1. クローバーフィールド/HAKAISHA
《ネタバレ》 こ、怖いっ!!俺、ホラー映画には耐性あるつもりだし、ほとんどのホラー映画は楽しんで見ちゃいます。『フレディVSジェイソン』なんか大笑いしたしね。だけど、これだけはマジで怖かった。こんなもの映画館の真っ暗な中で見てたら、恐怖のあまり泡吹いて失神してましたわ。なぜかと言うと実際にありえそうだから。俺がホラー映画で怖がらないのは、心のどっかで「こんな事実際にはありえない」って思ってるからだと思うんですね。イヤ勿論本作も実際にありえる訳はないですが、でもリアリティを持って撮られてるから実際ありえそうに思える。だから怖い!!(笑)という訳で皆さんご存知の通り、登場人物の視点から撮ることで同じような絶望感や恐怖感を味わう映画なんですが、ホラー大好きなこの俺をここまで怖がらせたんだから、明らかに成功なんだと思います(笑)もう少し、極限状態に陥ったときに人間の嫌な部分が露呈するような場面が挿入されても良かったと思いますが。ただ、本作の素晴らしいところは、映画を見終わった後も観客に楽しませること。この映画、ただ見ただけでは解明し切れない仕掛けや謎がいくつもあって(例:ラストシーン。よくよく海を見てみると・・・?)それが観客をああでもない、こうでもないと論議する事に駆り立てる。ただのパニック映画に見えて、実はとても奥が深いのです。見終わって、ああ面白かった、で終わる映画がほとんどな今の世の中、いろいろな意味で斬新な作品ですよね。 [DVD(吹替)] 8点(2008-09-16 19:34:31)(良:3票) |
2. クラッシュ(2004)
はっきりいって俺には「争い=悪」という意図が理解できない。俺は核戦争だの世界紛争だのという「争い」は死ぬほど嫌いだけど、例えば殴り合いとかのいわゆる「喧嘩」に対しては肯定する立場にある。なぜなら喧嘩における暴力というのは、言葉では表現しきれない「怒り」という感情をお互いが吐き出すための一つの手段だと思っているから。人間吐き出さなくてはならない。「みんな仲良く」「怒りは抑えろ」「話し合いで解決しろ」そんな事を抜かす奴らには虫唾が走る位だ。だって人間には一人一人違う性格や考え方があって、そのズレから亀裂が生じてしまうのは仕方ない事だし、話し合ったり抑えたり出来るような軽い問題なら殴り合いなんか始めてないだろっつうの。それに喧嘩してる奴らを叱ったり引っ叩いたりした所で、お互いの気持ちが晴れるわけないでしょ。また殴りあうか、もっと悲惨な事態に発展してしまうかもしれない。それならパパッと殴り合ってお互いに和解した方がマシに決まってるじゃん、と。この映画はそれをよく解っている。この映画の登場人物たちは、様々な理由で相手と争う。お互いがお互いに怒りを、苦しみを、感情を、自分自身を爆発させる。時に相手に嫌悪感を感じる。しかし嵐が過ぎ去った後、感情の全てを吐き出したお互いの心に残ったものは、争う前にあったものよりももっと温かいものだった。嵐の後に、お互いの心に刻み付けられた愛や絆。真っ白に戻った彼らはお互いに対して抱いているそれを改めて実感する。そして彼らは以前よりもさらにそれを深めてゆく。これが「争うこと」の本質なのかもしれないなと思った。映画でも語られているように、多くの人々は争いを避け、忌み嫌い、そして「野蛮なもの」と位置づけている。争う人間を見ると「自分とは違う」と彼らを野蛮扱いする。しかし、争った後に心の中に宿る愛を、温かさを、優しさを、人は忘れている。「衝突(Crash)」とは、お互いを心の底から理解し、そして尊敬することだ。見終わった後からじわじわと余韻が広がる素晴らしい作品でした。 [DVD(字幕)] 9点(2006-08-28 14:28:49) |
3. クローサー(2004)
いや~大人の恋愛ってドロドロもんだよね~→恋に落ちる→ヤる!→恋に落ちる→ヤる!→浮気する→別れましょ!→浮気する→浮気する→ヤる!→ヤる!→ヤる!→やり直そう→恋に落ちる→浮気する→ヤる!→ヤる!→ストリップ?→別れましょ!→やり直そう→ヤる!→ヤる!→男の対決?→やり直そう→浮気する→ヤる!→別れましょ!→最後ちょっとどんでん返し?→ね、ドロドロでしょ?→はい終了。こんな映画。 [DVD(吹替)] 5点(2005-09-21 22:55:05) |
4. クラッカージャック
確かに皆さんの言うとおり、爆発とかのCGはバレバレすぎてヤバイくらい(爆)まあ存在的にはB級映画だから仕方ないけどさ。でも「ビバリーヒルズ・コップ」シリーズのローズウッド刑事とは打って変わってウィリスやセガール並の体を張ったアクションを見せるジャッジ・ラインホールドは大きな見所だし、映画自体もそんなに悪くはないから、まあ良いんじゃない?つーかさあ、ひょっとしてコレはB級ムゥーヴィの確信犯っすか?スタッフロールと本編を交互に映すっつー冒頭から、いきなりB級のニオイがプンプンするんですけど(笑)あとさー最後のあの富士山は何なワケ!?!?!? 6点(2004-09-07 21:58:17) |
5. クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!栄光のヤキニクロード
久々にクレしんを見たせいか、楽しんでしまいました。アニメ映画にこんな事言いたくないけど、アクションシーンの描き方などがなかなかスピード感があり、迫力もあって本当に良かった(自転車の大ジャンプシーンは『チャリエン フルスロットル』のパロディか?)またクレしんらしいユーモアも良いし、笑いあり興奮ありで1時間30分全く飽きなかったです(カ○チョーのシーンでは不謹慎ながら大爆笑してしまいました・・・・・・失礼!)焼肉という題材は余分じゃ?とも思うけど、アニメなのに旨そうで食いたくなったから許す!しかし、この映画をここまで楽しんでしまうなんて、私も何だかんだ言いながらまだガキなんですね。でも、本当に飽きなくて面白かったし、ガキだろうがお子ちゃまだろうが何だろうが8点献上します! 8点(2004-03-30 19:36:13) |
6. グリーン・デスティニー
《ネタバレ》 イマイチ評判が良くないみたいですが、すごく楽しめました。やっぱり本場・中国のワイヤーアクションは迫力がある上に時間が長く、たっぷり楽しめていいですね。(重力を無視してハチャメチャな動きをするのもまた魅力かも!?)また「デアデビル」みたいに近くで写しすぎて『何やってるのか解らねぇんだよ!!』という事もないし。本作は冒頭のミシェル・ヨーvsチャン・ツィイーの屋根から屋根への追いかけっこ(?)を見た瞬間「これは高点数だな」と思いました。さらに暗闇での剣闘シーン、ミシェル・ヨーvsチャン・ツィイーの剣闘バトル、竹やぶでの追いかけっこなど、思わず息を止めて見てしまう中国流ワイヤーアクションがたくさんありました。まさに【マトリックスを遥かにしのぐエンターテイメント大作】だと思います。点数・・・9点にしようかと思いましたが、ラストがイマイチなので8点にします。ラストバトルを見せてくれ、ラストあたりで!! 8点(2003-12-24 19:08:55) |
7. グラディエーター
《ネタバレ》 あんまり期待せずに見たんですが、まあそれなりに楽しめました。ただピルグリムさんと同じように長すぎる映画はちょっとキツいです。ラッセル・クロウのアクションはとてもキレがあって良かったし、冒頭もなかなかいい始まり方でしたしラストのクロウvsフェニックスはなかなかの名勝負でしたけど、やはり退屈なシーンが多いのは拭えませんね。あと前半のストーリーが説明不足だと思いました(前半、何でマキシマス《ラッセル・クロウ》の家族が殺されたのか、また何で処刑されそうになったのかが分からなくて、後半でやっと分かりました)点数は6点と7点の間=平均して6点にします。 6点(2003-11-03 19:32:28) |
8. クリフハンガー
「ダイ・ハード2」のレニー・ハーリン監督(個人的にはアクションの撮り方の上手さでは三本の指に入るくらいの”巨匠”です)が撮った映画と聞いて期待していましたが、まあまあ面白かったです。雪崩のシーンは凄いしスタローンも頑張っていると思う。あと冒頭のシーンは個人的にかなり衝撃的な展開でした。ただスタローン以外にパッとする人がいない!!あとこれを見て気付きましたが「バーティカル・リミット」はこの映画のシーンを結構パクってます。点数はまあ全体的に7点かな。 7点(2003-10-14 22:44:12) |
9. クロウ/飛翔伝説
ホラーともSFとも取れる映画ですが、これはやはり間違いなくヒーロー・アクション映画でしょう。アクションは普通のアクション映画にあるようなカンフーや銃撃戦、そして爆発シーンなどですが、それを差し引いてもエリックのあのクールさと不死身の体、そして次々に復讐していくさまが実に見事で、面白さをかなり引き立てていたと思います。何でブランドンは死んでしまったんだ・・・・・。どうせ続編を作るなら、無名の俳優なんかよりブランドンの方が断然良かった・・・・。 8点(2003-07-20 19:20:53)(良:1票) |