1. ギルバート・グレイプ
就職活動の成果が芳しくなく落ち込んでいた大学4年のある日にNHKの衛星放送で観た作品である。特に大きな起伏も無い淡々としたストーリーなのに最後に残るあの爽やかさは一体何なのだろう。この時ほど映画に勇気付けられたことは無かった。デップはさほど印象に残らなかったが、ディカプリオの演技は真に迫っていてアカデミー賞ノミネートも納得させられた。"You can go anywhere if you want."(その気になればどこにでも行ける)という台詞は今でも心に残っている。 8点(2003-04-15 21:12:04) |
2. 危険な情事
うさぎが可哀相。。。 6点(2003-04-03 20:40:51) |
3. 君を忘れない FLY BOYS,FLY!
かつて特攻隊で死んでいった若者たちは忘れないが、この映画はすぐに忘れそう。この頃、国のためと信じて特攻隊に参加した若者がいた一方で、部下に特攻を命令しておいて自分の番になると敵前逃亡したとんでもない司令官も存在したそうだ。日本の官僚組織って今も昔も変わりませんな。 2点(2003-03-25 08:24:56) |
4. キリング・フィールド
クメール・ルージュの元幹部に対する裁判が、今でもなかなか進展しないのは、ポル・ポトの恐怖政治下で多くの知識人が殺されたことにより司法に詳しい人間が今のカンボジアに数少ないためだという。ポル・ポト自身、若い頃フランスに留学した経験のあるエリートなのになぜ知識人をあれほどまで憎悪するに至ったのだろう。一説によると20世紀の歴史において戦争よりも共産主義革命による死者の数の方が上回るそうだ。共産主義というイデオロギーの恐ろしさを知ることのできる作品。 8点(2003-02-25 22:48:03) |
5. キューティ・ブロンド
主人公エルは確かに努力したけど、でも彼女の実家はロースクールの学費を払えるだけの財力があった訳だから、元々恵まれているんだよね。(アメリカの私大、特にアイビーリーグのロースクールともなると学費の高さは半端じゃないです)あまり感情移入できない理由はそこにあるのかも。リース・ウィザースプーンのキャラクターは好きだけど、話自体はそうでもない。続編は作らなくてもいいよ。 5点(2003-02-24 22:58:41) |
6. ギャング・オブ・ニューヨーク
僕みたいな生粋の日本人からみれば「あんただって血筋をたどれば移民じゃないのよ」と突っ込みたくなるのだが、その辺の心情は、ネイティブアメリカンじゃないと分からないのだろうな。ふーん、ニューヨークにはこんな歴史があったんだ、だから何?という印象しか残らなかった。2点は、デイ=ルイスの演技に敬意を表して。ディカプリオは「タイタニック」以来の爽やか美青年イメージがあまりに固定化してしまい、違和感があった。で、キャメロン・ディアスは一体? 2点(2003-01-07 21:49:27) |
7. キス・オブ・ザ・ドラゴン
7点はジェット・リーのアクションに対しての評価。だってブリジット・フォンダのような美人と間近で向き合ってるのに全然チューしないんだもん。タイトルは「龍の接吻」なのに。 7点(2003-01-03 21:31:07) |
8. ギャラクシー・クエスト
一見するとB級コメディ映画。だが、ただのB級ではなく大真面目に作られている。それがこの映画が、隠れた名作たる所以である。駄作続きのハリウッドだがこういうのを出してくるあたりは、まだまだ健在だ。 8点(2002-09-17 21:41:16) |