1. ギャング・オブ・ニューヨーク
《ネタバレ》 ニューヨークの歴史と言うものを知りました。 人種差別に宗教問題、貧富の差に南北戦争の徴兵令、色々な物が混沌としていたんですね。 最後ビルがアムステルダムの手を握って息を引き取るシーンは泣けました。ジェニーとの関係のことや、息子が欲しかったと語っていたことや、そしてジョニーが売ったことに関しての態度も、ビル暗殺を失敗したときに殺せたはずなの殺さなかったこと等、息子の様に思ってたんでしょうね。 最後の抗争、砲撃を見るとギャング映画でも無かった様に思えます。もちろん公開当初のCMでの恋愛映画でも無いと思います。結局復習も然り、争いからは何も生まれるものは無く時代は変わったのだと虚しさを感じました。 映画のセットや衣装も凝っていてエンターテイメントとしても良く出来ていると思います。 また見たいと思いたくなる様な素晴らしい作品でした。 オスカー非常に残念だったと思います。 [DVD(吹替)] 9点(2009-01-12 22:47:18) |