1. CUBE
《ネタバレ》 うーーん・・なぜこんなに評価が高いのか・・。なんの説明もなく始まっていることは別に気にしないんです。だって、しっかり状況を説明した上で展開する映画全てが傑作なワケじゃないし。最初の映像はやっぱり衝撃だったし。1辺4.2mの空間が26個ある巨大なCUBE、老いた開業女医、黒人警官、脱獄のプロ、精神障がい者、数学が得意な女学生、設計?士。これだけのネタがあるなら、もっと深いプロットが出来たと思うんですが。役者の演技、演出、脚本、どれを取っても浅い。んで、どれも粗い。どこも詰めが甘いんだなーあ。密閉された空間で追い込まれた人たちの心理劇をもっと見たかった。 [DVD(字幕)] 3点(2011-08-27 23:20:02)(良:1票) |
2. ギルバート・グレイプ
少し前まで、この手の映画って苦手だったんです。ディカプリオの演技力にはうんざりしてたし。しかしある日、ジョニー・デップに注目し始めた私はレンタルビデオ屋で、何故かこの映画を手にしていました。「うわ。ディカプリオ出てるよ・・」って思いながらも借りてきて鑑賞。何て良い話なんだろう。何て良い映画なんだろうと、それまで未見の私は本当に悔やんだ。でも見ておいて本当に良かった。あの時、手にしておいて本当に良かった。決して有り得ない話ではない。ほのぼのホームドラマでも、ない。現実的な重いエピソードとノスタルジイが絶妙に絡みあっている。この映画を思い出すとそれまでいらいらしていても、とても良い気分にさせてくれます。ディカプリオファンの方ごめんなさい。最後に訂正します。ディカプリオ、演技は素晴らしかった。 10点(2004-06-15 01:17:29) |
3. キャッツ&ドッグス
《ネタバレ》 気持ち的に疲れてて、なんか何も考えずに映画を見たいと思って見ました。結果、正解でした。そーか、犬はエージェントなのか。猫は悪役。でも完璧な悪じゃない。どっか、抜けてる。ボッコンボッコンいいながら天井を徘徊してるシーンなんて可愛いじゃないですか。それぞれ声もハマってたし。ミニドーベルマンの「サー、イエッサー!」が一番のお気に入りです。 8点(2004-06-09 05:10:10) |
4. キー・ラーゴ
《ネタバレ》 巨匠ジョン・ヒューストン。初体験でした。結果は・・・、がっくりです。器の小さいマフィアのボスに、ぼそぼそ言うだけで何にも出来ないボギー。退役した軍人役だから、もっと何かアクションがあるかと思ってた。誤殺されたインディアン兄弟があまりにかわいそうです。んで結局、ボギーは最後撃たれたの? 3点(2004-06-08 22:11:02) |
5. キル・ビル Vol.1(日本版)
ここまでバカバカしい展開の映画に、あのミラマックスのプロデューサーがよく金を出したなぁと。タランティーノ映画の会話の妙がとても好きなんだけど、ここではそれが無い。あるのは、血、血、血。それとソニー千葉の学芸会演技。あれもこれもで、そこまで手が回らなかったか・・・。相変わらず選曲はセンスあってカッコ良いし、編集や撮影の仕方もただのC級マニアック映画好きオジさんではない。過剰な宣伝に劇場で見る気が冷めた。実際見て、レンタルで良かったとホッとした。 5点(2004-06-07 02:20:38) |