1. キネマの神様
BSプレミアムでの視聴。 「キネマの天地」同様に、山田洋次監督の往年のキネマ愛を感じさせる良作。 ただ、ダメ老人に成り下がったゴウの再生、栄光といったカタルシスまでは感じられず。 原作は読んでないが、本来の志村けんが演じたとしても「東村山音頭」がチョイスされていたのだろうか? 彼への追悼の気持ちでジュリーにこれを歌わせたとしたら、それはそれで感慨深い。 当時の大スター女優を演じた北川景子、ゆりあんレトリィバァのネタの「昭和の女優の喋り方」を彷彿とさせた演技はお見事。 園子さん、大スターなのにとても優しくてイイ人なんだけど、ラストのシーンでは死神に見えてしまった・・・ [CS・衛星(邦画)] 7点(2023-04-01 09:35:51) |