1. CASSHERN
<誰かの願いが叶う頃、誰かが泣いているよ♪> <みんなの願いは同時には叶わない♪> これだけで、この映画テーマを言い表せる。 <監督の夢は叶ったけれど、映画観た人達は泣いていたよ…> あ、歌の通りになった。 [映画館(字幕)] 4点(2005-01-17 19:53:15) |
2. きょうのできごと a day on the planet
ほんわかしてていい気持ちにさせてくれるんだけど、最終的には何か物足りない感じ。 で何なのって言うか、落ちがないって言うか…。 でも、伊藤歩が最高に可愛かったから+1点! [DVD(字幕)] 6点(2004-10-20 00:54:26) |
3. キル・ビル Vol.2
今回は何と言っても、あの北斗の拳もどきが最高でした。 それを活かした伏線の張り方も絶妙で、何度も唸ってしまいました。 Vol1とVol2は、全く別の作品と思って観ないと駄目です。 Vol2は、マニア度も低めですし、先にも挙げた北斗の拳の終盤そのままって感じですし。 だから、サブタイトルの「ラブストーリー」は、言いえて妙だと思いました。 7点(2004-10-20 00:45:23) |
4. キル・ビル Vol.1(日本版)
出る杭は打たれるが、出すぎた杭は打たれない。 何かにチャレンジする時は、徹底してやることが大事だということ。 だって、誰もここまで出来ないでしょ? 7点(2004-04-25 23:31:51) |
5. CURE キュア
和製サイコホラーの最高峰だと思う。作品中で執拗に繰り返される、間宮とその他登場人物たちの会話が、観ている我々の心までも蝕んでいくようだ。映画そのものよりも、自分の潜在意識が恐くなる。そして、気分が悪くなる、そんな作品だ。 7点(2004-03-30 03:17:50) |
6. 機動戦士ガンダムF91
富野・安彦・大河原のメインスタッフ3人がZガンダム以来顔を揃えた、というだけで期待感が膨らんだ作品でした。さすがにクオリティー高いです。森口博子の歌う主題歌も、この映画にピッタリで最高に出来。減点対象は、ガンダムの終盤の動き(性能?)がスーパーロボットの範疇に片足を突っ込んでしまった点(明らかにリアルじゃない)、クロスボーンのMSのデザインがあまりにもいけていない点です(許し難い!)。のちのガンダムシリーズにも、この辺(MSの性能やデザイン)は大きく影響を与えてしまったので、自分はこれでガンダムは打ち止めにしました。 6点(2004-01-30 04:36:07) |
7. 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
《ネタバレ》 この映画を観る前提として、ガンダム(映画でもTV版でも良い)とZガンダムを観ている必要があります。特に、Zガンダムは絶対に外せません。何故かと言うと、この作品の裏に隠されている思想や哲学(所謂ニュータイプ論)は、Zガンダムを色濃く引き継いでいるからです。ファーストで語られる哲学と、Zで語られている哲学は全く持って違います。また、アムロ「俺達と一緒に戦った男が、何で地球潰しを」シャア「地球に残っている連中は、地球を汚染しているだけの、重力に魂を縛られている人々だ」、という終盤のやり取りに観られますが、シャアが何故に突然急進化し、表舞台で政治活動を熱心に行うように至ったのかを理解できないと思います。ファーストを神聖視している方達は、アムロが主人公じゃないガンダムはガンダムじゃないと揃って言いますが、逆襲のシャアにはZガンダムこそが必要不可欠なのです。だって,Zの真の主人公は他でもないシャアなのですから。そういう訳で、観る人を完全に選ぶ(ガンダムが好きなだけではついていけない)と言う点で減点です。あとは、アムロ、ブライト、シャア、ミライ等のレギュラー陣以外の登場人物の薄っぺらさ・魅力の無さも減点です(ギュネイは良かった)。最後になりますが、ずっとレギュラーで在りつづけながら(唯一ここまでの全ての作品に登場)、なおかつ最後まで死ななかったブライト艦長と、この作品に素晴らしい音楽を提供してくれた三枝氏に敬意を表して+1点です。Zガンダムが映画化されたことによって、今後この作品に対する評価も変わってくるかもしれませんね。 [ビデオ(吹替)] 6点(2004-01-30 03:59:02) |
8. 銀河鉄道999
TV版が放送されていた頃は小学生で(たぶん再放送)、夕方になるのが楽しみだったはずが、その興味をガンダムに奪われて、全く観なくなってしまった。しかし大学生の頃に、たまたま読んだキネ旬で年度別の2位に入っていたことを知り、すぐにレンタルビデオ屋に駆け込みました。で、家に帰ってすぐに鑑賞したのですが、もう何回泣いたか分からないくらい泣きまくりました。 この年になると口に出すのも恥ずかしい、「友情」「信頼」「希望」「初恋の思い出」等々が惜しげもなく練りこまれていて、何回観ても新鮮な感動を与えてくれます。で、ゴダイゴの主題歌のイントロがかかるだけで涙ぐんでしまうようになった自分は、もうパブロフの犬状態です。 ちなみに、漫画が好きな自分は、原作を読んで映画も観る、というのが普通だったのですが、この作品だけは、映画を観てから原作を全て集めた、という逆パターンをやりました。そのぐらい影響力のある作品であることは「間違いない」です。 9点(2004-01-28 20:12:40)(良:1票) |
9. 機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編
《ネタバレ》 ガンダム3部作、アムロとホワイトベースのクルーの成長の過程を締めくくるにふさわしい作品。このⅢのために、ⅠとⅡがあると言っても過言ではないです。 さて、キャラクターデザインをした安彦良和氏が、自ら作画に手直しを加え、TV版や前2作品と比較して別の作品と言ってもおかしくない位、絵のクオリティーが格段にアップしています。それだけでも観る価値のある作品だと思うし、このⅢはある意味独立した話と考えられないこともないですが(このエピソード単独でゲーム化もされてますし)、これだけ観ても何のこっちゃと感じる方が必ず居るのも確かで、そこがちょっとした減点対象になってます。あと、目立ちたがり屋のマ・クベは、やっぱりギャンに乗って死んだほうが良かったと思います。合わせて-1点です。 アムロの「ゴメンよララァ。僕にはまだ帰れるところがあるんだ。こんなにうれしいことはない」という台詞。彼を迎え入れるクルー達。井上大輔の「誰も一人では生きられない~♪」という熱唱。何度観ても泣けます。 9点(2004-01-27 01:14:34)(良:1票) |
10. Kids Return キッズ・リターン
《ネタバレ》 北野監督作品では、唯一誰も死なない映画ですね。たぶん、撮影直前の交通事故が、監督の死生観を変えたんじゃないかなぁ、なんて思ったりもしました。友情の素晴らしさ、に改めて気付かされた作品です。 8点(2004-01-27 00:21:58) |