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1.  鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎 《ネタバレ》 
平成以降の新しいTVバージョンは未見。「八つ墓村」みたいな話を、鬼太郎の両親含む幽霊族と彼らを利用してのし上がったある僻地の一族との絡みを映画という事で結構大きなスケールで描いている。 日本アニメの安定感を余すところなく発揮、背景画とかも綺麗。 まあ令和の時代なので話はパキパキ進み、かつての原作「墓場鬼太郎」の雰囲気はあまりないが。鬼太郎のちゃんちゃんこの成り立ちもなるほどという流れで出てくるし、ラストは原作の鬼太郎誕生の話に繋がる流れの劇画チックな映像が曲をバックに流れ、古いファンもああ、既知の話のその前の話ってことなんだなと納得できる。水木の戦争体験の話等もうまくストーリーに絡めていて彼の心の動きも違和感なく、脚本はかなり原作を咀嚼したうえでよく練られているなあと感心した。
[映画館(邦画)] 5点(2023-11-21 20:57:31)
2.  牛乳屋フランキー
テンポよく今でも十分面白く楽しめた。フランキー堺の動きのキレは凄い。若い宍戸錠が二枚目でカッコいい。
[インターネット(邦画)] 6点(2023-05-14 11:19:13)
3.  キングコング対ゴジラ
古い作品だが作品テンポもよく、安定感ある特撮も安心して観られる。有島一郎のコミカルな演技は流石に面白い。南方原住民描写はこの時代ならではだが、これはもはや当時の東宝特撮の様式美のひとつ。
[映画館(邦画)] 6点(2020-05-24 10:48:06)
4.  北国の帝王 《ネタバレ》 
無賃乗車をする放浪労働者のホーボー達とそれを阻止せんとする機関車乗員の男の意地の張り合い。リー・マーヴィン、アーネスト・ボーグナインがいいので飽きずに観られ結構美術なんかにも金がかかっていそうだが、それぞれの人物造形が少し薄いかな。
[ブルーレイ(吹替)] 5点(2020-05-17 18:51:47)
5.  記憶にございません!
登場人物描写や個々のエピソードは悪くなかったが、ストーリーを通してのインパクトが薄くて後半ややだれた。
[映画館(邦画)] 4点(2019-10-27 09:34:37)
6.  キラー・エリート(1975) 《ネタバレ》 
ペキンパーは好きな作品が多いのですのが、これはつまらなかったです。 登場人物の掘り下げも浅く、カーンのリハビリもダラダラ長く観ていてダレます。 中国と日本がごっちゃになっていて忍者とカンフーとかが混ざった感じなところも変すぎ。
[ブルーレイ(吹替)] 3点(2019-04-29 17:23:33)
7.  君の名は。(2016)
劇場公開時マスコミですごく取り上げられていたので観てみました。 絵は精緻で綺麗でしたが、ストーリーは「転校生」やら昔の角川SF映画的なものを詰め込んだ感じ。 ただなんとく人物描写が浅く感じられ、繰り返される邦楽もどうも映像とのシンクロ感も感じらなかったせいか入り込めませんでした。
[地上波(邦画)] 4点(2018-01-07 14:09:42)
8.  キャバレー(1986)
主題歌だけ印象的であとはなんとなく大人でオシャレ~な雰囲気だけ出してる感じでした。当時の角川映画らしさ全開。「ひどい!あんた人間じゃない!」「おらーヤクザなんだよ」ってCMがよく流れたのを思い出しました。
[映画館(邦画)] 3点(2017-08-05 09:28:31)
9.  ギララの逆襲 洞爺湖サミット危機一発 《ネタバレ》 
昔の映画というよりもTV特撮っぽいが愛情込めて茶化してますね。G8首脳はそれぞれそれらしくパロってるがややステレオタイプ。ただ東宝特撮系含め脇役に色々有名な俳優が出ているし、くだらないんだけど日本の特撮ファンが楽しめる部分は多く、加藤夏希もいい。だがしかしタケ魔人が出てきた時点で仮面ノリダーとかそういう薫りを感じちゃったので減点。
[DVD(邦画)] 4点(2017-07-31 23:45:50)
10.  Kids Return キッズ・リターン 《ネタバレ》 
北野作品は結構観ていて、どうも本人が出てきてピストルぶっぱなすイメージが強いですが、本人未出演のこの作品は群を抜いてると思います。 主人公のおちこぼれ二人は何処の世界に行っても他人との軋轢や、組織のしきたりで縛られたり潰されたりしてなかなか思うように行かない。それと入れ替わるようにかつては主人公達に馬鹿にされていた漫才コンビや、後進ボクサーが台頭していく。 淡々とした描写の中に人の世の栄枯盛衰と無常感がよくでていて痛いほどでした。若者の話なので最後は少し救いを入れたのかな。 タイトルバックの自転車二人乗りの疾走感、スパーリング時のリズム感、音楽も素晴らしいです。
[ブルーレイ(邦画)] 9点(2017-07-25 23:16:51)(良:1票)
11.  傷だらけの天使(1997) 《ネタバレ》 
続編はコメントがあるのに正編にコメント0とはこれいかに。 有名なTV番組と同題ですが話は全く関係なく、TV版のショーケン・豊が、トヨエツ・蔵人になっていて、 作られた時代も背景も違うのでそれを比較しても仕方ないですが、TV版にあったギラギラ感、熱気のようなものは感じられませんでした。 全く独立した男二人の珍道中的なロードムービーとして悪く無いと思います。青森県でも色々な文学等の舞台になる津軽ではなくて、観光地としては印象の薄い三八上北地方の寂れた雰囲気がよく、原田知世もカワイイ。プロレスのシーンは必要だったのかなあー。
[映画館(邦画)] 7点(2017-07-23 13:37:35)
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