1. 鞍馬天狗 鞍馬の火祭
第29作。このシリーズ見るのはこれで2度目だけどやはりあまり面白さがわからん。退屈男のような娯楽性も見られないし、ストーリーが小難しい。今作では偽天狗とか方針書とか言ってるが…。まぁ目的は岸恵子とか結構豪華な出演者達なのでそっちのほうで収穫はあるけど。岸恵子は普通に若くてかわいかったです。ひばりは天狗のおじさん探しに行くとかいったきりほとんど活躍なし。代わりにもう一人の子役が大活躍。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2005-11-20 23:47:16) |
2. 黒田騒動
三大お家騒動の一つ、黒田騒動を描く内田吐夢作品。前半は退屈だけど、大友柳太朗が出てきてから面白くなる。船を燃やしたり屋敷に大砲撃ち込んだりとかなり過激。それでいて重厚な映画。緊張感のある作品だけどちょっと印象に残りにくい。お家騒動ものでは大友柳太朗主演の加賀騒動のほうが面白かった。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-10-28 23:56:25) |
3. 孔雀城の花嫁
軽い感じの時代劇、と言えなくもないけど今の視点から見ると結構やばい作品。姫をさらいに来た山男に花嫁調教を頼む殿様っていうのが凄い。ベストシーンはひばりがといだ米の中に足を入れて水の量を測るシーン。3人分は手首までの水の量と教えられたが、4人分では・・・と考えてやったらしい。一番つっこめるのはやはりクマ。3度登場するけど、どう見ても着ぐるみ。そこも含めてコメディとして楽しめることは楽しめるけど。ラストはちょっと強引だが全体的に十分娯楽映画として楽しめる作品。 5点(2004-07-12 20:04:58) |
4. 国定忠治(1958)
国定忠治初めて見たけど意外に面白かった。予想通り地味なんだけど渋い。おそらく国定忠治の名場面を集めたって感じの作り。ラストシーン、「国定忠治 鬼より怖い にっこり笑えば・・・人を斬る!」の後の30人斬り。「流石は小松五郎義兼 よく斬れる」とか言ってるけど斬れすぎ・・・。ヤクザっぽい千恵蔵も面白かった。 8点(2004-06-28 00:04:37) |
5. 鞍馬天狗 角兵衛獅子(1951)
初めてこのシリーズ見たけどいまいちかな。映像・音声もよくないのでストーリーが分かりにくかった。月形VSアラカンの勝負の行方もよくわからないままエンドって感じで残念でした。キャストは豪華で、美空ひばりの若さに驚くし、山田五十鈴もかなり綺麗でした。 5点(2004-06-08 22:00:43) |
6. 狂った果実(1956)
どうも退屈。石原裕次郎、津川雅彦、岡田真澄とみんな若くてかっこいいといったぐらい。中平康作品はこれで3作目だと思うけど、あまり好きじゃないかも。それにラストはいつも予想できない方向。津川雅彦が石原裕次郎、北原三枝の周りをボートで回り続けるシーンが不気味で印象的。 5点(2004-05-19 01:03:01) |