1. グリーン・デスティニー
ワイヤーアクション好きの私としては結構好きな映画だ。内容はいかにも中国の映画らしく単純明快分からないところが何もない。特にこの映画はそうだ。しかし、アクションシーンなどは綺麗な映像ととてもマッチしていると思う。ワイヤーアクションのこなしがとてもスムーズで違和感がない。所々にアメリカの影響が強く出ていたが、全体として香港映画の形を守っていた。このストーリーではこれ以上の評価は与えられないだろう。 6点(2003-12-21 23:19:04) |
2. グラディエーター
実にストーリーは簡単だ。小さな子供でも理解できる。すごいのはあの映像とラッセルクロウの演技だ。戦闘シーンに迫力があるわけではない。なのに、全体を通してものすごい迫力がある。やはり監督とラッセルクロウのおかげだろう。最後のシーンのあとにはやはり、目が潤んでしまった。なぜこんな単純なストーリーなのに泣かされてしまったのだろう。とてもよくできている。 9点(2003-12-14 21:05:50) |
3. グリーンマイル
息をつく間を与えないように次々といろんな事件を起こし観る人を退屈させない映画だ。 簡単に言ってしまうと流行りものの映画だ。映画なんか見たことない人が見てもとてもわかりやすく、おもしろい。トムハンクスの感動しろと言わんばかりの演技も悪いとは言わないがトムハンクスには戦争映画の方が似合っている。ストーリー自体はすばらしいとは思わないし演出、映像も良いとは思えない。誰にでも感動できるファミリーファンタジーとして親しまれるのだろう。 6点(2003-12-14 20:52:31) |
4. クレイマー、クレイマー
《ネタバレ》 時代の先を行っていた映画だ。親の権利を裁判で争う、これこそその時代を風刺した衝撃的な映画だったと聞いている。内容もさることながら俳優達の演技がすごい。ダスティンホフマンの演技はいうまでもなく超越した演技力を持っている。助演の女優二人の演技もすばらしい。この映画は観ていて演技にいやみが無く観ているだけでとても心が和む。また子供の演技はとても心情をつかみやすく名演技である。「パパもママもこんなに僕を愛している」しかし、二人は子供の取り合いを金で、裁判で争っている。とても悲しいことだがそれが現実で子供も親も周りの人も苦しんでいる。そのようなことが自分の心に伝わってくる演技。この展開のテンポと時代背景のある映画は今はもう無いなぁ、と思いながら涙が出てきてしまう映画だ。 10点(2003-12-14 15:16:17) |