、宗教抗争ってホント大変なのね……。 3点(2004-07-10 20:45:00) |
2. キューティ・ブロンド/ハッピーMAX
はぁ~♪面白かったぁ。わたしは、動物愛護にも、アメリカの政治にもまったく興味はないけれど、近ごろピンクが好きになってきています。ずっとずっと昔、私が幼稚園に入る前に撮った写真があります。それはピンクのリボンをつけてピンクのコートを着た勘違い幼児の姿。当時は「ピンクの布団じゃないと寝ない!」と駄々をこねていたそうです。そして今、またもやピンク&光り物に興味を示すように(怖々)。もうすでに、羞恥心というものはなく「だってカワイイじゃない!」とピンクとラメに心惹かれる私を誰か止めてちょーだーーい!!と言いつつ、またこの映画でピンクピンクの世界に浸ってしまうのでした。2作目ってことで、エルがもうちょっと世間というものをわかってもいいのでは?ってことと、彼が優男すぎる(ものわかりよすぎ!)ってこと、それからエルのお父さん(どこでもマティーニを持っている 前作参照)が出てこなかったこと、おまけにセルマ・ブレアもいなかったのが残念でしたが、全体的に楽しく鑑賞。ありえない!とかうっそだぁ!とか、いろいろつっこみどころはありますが、パワーと元気をもらいましょう。これでもか!ってくらいのピンクの世界に満足です♪《おまけ》『スミス都へ行く!』の演説シーンがチラリと出ていましたね。 7点(2004-07-10 19:02:41)(良:1票) |
3. キューティ・ブロンド
《ネタバレ》 リーズがロースクールに入るまでのエピソードが好き。寮の仲間がみんな協力して、彼女の合格を願う。事前試験で点数をクリアしたときの喜びようといったら、私まで一緒になって拍手喝采。気持ちよかったですね。で、ハーバードのロースクールに入った彼女を待ち受けていたのは、元彼の婚約者、セルマ・ブレア。ででーーんと真打ち登場って感じですね。私としては(笑)。また、型どおりの嫌味な女性を演じている彼女が、とてもいい(笑)。そしてセルマに負けないリーズもいい。間に入っている男が、もうどうしようもなく頼りなくおバカなところもなんともいいですね。女性のための映画っていうんでしょうか。とても元気になれます。リーズがやる気になれたのは、ある意味セルマのお陰なんです。二人が切磋琢磨しているのに、あの男は……あはは、どうしようもないですね(笑)。また、リーズの頑張り方っていうのが、オシャレをしながら法律の本を読むという、オシャレと勉学を両立させた方法。そりゃあ能率は悪いかもしれませんが、女性たるもの何をしていてもオシャレを忘れないっていう心意気がいいじゃないですか。テンポが良くって、楽しくって、笑えて、ホロリとさせられて、怒って、胸がすっきりして……そんな楽しい映画です。ずっとリーズと一緒に登場していた犬と、リーズのもっている可愛らしい原色グッズにとても笑わせてもらったのですが、一瞬しか出てこなかったリーズのお父さんもなかなかツボでした。だって、プールサイドだけじゃなく卒業式でもマティーニ持っているんですよ(笑)。いつも持っているんだなぁって思うと、とても和みました。 8点(2004-03-28 23:00:04)(良:2票) |
4. キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン
《ネタバレ》 映画を観終えた第一声。「ズルイ!」それから「なんてオイシイんだ!」という言葉が。確かに5年刑務所にいた。フランスの刑務所では酷い目にあったようだ。だけど400万ドルの代償が5年の刑期+金融犯罪の予防だなんて!! しかも過去の経験をふまえて“偽造されない小切手”の特許をとってお金が入り、自伝を書いてはお金が入り、映画になってお金が入り……。う〜ん、こんなにうまくいっていいんだろうか? 世の中おいしい話は落ちてないと言うけれど、ここにあるじゃん。ふぅ〜(溜)。とまぁ、主人公が羨ましいみかんでございます(だって、子供の頃のあたしの将来の夢は“天くだり”だったんだもの 爆)。ストーリーについては、オープニングからもう楽しませてもらいました。ああいうアニメーションのオープニングって60年代に多いですよね。色使いとか、けっこうツボなんですよね♪ テンポはいいし、レオちゃんのお父さん、お母さんへの想い、トム・ハンクスとのやりとりなんかとても楽しめました。これってなにげにクリスマス映画なんですねぇ〜。だってレオちゃんがハンクスとコンタクトを取るのは必ずクリスマスですものね。こういうのってレオちゃんの孤独を感じちゃって、ちょっとしんみりしちゃいます。でもでも、結果的にはウハウハ(っぽい 笑)なので、いいなぁ〜とやっぱり、羨ましく思っちゃうのでした。マルッ。 7点(2004-02-12 21:14:28)(良:1票) |
5. キャスト・アウェイ
「時は金なり」を地でいく男が、仕事中に飛行機事故にあい、無人島に漂流。今までのがむしゃらに仕事に取り組んできた男とは、全然違う生き方を強制されることになってしまった……。そこには時間がたっぷりある。時の価値観がガラリと変わった男は……恋人の写真とバレーボールのウィルソンを心の支えに、そうして恋人と会って話をしたいがために無人島を脱出するのですが、運命って残酷ですね。 7点(2004-01-20 13:52:38) |
6. ギリーは首ったけ
《ネタバレ》 飛行艇にメッセージをつけて飛ばすシーンと、本当の母親が出てくるところはとても面白かったんですが、それ以外はあんまり……。エセの母親と父親が、あまりにも幼稚なので見ているのがひたすら辛かったんですよね。罰の与え方も幼稚だし……。小学生くらいの時に観ていたら楽しめたのかもしれません。 3点(2003-10-28 04:15:32) |