1. 記憶にございません!
《ネタバレ》 荒唐無稽な設定は舞台演劇ならまだ許されるが、映画においては流れる映像にはリアリティとか必然性とか辻褄とかが要ると思う。 この映画はそういったっものに関する配慮が全くなく、それならそれなりに面白いならばいいのだが、はっきりいってイマイチ。 このような脚本が面白い、うけると考えたのだろうが、私が老いたせいなのか、もはや私にはそれに対する感受性はない。 三谷幸喜だからと見たが、今後は期待できない。 [映画館(邦画)] 4点(2019-09-29 00:05:37)(良:1票) |
2. ギャラクシー街道
《ネタバレ》 この映画は「大竹しのぶVS綾瀬はるか」だ。綾瀬はるかというのは大竹しのぶの現代版、相似形であり、二人に「大きな違いはない」ということを世間に示そうとしたのだと考えられる。大きな違いはないどころかもしかしたら二人はキャラ的に同一なのではないかと常々三谷幸喜は考えているに違いない。まあ、本当のところでは「ちっばいVSデカパイ」という「大きなオッパイの違い」があるのだが、この映画では綾瀬の本来は最終兵器であるはずのオッパイを、この映画では何ら強調していなかった。綾瀬は大竹の二番煎じであることを言いたいがために、あの綾瀬の武器を我々から隠し、撮影現場で独り占めしていたに違いない。全く三谷幸喜というのは底意地が悪い。顔を見ればわかるけど。 [映画館(邦画)] 4点(2015-12-10 16:37:08) |
3. 凶悪
《ネタバレ》 これは有名な話だからなあ。で、この映画がそれを題材にしているだなんて知らずにチケット買って映画館へ行ったわけだ。ストーリーがわかっちゃってるんで、つまんらないのなんの。暴力描写やグロ描写への耐性はかなりあるんで、インパクトも感じないし。おまけに取材側のウダウダした内輪話、苦労話、あれこれとご披露してくれるのはいいが、なんだかねえ。予習しなかった自分も悪いといえば悪いが、最近は予告での露出が多すぎる映画がありすぎて、極力事前情報を入れずに観に行っているわけで、ここまで特異的、有名な事件の映画化をしたのであれば、それなりの副題をいれるなどしてほしかったなあ。 [映画館(邦画)] 5点(2013-10-07 07:06:38) |
4. キー・ラーゴ
独特の味わい。舞台設定が都会ではなく、非日常のキーラーゴ。「暑さ」と人々の欲、生命力、情熱が同調している。映画の中の服装、ホテルの調度、システム、交通手段、冷房のない扇風機、いい味だしている。 [DVD(字幕)] 8点(2008-04-14 23:11:51) |
5. キング・コング(2005)
長い!長すぎる(怒)。筋書きに新しさは望めないのだから、リメイクするならその意味を考えて作れと言いたい。大人の男が面白いと思う映画ではない。女性向きだね、「私を守ってくれる王子様、それがコングよっ!」ってところに共感できない人にとってはきつい3時間になる、忠告まで。それから映像と流れは安っぽいよ、とっても。 恐竜が追ってくるシーンなど、CGは大量に投入されているがアーケードのゲーム機じゃないんだから、もう見慣れすぎて全然感動と驚きは無い。 [映画館(字幕)] 3点(2005-12-18 17:37:22)(良:1票) |