2. 鬼畜大宴会
《ネタバレ》 冒頭の性交シーンから一貫して、純粋に、反体制に名を借りた若者の暴発ぶりを表現している 映画ととりました。鶏の剥製や血まみれの日本刀、やけた畳や不精髭など、息苦しくなる アイテムの数々がその場の汗臭さを強調して、ブレアウィッチプロジェクトなんかよりは ずっと臨場感があった様に思えます。ただ鬼畜と銘うっている事で、終始繰り広げられる 狂態が約束じみてしまい、役者の表情を接写していて嘘寒く感じられる場面もいくつか あった様に思います。話のネタにはなれど、ほんと人に薦め辛い作品だな~と思いました。 [映画館(字幕)] 5点(2005-10-28 00:37:52) |