1. キャメラを止めるな!
《ネタバレ》 オリジナルと基本構成は同じだが、イケメン俳優枠のキャラクター描写がオリジナルよりも尺を割いて描かれていた。そのせいか、主人公家族3人の関係性がほとんど描けていない。 何と言ってもオリジナルは日暮一家が次々に暴走していき、それが映画を躍動させる推進力になっていたのに、本作は主人公家族の3人ともがおとなしすぎて力強さに欠ける。特に娘のキャラクターが印象薄すぎるわ。改めてオリジナルの偉大さを再確認。 [映画館(字幕)] 4点(2022-07-20 17:39:35) |
2. 危険な情事
《ネタバレ》 ○グレン・クローズってすごい女優さんだなというのが一番の感想。○結局お互い様じゃないかと思わせたのがこの作品が平凡であるところ。確かにお互いの容姿や雰囲気に惹かれて一夜の付き合いというのもあるでしょう。しかし、もっとお互いが惚れざるを得ないと思わせる何かがあればもっとこの作品に深入りできたのではないか。○溺死したはずのアレックスが起き上がる場面はもはやコント。もう少し上手い煽り方がったのではないか。 [DVD(字幕)] 4点(2018-03-09 23:43:24) |
3. 希望のかなた
《ネタバレ》 ○アキ・カウリスマキ監督作品初鑑賞。○非常にシリアスなテーマながら、時にコメディありのソフトに進んでいくのが心地よい。決して本筋とは関係はないが、日本人にのみ分かるコメディシーンは見もの。微妙に誤解している所も含めて。○妹と再会できたとは言え、刺された主人公が微笑むエンディングだが、半ば強引。作風的に選ばれたエンディングだろうが、彼らにはまだまだ試練が待ち受けているのだろう。 [映画館(字幕)] 7点(2018-02-12 01:00:53)(良:1票) |
4. きみに読む物語
《ネタバレ》 ○意外性のない恋愛もの。展開がベタベタで、悪くはないんだが、共感できるものがあまりなかった。○母も娘の邪魔ばかりしていたが、娘と同じ過去という安っぽいエピソードが残念。○ラストも二人同時に死ぬって。もう少し良い終わり方はなかったかな。さすがにやりすぎで醒める。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2018-01-15 15:14:15) |
5. キングスマン: ゴールデン・サークル
《ネタバレ》 ○概ね楽しめたが、前作の主要人物をかなり途中退場させたのが残念でならない。新キャスト登場のための工作か。にしてもチャニング・テイタムなんかは割りに合わない役だったが。○そして、ロキシーは早々に退場。マーリンは死ぬのが決まっていたかのような違和感のある死に方。○また最後にミンチにされるべきはポピーだったはず。中年女性を相手に2対1はできないのは分かるが。○エルトン・ジョンはサービス精神満点だった。BGMとしてかかった曲も盛り上げるのに素晴らしい選曲だった。 [映画館(字幕)] 6点(2018-01-15 13:23:57) |
6. キリング・フィールド
《ネタバレ》 〇半ばドキュメンタリー風で、一気に戦場に放り込まれる追体験ができる。〇登場人物に降りかかる出来事があまりにも不埒で、胸が締め付けられる。〇再会するラストは素晴らしかったが、Imagineを流すエンディングは安直すぎるな。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-11-25 17:59:56) |
7. キラー・スナイパー
《ネタバレ》 ○メジャータイトルではないが、とんでもない映画だな。○割と上映時間の短い作品だが、特にラスト15分の畳みかけは画面から目が離せない。○前払い殺人の例外を認めないジョーが、ロリコンをどうにも処理しきれず例外を認めたことから起こるパニック劇。○マコノヒーのチキンを使った拷問プレイとラストのあの笑顔。傷ひとつつかない主人公が最後に撃たれるところを映さないのも良い。○邦題のスナイパーてどこから出て来たのか。「キラー・ジョー」で良かったのに。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-06-11 21:02:00) |
8. 奇跡の人(1962)
《ネタバレ》 ○午前十時の映画祭にて鑑賞。○前知識なしで観たが、名前と目耳の障害で誰の話か容易に想像がつく。○サリヴァン先生がヘレンをしつける場面は割と長回しで見せ、迫力があり引き込まれる。○またサリヴァン先生はヘレンだけでなく、彼女の家族にも諦めずに立ち向かう。○粘り強く諦めない姿勢は観ている者の胸に強烈に刻まれる。 [映画館(字幕)] 8点(2017-02-18 22:19:34) |
9. 君の名は。(2016)
《ネタバレ》 ○映像美と現代劇なのにどこかノスタルジックな気分に浸れる不思議な作品だった。○大幅に過去が変えられたり、時間の割に情報を詰め込み過ぎたり、こっちが恥ずかしくなるようなセリフ言ってみたりと突っ込みどころはたくさんあるが、いろんな話題が出てきて良かったのでは。 [映画館(邦画)] 7点(2016-10-29 23:13:42) |
10. キングスマン
《ネタバレ》 ○「キック・アス」監督が撮ったんだなっていうのが伝わってくる。映画オタクっぽい、映画ファンが喜ぶオマージュがたくさんある、遊び心のある映画。○悪役もサミュエル・L・ジャクソンが楽しんでるなっていうのが伝わってくるのが良い。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2016-08-17 21:56:32) |
11. 凶悪
《ネタバレ》 ○山田孝之もピエール瀧も最初はなぜそこまでこだわるのかわからなかったが、徐々になるほどとなってくる。○誰が凶悪だったのかという所が焦点になってくるが、山田孝之の家族のエピソードが少し邪魔している。ない方が良かった。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2016-07-17 22:52:38) |
12. 96時間 レクイエム
《ネタバレ》 ○過去2作品とちょっと毛色が違い、主力級の登場人物をあっさり殺してしまう辺りびっくりした。○アクションも相変わらずやりたい放題で気軽に楽しめる。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2016-02-23 12:53:22) |
13. 96時間 リベンジ
《ネタバレ》 ○安直な続編だが、前作の路線でそれなりのクオリティ。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2016-02-23 12:42:19) |
14. キャロル(2015)
《ネタバレ》 ○どうも恋愛?不倫?ものは得意じゃないが、主役二人が素晴らしく最後まで観ていられた。キャロル主体で話が進んでいくが、突き放されたテレーズが行動を起こしていく、まさに恋だなと。○ハジやリチャードら男性陣は映画内にまるで居場所がなく、とことん女性目線で話が進む。てっきり女性監督かと思ったくらい。○当時の風俗も反映しており、同じタバコを吸うでもキャロルとテレーズではまるでオーラが違う。○ケイト・ブランシェットは女優としてすでにレジェンドの域だが、ルーニー・マーラにもぜひその域へ達してほしい。 [映画館(字幕)] 7点(2016-02-22 22:42:32) |
15. ギャラクシー・クエスト
《ネタバレ》 ○前置きが非常に簡潔で、SF設定も奇抜なキャラクターも受け入れられる。○最後にはほろっとさせるドラマもある。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2016-01-17 10:12:19) |
16. キッド(2000)
《ネタバレ》 ○やはりディズニーらしく、音楽も設定も良い雰囲気である。○子役に関しては、ダメ主人公の子ども時代としてはありだが、どうなんだろう、微妙なところ。○ファンタジーとして、ドラマとして、ロマンスとして正直中途半端だった。心に響くものはなく、メッセージ性としても陳腐だった。○エミリー・モーティマーは笑顔が素敵で魅力的だった。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2015-10-18 01:15:14) |
17. キューティ・ブロンド/ハッピーMAX
《ネタバレ》 ○対立構造含め分かりやすいのが何よりだが、続編としてやる意味までは見いだせなかったかな。○ただリース・ウィザースプーンはさすがの魅力。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2015-10-18 00:11:08) |
18. 96時間
《ネタバレ》 ○割とシリアスだが、リーアム・ニーソンの無双映画なので、がんばれおっさん!ぐらいのスタンスで見るのがいいかな。○アクションシーンはここ最近のアクション映画の詰め合わせって感じで特に目新しさはない。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-05-17 17:19:56) |
19. 嫌われ松子の一生
《ネタバレ》 ○「下妻物語」も観ていたが、やはり中島監督作品は不思議な活力があり最後まで一気に見せる。○かわるがわる登場するキャストの数々もすごいが、それぞれにしっかりとインパクトある出番があるのもすごい。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2015-01-04 15:55:21) |
20. キラー・エリート(2011)
《ネタバレ》 ○この作品もジェイソンボーンシリーズの影響が垣間見える作品だった。どこかハリウッドっぽさを排除しようとしたそんな印象。○ジェイソン・ステイサムはいつも通りだが、デニーロに関してはあんたの演じるキャラじゃないだろうと思うんだが、最近はこういう役もよくやるよね。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-12-21 22:53:49) |