1. 首(2023)
《ネタバレ》 思っていたよりも見やすい映画ではあった。バイオレンスな部分もあるが、戦国の世などこんな感じだったのかと思ったり。北野映画の多くで描かれるヤクザの世界よりよっぽどリアリティがあるのかもしれない。ストーリー的にもわりかしちゃんとしていて飽きはしない。女性が全然出てこなく、男ばかりで男色が多く描かれているのが特徴的だった。かなりぶっ飛んだ加瀬信長とかは目立っているけど、個別には中村獅童や木村祐一が良い役をやってるなと。まぁ二人ともお約束事のように殺されちゃうところに北野映画らしさを感じる。最後の終わり方が、ここで終わり?感があってなんとも。まぁあれはオチみたいなものだったと思うけど、物足りなさを感じた。 [インターネット(邦画)] 6点(2024-06-22 11:29:00) |
2. クヒオ大佐
《ネタバレ》 もっと笑えるような作品なのかと勝手に思いながら見たのだが、そうではなかった。面白かったのは弟(新井浩文)とのやり取りぐらい。見ていてなんでこんなやつに騙されるんだとばっかり思った。特に満島ひかりが直ぐにあーいう関係になっちゃって、なんでなんだこんなやつにとイライラしてしまった。しかも最終的には、彼女たちは何も救われていないようにも思うし、これでいいのか?と。女たちが最後に爽快に仕返しして終わった方が良かった。まぁ元の話があるようなのでそうもいかないのかもしれないが。 [CS・衛星(邦画)] 2点(2015-06-18 23:06:50) |
3. グランド・ブダペスト・ホテル
映像や演出はいい感じだし、いろんな俳優が出ていたりして良かったが、物語自体にはそこそこの面白さしか感じなかった。まぁ、たまには、こういう感じの作品も良いよねって感じはするけれど。 [ブルーレイ(字幕)] 4点(2015-04-30 10:47:06) |
4. クローズZEROII
《ネタバレ》 とりあえず今回見て一番感じたのは、どこの世界でもトップは大変だということ。なるまではよくても、なってからがやっぱ難しいんだなと。そこから力が試されるのだろう。例えば首相とかと同じかなと。相変わらず、源治のキャラがいまいちなのだが、周りを固める、芹沢を筆頭とする個性的で味のある面々がそこをなんとかカバーしているといったところ。終盤の決戦はまさに合戦という感じだ。それに、これだけの大勢の人間が武器を持たずに素手で勝負し続けていると言うのが潔くて良い。他にこういう作品はないように思うので、新鮮に思えてグッドだ。 [DVD(邦画)] 5点(2012-02-14 23:43:45)(良:1票) |
5. クローズZERO
《ネタバレ》 原作未読。小栗旬も良かったが、山田孝之がなかなか良かった。と、言うか芹沢のキャラがいい。笑わしてくれるとこもあるし、汚いやり方をしないのもグッド。笑いの部分では前半に多く、後半はシリアス&バトルと言ったところだったが、個人的には前半のノリが好きだ。最後の雨の中の決戦だが、画面が暗く、さらに動きが目まぐるしくって正直なんだかよくわからん感じもあったのが惜しい。個々のアクションの見せ方は上手かったのと思うだけに、もっと見やすい映像にしてほしかった気がする。それと、黒木メイサの歌があそこで必要だったのかがかなり疑問だった。ない方が良かったように思う。あと、終わり方が、半端すぎてツッコミを入れたくなった。2を見させるための作りなのかどうかはわからないが、ちょっと気に食わんなという感じもした。 [DVD(邦画)] 6点(2012-02-11 12:38:02)(良:1票) |
6. グリーン・ゾーン
《ネタバレ》 アクション映画(戦争もの)としては非常に臨場感があり、ドキドキ感もあって面白かった。「ボーン」シリーズ同様に見せ方が上手い。大量破壊兵器については、この作品のようなことがあった可能性は十分にあっただろう。どっちにしても、アメリカが大量破壊兵器が本当にあると思っていたとは疑問に思うし、それの捜索が目的になっていたかと言うとそれもまた疑問だ。やはり、フセイン政権を倒すことが大前提で、大量破壊兵器の有無は、世界へのひとつの言い訳でしかなかったのだろう。大量破壊兵器が無かったところで、その時は非難されるが、戦争を行い一応の目的は達成されたので、後からすれば、アメリカ的には大した打撃ではなかっただろう。それにしても、そんな様々な思惑を知ってか知らずか、前線での任務に就かされる兵士たちは大変だなと思う。彼らには命令に従うことしかできないのだから。この作品を最後まで見ていると、結局は何もできずに振り回された感が強く、兵士の苦労を感じた。そして、もっと大変だったのがイラクの人たちなのだろうが…。 [DVD(字幕)] 7点(2011-08-21 22:49:18) |
7. クローサー(2004)
内容はともかく、男女ともに俳優陣が美しく、魅力的に描かれているなと思った。特に、ナタリー・ポートマンは非常に魅力的であり、好演していて良かった。あと、クライブ・オーウェンにはなぜか笑えてしまった。まぁ、これは悪い意味ではなく、そういう味のある役を演じていたという意味で良かった思う。この映画見て思ったことは、どこの国でも男の方が未練たらたらになってしまうんだなと言うこと。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-05-04 22:54:57) |
8. クレイマー、クレイマー
《ネタバレ》 まぁ、普通だった。この映画の内容が公開当時はどうだったか知らないが、今見るとありふれた感じの内容で、しかも描き方が淡々としていて(悪いとは思わないけど)、それほどいい映画だとは思わなかった。裁判で養育権が母親にいってしまうけど、あの裁判の内容なら、大事な約束を破ってまで子どものほうに行った事を話してた父親を評価すべきだと思った。あんな裁判なんか不条理だと思った。まぁどっちかが勝つので仕方がないけど。映画の終わり方があんな突然な感じだとは思わなかったので、自分としてはなんかしっくりこなかった。あと、夫の上司は悪い上司だと思った。結局自分の事しか考えていないと思った。 [地上波(吹替)] 5点(2007-01-13 18:05:07) |
9. クン・パオ!燃えよ鉄拳
まぁ、部分的には面白いし、楽しめるので良かったと思う。昔の映画を使って作るのはよいアイデアだと思ったし映像的には上手く出来ていると思った。映画全体としては少しまとまりがなかったように思えた。次々にいろんな笑いどころを入れて滅茶苦茶になりすぎているように思えたし、自分は笑える部分がほとんどなかった。少し途中で飽きてしまったので低評価にした。 [DVD(字幕)] 3点(2006-08-08 13:12:20) |
10. グレン・ミラー物語
わかりやすくて、あっさりした展開と登場人物の描写で見やすい映画ではあるが、淡々としていてどことなく物足りなかった。ジェームス・スチュアートはダンディだし魅力があって良かったと思う。音楽は確かに良かったと思うが、ジャズは盛り上がりには欠けると思った。戦争に行って演奏することが名誉だとは時代が時代だなぁと思った。印象の悪い映画ではないと思ったし、万人向けに出来ているとは思った。 [ビデオ(字幕)] 5点(2006-07-24 12:49:44) |
11. 九龍の眼/クーロンズ・アイ
ストーリー、展開はいかにもジャッキー映画という感じで、毎度同じような構成になっているのであえて面白いと言うほどではなく普通という感じだった。しかし、アクションはそこそこ見ごたえがあり良かった。相変わらずジャッキーがありえない役をありえない凄まじさで演じているという感じでその意味では期待を裏切らない出来だったと思った。あんな型破りな警官がいたら確かに警察的にも迷惑だろうなと思った。署長と警部のコンビが良かった。それと、耳の聞こえない敵が蹴りが速くて、強くて、キャラが良かった。エンドロールと同時に流れている撮影風景を見ているとジャッキーや共演者が頭から血を流していたり怪我をしたりしててやっぱ、香港映画、ジャッキー・チェン、凄いなあと関心してしまった。 [DVD(字幕)] 5点(2006-07-08 16:43:59) |
12. グッド・ガール
《ネタバレ》 自分が想像していた映画より暗い感じがしたが、悪くはなかった。ジェニファー・アニストンはラブコメに出ている方が似合っているとは思うが、この映画の地味な感じの役も好演していて良かったと思った。活気のないスーパーや、地味な制服、地方の街という感じ、映像の雰囲気が主人公の虚無感みたいなものを引き立たせるのに効果的になっていたと思った。ストーリーの展開としては意外にハラハラしながら見ることが出来て先が読めなかった。夫の友人にばれた時は緊張感があって良かったし、もっと脅迫されるかと思ったがそうでなかったので少しホッとした。思ったことは、登場人物が皆哀れで、かわいそうに思えるという事。夫がいい人間でよかったと思った。ラストを見て、それが主人公にとっては救いだったと感じた。しかし、あのラストの赤ちゃんが誰の子かわからないので、少なくとも夫の子ではないので、彼女のこれからが気の毒に思えるし怖い気がした。何か悪いことや隠し事は実は誰かに見られていたり、いずれ、ばれたりして取り返しのつかないことになるかもしれない、そんなことを感じさせる映画だった。 [DVD(字幕)] 7点(2006-06-06 18:50:29) |
13. クリムゾン・リバー2 黙示録の天使たち
前作のほうが面白いし出来もはるかにいいが、こちらもそんなに悪くないと思った。最後まで見れば、内容は単純でむりやりややこしくした感じがしてしまうかもしれない。終盤はインディ・ジョーンズみたいな展開になってしまっていてサスペンス性が薄まってしまった感じもあると思った。もう少し巧みなストーリーにしてほしかった。惜しい。しかし、この映画の暗くて不気味な感じが好きなので自分としてはそこそこ良かったと思う。音楽も良かった。長くないのも良かったし、そのおかげで最後まで飽きずに見れた。このシリーズのジャン・レノが自分は好きなので良かったし、ブノワ・マジメルが好演していて好印象が持てた。アンフェタミンって凄いと思った。一回飲んでみたい感じがした。 [DVD(字幕)] 7点(2006-05-22 23:26:52) |
14. グース
トータルで評価すると退屈な感じもするけれど、映画自体の雰囲気が良いので好感が持てた。映像が美しいし、グースと飛んでいるところを見ていると癒される感じだった。アンナ・パキンはうまく役を演じていて好印象が持てた。ラストを見るとホッとする感じがしてなんだか良い映画。 [地上波(吹替)] 6点(2006-05-12 22:48:03) |
15. くりいむレモン
《ネタバレ》 途中まではまあまあといった感じだが、二人で家出した後がだらついた感じがするのと、自分としてはあのラストはすっきりしない。どういう風にまとめるかと期待したがいきなり終わったしまったという感じ。思った事は、二人きりになったぐらいで急に意識しすぎに思えた、妹からするとあまり覚えていないくらい幼いころに出会っていてずっといままで兄妹としてすごしてきたのに急にあそこまでいくかな?という事。急に燃えた恋愛感情が爆発してあそこまでなったのかな…。親が帰ってくるかもと、もっと警戒しろよとも思ってしまった。全体を通して思った事は兄役の俳優の妹を意識している所や後半のあせりまくっている所の表情を含めた演技が良かったということ。それと、二人の関係と映像の見せ方でHのシーンはちょっとドキドキしてしまった。 [地上波(邦画)] 4点(2006-04-23 18:03:17) |