1. ぐるりのこと。
だんなの優しさがどんな薬よりも精神状態を安定させるということが よくわかる。しかし法廷画家で食べていけるほど日常的に新聞等に 絵がのっているとは思えないのだけど...。あと旦那がつらい状態から 自発的に脱した人に「逃げた」と断言するシーンがたびたび出てくるので そういう状況下になりつつある人も含めて見る人を選ぶ映画だと思う。 [DVD(邦画)] 6点(2009-05-23 05:22:37) |
2. クライマーズ・ハイ(2008)
《ネタバレ》 なかなか良かった。 素人がとるような乱暴なカメラワークが興じる緊張感が 途切れることなく続いていたと思う。 この誰もが知っている事件をどう取り扱うかによって 映画の善し悪しがきまってしまうだけに善戦したとおもう。 新聞社の営業と編集の軋轢もまた現代まで引きずっている 永遠の課題。 [DVD(邦画)] 7点(2009-01-11 21:45:02) |
3. クローバーフィールド/HAKAISHA
みなさん絶賛のこの映画で、テレビ等で自由の女神の頭がごろごろ してくるシーンを繰り返し見せられた日には、私もすっかりその モードに入ってかなり期待してみたのがよくなかったかもしれません。 結論から言うと、私的には 「だめ」でした。 まず状況がよくわからないし、なぜそこまでして..一人で行けばとか 序盤のパーティの無意味な気長さとか...。不死身だなとか。 いろいろだめでした [DVD(吹替)] 4点(2008-05-06 07:40:19) |
4. クワイエットルームにようこそ
《ネタバレ》 この映画、コメディを前線に押し出してつくりあげればかなり高得点間違いなしなのだが、シリアスが混じる分どんどん減点されていく感じ。しかし大竹しのぶの演技は参った。黒い家以来のクレージぶり。それと内田有紀のじんましん。見てるこちらもじんましんができそうで、あれは伝染するから。 [DVD(字幕)] 5点(2008-03-25 22:46:40) |
5. クローズド・ノート
《ネタバレ》 沢尻エリカの舞台挨拶が問題となり、彼女の悪いところがクローズアップされた結果別の意味で有名な映画となったこの作品だが、劇中の彼女からはまったく想像できない。そういう意味で女優としての力量は確かなものなのだと思う。映画は良くできていると思う。永作博美もちょい役ながら好演していた。しかし疑問点もいくつかあった。なぜい最後のページを破いたのか。死を意識していたのか。しかしリュウにふられた香恵はそういう意図はなかったのだろうけど、個展で決定的なリベンジをしたと事情をしらない他の人はそうおもうだろう。そういえば最後のページが紙飛行機になっていたのに読んだときには全く折り目なかったなあ。 [DVD(字幕)] 8点(2008-03-23 14:55:36) |