1. 恐怖の足跡
知識皆無での鑑賞。 白塗り男は出てくる予感通りに登場して怖かった。 三途の川を渡る事に考えが及んだ哲学的で(大げさかな)不思議な作品でした。 後の多数の著名な監督が影響を受けた作品だというのに 無限へぇ であります。 [インターネット(字幕)] 7点(2025-02-18 01:00:29)★《新規》★ |
2. 奇妙な扉
《ネタバレ》 いやぁ、面白かった! 80分の尺にギッシリ詰まった物語がよそ見出来ないテンポの良さで綴られます。 漂うゴシックホラー感は仕掛け満載忍者屋敷のような城もさることながらチャールズ・ロートンの存在に尽きます。 フランス大貴族らしい自分だけエエもん食べてはち切れんばかりの巨体とアンパンマンの如きお顔。(役作りでなく元からの体型) 全ての台詞まわし。自分(だけ一方的に)愛した女性が自分の兄と結ばれ出産時に亡くなり、兄と姪への歪んだ異常な逆恨みと母親そっくりの姪への哀愁漂う愛憎模様は天下の名優に相応しい。 ナイフで背中を一刺しする時の何とも言えない顔+1点はリプレイタイム。 もう一人のお目当てボリス・カーロフは意外にも大活躍で、水戸黄門の弥七(だったか?)危うしの天井が下がってくるシーンを思い出した左右から迫り来る壁の危機にはベタでも手に汗握りました。 美男美女2人の臆する事無い演技にも拍手。 忘れ難い掘出物の逸品です。 [インターネット(字幕)] 9点(2025-02-16 16:36:45)《新規》 |
3. キラー・スナイパー
フリードキン作品というのに興味を持って。 初っ端のジーナ・ガーションに、これはフリードキン印で役者さんはえらい目に遭わされるのだろうの予感。 往年の1ミリの妥協も許さない映画を撮る狂人ではない、血糊ドバドバ&観るに堪えないフライドチキンシーンを筆頭とするエロ満載ただのド変態爺狂人で、付き合わされたキャストがお気の毒でした。 ストーリーも何が言いたいのか分からない代物。 フリードキン衰えたりの愚作に撃沈。 [DVD(字幕)] 1点(2024-10-21 01:26:46) |
4. 恐怖の館(1972)<TVM>
スピルバーグによるホラー作品と言うことで興味深かったのですが。 期待していなかった斜め上をゆくつまらなさで、キラリと光る部分が何も感じられなかった残念な作品。 [DVD(字幕)] 3点(2024-09-29 18:50:05) |
5. キャット・ピープル(1982)
《ネタバレ》 1942年版は観ていますがほぼ忘れています。 ナスターシャ・キンスキーは「テス」の絶頂には及ばないもののやはり美しい。 彼女のヘアヌードがぼかしなしで拝めるとは、21歳の役者度胸に仰天であります。 マルコム・マクドウェルを起用したナイスキャスティングに拍手。 もの悲しさが窺える黒豹のラストショットに+2点 どうでも良いのですが、アフリカサバンナ動画で一番のお気に入りがヒョウであり、単独で獲物を仕留めくわえたまま木登りして悠々と食する一連の姿に毎回惚れ惚れしています。(ヒョウ柄の服は着ませんよ) 今作で黒豹でなく豹だったら更に加点でしたが。 [DVD(字幕)] 7点(2024-08-31 20:34:24) |
6. ギャラクシー・クエスト
スタートレックに思い入れの無い身にとって、そこそこ楽しめたかなといった作品。 ただ、アラン・リックマン。トカゲヘッドに侘しさを感じて観たくない姿で残念でした。 [DVD(字幕)] 5点(2024-06-26 01:39:28) |
7. 危険な年
《ネタバレ》 メル・ギブソン、シガニー・ウィーバー共演ということで鑑賞。二人のロマンス模様が役者ありきのようで不要に思えます。結末も「こんなので良いのか」興醒めです。ビリー・クワンもインパクト大で彼が主役のようにも見えますが、今一つ立ち位置が分かりません。 鑑賞後、その彼が女優でオスカー助演女優賞獲得というのに鑑賞歴中最大の無限へぇ。+4点。 [DVD(字幕)] 7点(2024-04-21 14:11:21) |
8. キルトに綴る愛
お婆さん達の手によるキルト。悔恨が刻み込まれたかのような物を纏うフィンの未来を思うとスッキリしません。 お目当てアン・バンクロフト流石の美しさであります。が、派手な破壊っぷりに、アメリカ映画の怒り=物に当たり散らしての破壊 に溜息。「バカじゃないの、誰が片付けるの? 片付ける所も見せなさいよ」物語にはどうでもよいのですが、常々感じるところです。 [DVD(字幕)] 5点(2024-01-30 13:25:30) |
9. 逆転のトライアングル
序盤は何が言いたいのか分からずリタイア寸前。 客船、無人島と舞台が移るにつれ、何となく分かってきてどうにかこうにか完走。 常軌を逸した薄汚いシーンはハナシに何の必要があったのか不快さしかありません。 人間皆平等主義は脳天気であって格差はあってしかるべき、ただ、日常において比べるのは他人ではなく、 昨日の自分、過去の自分かと思っているので、お話的にも退屈でした。 [DVD(字幕)] 4点(2024-01-08 02:17:53)(良:1票) |
10. ギルティ/罪深き罪
《ネタバレ》 デイヴィッドが早い時点で有罪と分かりどのように決着させるのか興味津々。ジェニファーの恋人と友人が襲われるに至って予感はあったのですが、やっつけ仕事の結末にポカーン。監督さん、最後まで気を抜かず作り上げて欲しかったです。 [DVD(字幕)] 6点(2023-10-29 16:26:12) |
11. キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン
《ネタバレ》 スコセッシ作品206分というのに迷いましたが、デ・ニーロ、ディカプリオ共演というので劇場へ。念の為に飲んだ眠眠打破のお陰で寝落ちは免れましたが、アメリカの腐ったどす黒歴史を切れ味良く描いて欲しかったところです。極悪デ・ニーロの泣きっ面を拝めるのを待っていたのに・・・あの演出は無いわ~。お目当て二人が安定の名演なので時間とお金の損は無かったですが。 本サイト点数内容そのままの作品でした。 [映画館(字幕)] 5点(2023-10-29 02:03:44) |
12. Q&A
《ネタバレ》 キャスティングがイマイチ。黒幕に違いないと思えるパトリック・オニール、極悪模様がおなかいっぱいのニック・ノルティ、薄過ぎる存在感のティモシー・ハットン。三者の絡みにまるで盛り上がれず。やっつけ仕事のような結末に呆気にとられているところ、ナンシーに未練たらたらのライリーの「ボクはたたかってみせる!」に「アホか・・・・(自粛)」ズッコケました。 社会派巨匠作品に寄せた期待は空振りに終わりました。 [DVD(字幕)] 4点(2023-10-28 14:47:01) |
13. きっと地上には満天の星
《ネタバレ》 このような地下生活者が実在するのは初耳。 母と5歳の娘の関係が良好だったのが救いではありますが、反面、最後の母の決断は娘からすれば「捨てられた」思いしかないのでは。地下鉄シーンの間延び感が残念。 やるせなさに溜息が出た作品です。 [DVD(字幕)] 5点(2023-10-16 00:38:03) |
14. キャッチ22
クレジットの渋いどころが揃ったキャストに興味津々だったのですが。1秒も笑えない反戦を謳った(はぁ? どこが?)不条理劇はワケワケメで退屈の極み。やっとのことで観終えてグッタリ。唯一頭がシャッキッとしたマルセル・ダリオとアート・ガーファンクルのやりとりに点数を。 [DVD(字幕)] 2点(2023-09-23 10:28:54) |
15. 昨日・今日・明日
題名だけ知っていた作品。コメディのようですが全く笑えない。何時もながらのソフィア・ローレンのぎゃあぎゃあ喚き散らかしてのドヤ顔が鬱陶しい。(子供を)轢けば良かったのよにはお前が・・自粛・・ マルチェロ・マストロヤンニも同じく喋り散らかしてのショボクレ顔に鬱陶しさが2倍2倍。 名匠と名優に寄せた期待は木っ端微塵となりました。 [DVD(字幕)] 3点(2023-08-31 15:07:09)(笑:1票) |
16. 黄色い星の子供たち
子供の目を通して描かれたフランス黒歴史ヴェルディブ事件。史実の重みはあっても淡々と観終わりました。 [DVD(字幕)] 6点(2023-08-11 16:54:58) |
17. キングスマン: ファースト・エージェント
苦手なレイフ・ファインズへの不安が吹き飛ぶ秀作でした。ボーア戦争、WW1の歴史絵巻に父子の絆を盛り込んだ脚本が秀逸。喪失感からヨレヨレになったファインズが立ち直る姿はベタながら、人は見た目より中身ではなく見た目が中身を作り上げるのを改めて感じるところでした。監督らしさを見たラスプーチンを初めとする一味の親玉の正体が、う~ん、イマイチ(-1点) キングスマン誕生に相応しい物語に満足出来た作品です。 [インターネット(字幕)] 8点(2023-07-12 00:52:49)(良:1票) |
18. きっと忘れない
《ネタバレ》 ブレンダン・フレイザー、ジョー・ペシ共演に食いついてしまった。 ペシの台詞回しと眼力は何時もながら惚れ惚れします。孫を目の前にした自業自得感にホロリと。キレて無くても名演ぶりが流石。 フレイザーの好演にも好感。 世間に出る君へのお話として捻りに欠けるものの一気に完走出来た良作。 [DVD(字幕)] 6点(2023-06-20 16:40:05) |
19. 救命艇
救命艇の限られた舞台男女の漂流劇。退屈さを感じないものの、話にそれほど奥行き無く、プロパガンダ臭プンプンのドイツ人の扱いに、リアルタイムで観てない身には呆気にとられたところです。 [インターネット(字幕)] 6点(2023-06-05 10:59:43) |
20. 去年の夏 突然に
《ネタバレ》 序盤、キャサリン・ヘプバーンがモンゴメリー・クリフト相手に戯言を喋り散らかすシーンの長いことといったら。寝落ち寸前でやっとこさエリザベス・テイラーが登場してセバスチャンは何故死んだかに向かって話が動き出す。近親相姦、同性愛はあり得るものの、子供達の襲撃は意味不明。タブーに切り込んでみたけれど空回り感の強い凡作。 モンゴメリー・クリフト老けたなぁ、覇気無いなぁ。アルコール依存と薬物濫用で降板させられるところを、親友のエリザベス・テイラーが彼無しなら私も降りるとごり押ししたそうで1へぇ。 [DVD(字幕)] 4点(2023-06-03 00:42:31) |