1. クロニクル
《ネタバレ》 ああ、こりゃあ見るんじゃなかった。どこかに現実感のある部分があるのではと、なんとなく期待しながら見ていたのだが、結局ウルトラマンとか仮面ライダーとか、スーパーマンとかと同じ、夢物語、おとぎ話、現代ファンタジーのカテゴリーであった。そのカテゴリーを楽しめる脳を持つ方には良いのだろうが、自分には無理。どういう楽しみ方をすればいいのか、非常に戸惑った。こういう映画の存在価値とは如何に? [DVD(字幕)] 3点(2014-01-05 22:51:04) |
2. クローサー(2002)
カッコいい!冒頭のアクションは007を思わせるような軽快であっと驚くような展開。女性もスタイルよく、アンジェリーナなんたらより、遥かに品が良く、若くてきれいだ。close to you のBGMも学生映画作品っぽいというか、知った曲をうまく使っていて、センスの良さを感じた。いいねえ、香港 [DVD(字幕)] 8点(2010-08-02 22:32:26) |
3. グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち
題材は面白い。だが、ああいう「天才」は、あんなタッチの人間なのだろうか?奇麗に角が取れた感じに、清潔な感じに描かれすぎている。もっとトゲとげして、一面でみずぼらしく、かっこ悪く、そういった「人間味」が取り除かれて描かれすぎている。しかし、「天才」とはこういうものだという、その凄みは非常に上手く描かれている。世の中、上には上がいるのだと、そういうことを天狗に知らしめるにはいい映画だ。 [DVD(吹替)] 6点(2010-08-02 22:14:20) |
4. グラン・トリノ
やはり根底にはアジアに対する偏見が見え隠れするような気がしてならない。主役だから仕方ないが、やはりクリントイーストウッドは「カッコよく」描かれなくてはならず、アジア人は下等に描かれなければならない。感動もしない。 [DVD(字幕)] 3点(2009-10-26 21:43:45) |
5. グエムル/漢江の怪物
《ネタバレ》 ひとつの映画に多数の要素が織り込まれ、それぞれが上手につながっている。環境破壊、在韓米軍、家族愛、目上を敬う道徳観、怪物のリアルさ、行政による個の無視、悲劇。怪物の出来もリアルで良かったが、映像もスピード感があってシックで綺麗なトーンが洗練されていた。普段、米国映画ばかりなのでそれに慣らされてきていたが、儒教を文化背景とする韓国映画のパニックものを見て、あらためて、「キャーキャー」とヒステリックに騒ぐだけの米国映画より「馴染める」気がした。 [DVD(字幕)] 7点(2007-02-12 20:39:23) |