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1.  恐怖のメロディ 《ネタバレ》 
イーストウッドの初監督作品ということで注目した。 ストーカーという概念があまりない時代で当時はスリラーとして新鮮味があったと思う。 只、今見ると、既視感があり、先が予想できるので、少し退屈である。 演出的には、女が最初に傷害事件を起こしたあと、モントレージャズフェスティバルのシーンが挟まれるが、緊張感が切れてしまい、流れが悪い。 最後の対決シーンも割とあっけなく終わってしまう。
[CS・衛星(吹替)] 6点(2024-09-15 18:27:28)
2.  鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎
大人向けの鬼太郎が観られるかと期待しての鑑賞。 冒頭から中盤まで「犬神家の一族」「八つ墓村」を思わせるおどろおどろしい雰囲気で非常に興味を引く。 水彩画のような作画も丁寧で美しい。 ところが後半にかけて、幽霊族やら何やらややこしい話しになっていき、激しい闘いのシーンが多くなり、正直観るのがしんどくなる。 どこまで原作に忠実なのかわからないが、もう少し分かり易く簡潔に作れなかったのかと感じた。
[インターネット(邦画)] 6点(2024-05-05 12:57:16)
3.  キネマの神様 《ネタバレ》 
山田洋次監督の懐古趣味的な映画であるが、正直内容が退屈すぎて萎えそうになった。 小津安二郎の「東京物語」の時代設定であれば主人公の78歳には無理があるのではないか? スクリーンから主役が飛び出すというストーリーは今更感があるが、木戸賞受賞とかありえない。 永野芽郁から宮本信子のバトンタッチに関してはまったく違和感がなかった。
[インターネット(邦画)] 5点(2022-06-26 13:40:18)
4.  魚影の群れ 《ネタバレ》 
評価が高い相米慎二監督の代表作と思って期待したが、今一でした。 まず、方言が聞き取りにくい、半分ぐらい何言ってるのかわからない。 冒頭、佐藤浩一が船で大怪我をするが、その後も漁師をする心情がわからない。喫茶店で夫婦幸せに暮らせるだろうに? マグロ漁のシーンは確かに迫力はあったが、二人の女優の濡れ場も唐突で、終始内容が退屈のまま終了した。 自分には合わない映画でした。
[インターネット(邦画)] 5点(2021-09-12 16:56:30)
5.  桐島、部活やめるってよ 《ネタバレ》 
神木くん以外、当時あまり知られていなかった若手俳優達が、今第一線で大活躍しているのが凄い。 桐島が最後まで登場しないのがミソで、その存在を巡って何故か周辺が右往左往している。 その中で学校内のカーストが描かれるが、なんか学生時代の嫌な記憶が蘇る。 映画部の描き方はオタクの集団みたいで違和感を感じた。神木くんと橋本愛のエピソードが切ない。 ただ、モテ男の東野君が実は生きる目標が見出せず、最後に一途な映画部の部長を少し羨ましく感じる場面は良かったと思う。
[インターネット(邦画)] 6点(2021-08-08 22:31:36)
6.  救命艇 《ネタバレ》 
ヒッチコックの異色作。戦時中という事もあり、登場するドイツ人=悪人というイメージになるのは仕方ないのだろうか? とは言え、上映中、救命艇という限られた場所のみにおいての人間模様ががスリリングに描かれており、 実験的な映画という意味では面白かった。
[インターネット(吹替)] 6点(2021-05-30 01:05:52)
7.  祇園囃子
小暮実千代が情感たっぷりに生真面目な芸妓を演じ、今が旬の「おちょやん」こと浪花千栄子がドスの効いた貫禄ある茶屋の女将を演じている。 若き若尾文子のまだ青臭いウブな演技、と女優の競演が見所です。 華やかな芸妓の世界も裏に回れば過酷で非情な女の世界である事がよくわかる映画である。 昔の日本映画は、祇園を舞台にした良作が多かった。
[インターネット(邦画)] 7点(2021-03-01 23:02:18)
8.  飢餓海峡 《ネタバレ》 
3時間と長い尺ですが、人間ドラマ、サスペンスとして面白いので一気に観れます。 設定は、「砂の器」などでよくあるパターンで、立身出世した主人公が過去を暴かれたく無くて殺人を犯すというもの。 それにしても、三国連太郎が左幸子を絞め殺すシーンが唐突過ぎ、ましてやそれを目撃した使用人も躊躇無く殺すなんて理解出来ない。 このオッサン殺しに慣れとるやろ!と思わざるおえない。 貧困がテーマになっているが、戦後生まれの自分には、今ひとつリアルに感じられなかった。 ラストは衝撃的で、思わず「あっ!」と叫んだ。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2020-05-31 19:33:12)
9.  キャスト・アウェイ
トムハンクスの演技が素晴らしい、役作りの為、25Kgも痩せたそうですね。 無人島生活は徹底してリアルに描かれており、只々救いのない状況に観ていて辛いものがある。 そんな中で、バレーボールのウィルソンと妻の写真だけが生きる支え、ほんと切ない。 船に救助された後の妻がすでに再婚しており、再開のくだりもこれまた切ない。 それでもラスト強く生きていこうという決意がラストシーンのアップで感じられ、感動しました。
[インターネット(字幕)] 8点(2020-05-16 18:37:08)
10.  疑惑(1982)
なんと35年ぶりぐらいに鑑賞。 最初から最後まで飽きることなく一気にみせる一級のエンターテイメントに仕上がっている。 岩下志麻、桃井かおり、それぞれがキャラぴったりの好演。 柄本明の新聞記者はマスコミ操作やり過ぎでしょ!でも当時の彼、今と違って若いなぁ。
[インターネット(邦画)] 8点(2020-05-15 03:30:30)
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