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1.  草の乱
「困っている人々」や「阿漕な高利貸し」「横暴な官吏・司法」の姿がほとんど描かれず、さらっと撫でるように話が進んでいくので、困窮、逼迫のほどが伝わってこず、ゆえに音楽ばかり勇ましくとも義戦であるという理屈は分かっても引き込まれる説得力に乏しく、高利貸しを焼き討ちする場面では単なる暴徒との印象さえ受けた。 困民党の幹部たちもひたすらに場当たり的で、とりあえずひと暴れしてみたものの「官軍が来るぞー、わー逃げろー」という感じになってしまっており、総理が洞穴の中で「俺たちはよく戦った」と独りごちても「は?」という感想しか湧いてこない。最後に大砲を一発撃って解散するなどというのは論外で、あれでこの事件が「単に世の中を引っかき回して生き生きとしてみたかった幕末青春物語」に似たような心性にのものに堕してしまっている。 これほどまでに大規模な反乱が起こるほどの世情、時勢とはどのようなものだったかという描写もほとんどない割に、とってつけたように出てくる山県有朋や伊藤博文のステレオタイプな悪役像にも鼻白む。 決定された歴史の中で最後に破局が待つ場合、このような映画ではいかに憐憫、哀惜、悲憤の情を喚起するかが肝だと思うが、この映画はそれに完全に失敗していると思う。音楽だけ哀切でもしょうがない。 この事件に本当に向き合うと、もしかするともっと長尺で、複雑で、陰惨な話になるのかもしれない。それは商業映画向きではないのかもしれない。だけどそれを真正面から描く覚悟がないならはじめから扱うべきではないと思う。これならドキュメンタリーを観た方が、変な印象を与えないだけずっと良い。
[DVD(邦画)] 3点(2014-11-15 02:34:07)
2.  グッドナイト&グッドラック
「報道」とは何なのか。テレビというメディアの役割とは何なのか。それを改めて問いかける為に使われた素材が「アカ狩り」。この日本人には馴染みの薄い事件を話の中心に据えた事で、「アカ狩り」を知らない人には、この作品は随分と薄いものに映るかも知れない。この時アメリカで行われていた「アカ狩り」の様子は、「狂気のマッカーシー旋風」とも形容され、共産主義者を疑われた者が調査委員会の召喚を受けた時の様子などは、さながら魔女裁判のようだったという。しかしジョージ・クルーニーは観客がこれを「知っていること」として話を進めているので、この映画の中からそうした狂気はほとんど感じ取れない。この映画で描かれるのは、あくまでも報道の自由と信念を守るために、ブラウン管を通してスマートに戦う男の姿であって、事件を知っており、かつ「集団心理の狂気」みたいなものを見ることに辟易としている自分などは、この全編を貫くスマートさは歓迎すべきものなんだけれども、事件を全く知らない人には、「???」な映画かも知れない。「興味があるけど、アカ狩りは知らない」という人は、予備知識を入れておく事をオススメします。本来そういう映画はよろしくないんだけれども。最後に、自浄努力もしないまま健康番組の捏造で大騒ぎする日本のメディアと「騙された!」と憤慨する視聴者に、Good Night,and Good luck.
[DVD(字幕)] 8点(2007-01-31 23:58:29)(良:1票)
3.  グッバイ、レーニン!
「素晴らしいわ」が全てを物語っている。社会主義は資本主義に敗北した。しかし目の前に映しだされているのは、社会主義がついに到達した理想の世界。そして傍らには、自分のためにそんな世界を創造してくれた息子。母親の言葉は、全てに対しての賛辞だろう。この映画には、西側諸国が唾棄してきた社会主義という理念が根っこに持っていた純朴さ、にスポットが当たっている。一夜にして資本主義なだれ込んで来た東ドイツ。果してそれは本当に幸せな事だったのだろうか?アメリカは、日本は本当に豊かな国だろうか?「西側的退廃文化」は’90年代から確実に社会的病理を生み出し始めた。現在、旧東ドイツ地域の失業率は20%以上とも言われる。「今こそ我々は手を取り合い、次なる世界へと飛躍するのです。」S・イェーンの言葉は、資本主義の水にどっぷり浸りきり、他を顧みることのなくなった自分達に向けられたメッセージなのだろう。
9点(2004-10-27 23:01:05)(良:1票)
4.  クレヨンしんちゃん 電撃!ブタのヒヅメ大作戦
どうもかすかべ防衛隊が出てくると内容がクサくなってあまり好きではない。アクションや爆発シーンも、やっぱり実写のそれには敵わない。トイレのシーンは笑ったけど。ぶりぶりざえもんの美声だけでお腹一杯です。
6点(2004-10-22 20:55:02)
5.  蜘蛛巣城
絢爛豪華な衣装、物怪や能面を模した奥方の表情・・・本当に美しくて怖い映画。黒澤明の演出家としての力量再認識した。特に冒頭「蜘蛛巣城跡」と書かれた棒っ切れに霞がかかって、その霞が、ざあっと晴れて巨大な蜘蛛巣城が現れる、あの瞬間は鳥肌が立った。そしてラストシーン。分かっていても、三船の恐怖の表情を見ると「おおっ!ミフネ様が!マジでミフネ様が死んでしまう!!」とドキドキした。どっちにしろもう死んでますが。「七人の侍」の「雨の決戦」に勝るとも劣らない名シーンでしょう。
7点(2003-11-19 21:12:41)(笑:1票)
6.  クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲
ターゲットが「お父さん」なため、若者としては、感じるものはあったが『戦国大合戦』の方が遥かにレベルが高いと感じた。ひとつ思ったのが、「未来に希望を抱き、今しも人生の絶頂期を迎えようとしている大人」でも匂いに惹かれてあんなになるんだろうかと。そんな所が引っかかって素直に楽しめなかった。いや、面白いことは面白いです。ひろしが正気に戻るシーンでは感動しました。
6点(2003-10-20 14:10:13)
7.  クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦
泣いてしまった・・・期待してなかっただけ余計に。もうターゲットを大人に絞ってるのかな。しっかりした時代考証や登場人物の微妙な心情の描写など、子供にこれがわかるんだろうか?っていうのがたくさんある。黒澤明へのオマージュもいっぱい。ボーちゃんが「裏切り御免!」と言って逃げたシーンは爆笑。「乱」を思わせるラストのダークな色調も、あれがあるから現代に戻ってきてからの青空が一層引き立つ。これだけのレベルの邦画が今果たしていくつあるだろう。
10点(2003-06-02 21:38:18)
8.  紅の豚
飛行機飛びまくりってだけでも自分にとってはかなり嬉しい。「飛べねえ豚はただの豚」という日本映画史に残る名セリフ(?)も飛び出す。男子たるもの常にこの言葉を胸に留めておきたいもんです。
7点(2002-11-13 03:20:35)
9.  グリーンフィンガーズ
ほのぼーのしてるね、単純にいい話。冒頭のシーンが実はかなり後半のシーンだったのは巧かった。脱走した兄ちゃんのその後も知りたかったなぁ。
7点(2002-09-25 06:10:52)
10.  グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち
良い映画ではあったけど、一回見れば充分という気もする。
6点(2002-09-05 15:17:24)
11.  グリッドロック
ブラックユーモアに溢れてるねー。最近、病院の受付で不快な思いをしたのでそれを思い出した。予告編で『「海の上のピアニスト」ティム・ロス』に対して『「伝説のラッパー」トゥパック・シャクール』ってあったけど、知らない人は2PACが「伝説のラッパー」っていう映画に出てたのかと思う・・・わけないか。
8点(2002-07-09 01:06:59)
031.02%
162.03%
293.05%
3217.12%
4268.81%
53712.54%
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