1. クロウ/飛翔伝説
すごくおもしろい訳ではないんだけども、全体の雰囲気や遺作と知っているだけに鬼気迫るように感じるブランドンリーの演技がいい味を出していると思います。 [ビデオ(字幕)] 5点(2010-08-19 20:22:28) |
2. グリム・ブラザーズ/スノーホワイト(1997)
アイデアは悪くない。ただ作った人達が思いの外、善良な人だったんでしょう。こういうのは本当の変態に作らせるべきです! [ビデオ(字幕)] 5点(2010-02-11 16:39:42) |
3. 紅の豚
っていうか、この入江のモデルと思しき場所(関東某所)でキャンプしたことあります。本当にこういう形にえぐれていて遠浅で静かないい場所でした。でも夕方になると影になって暗くて寒かったです。 [ビデオ(邦画)] 5点(2010-02-02 16:37:46) |
4. 空気人形
予告を見てとても心が揺さぶられたので観に行きました。期待したほどではなかったんですが、でも邦画としてはかなりいい出来だと思います。特筆すべきはやはりぺ・ドゥナでしょうね。彼女が完璧なおかげでこの荒唐無稽になりがちなストーリーが、非常にリアリティあふれる大人のおとぎ話になっています。 心を持つことは辛い。時には相手をも辛くさせる。けれども、辛い思いをするからこそ心躍る幸せを噛みしめることも出来るんですよね。この忙しい東京で生きていると、ついそんなことも忘れてしまいそうになります。っていうか、東京の描写がまたよかった。 映画館にいる一時、切なくなったり、癒されたり、考えさせられたりと、とてもいい時間が過ごせました。 [映画館(邦画)] 7点(2009-09-28 16:12:04) |
5. グラン・トリノ
《ネタバレ》 いや~泣いた。まず主人公が自分の親父にそっくり。頑固で口が悪くて付き合い方が不器用で、子供達から疎まれてて。笑 特にぐっと来たのは3点で、まず余命幾ばくもないと告知を受けた(らしい)後の息子への電話のシーン。あ~こういうぎこちない感じ、わかるな~。このすれ違いが結局身体を張っての事件解決に繋がっていくわけですよね。 それから若造牧師が、ベトナム戦争で上官に命令されて人を殺した記憶に今もさいなまれているのはさぞつらいだろうと理解を示した時に、「ひとつ間違っている。命令されたんじゃなくて、自分から殺したんだ。それが恐ろしいんだ。」みたいな台詞のシーン。このリアリティに戦慄を覚えました。 そして最後に教会で息子達との接し方がわからなかったと懺悔するシーン。わかる、わかるよ~!今思い出しても泣けてくる~ とにかく、頑固親父が描く古き良きアメリカっていうものが、距離も時間も遠く離れたこの自分に、これほど深い感動を味わせてくれたことに非常に驚いています。イーストウッドと同年代の典型的アメリカ人がこれ観たら、それはもうさぞかし心揺さぶられるんだろうなと思うと、同年代の日本人監督にこのようなすばらしい作品を撮って欲しいと思わずにいられませんね。 [映画館(字幕)] 8点(2009-05-06 17:10:25)(良:1票) |
6. クラッシュ(2004)
《ネタバレ》 100%の善人、悪人は存在しない。それってなんてリアルなんだろうかと。 警官からセクハラまがいの人種差別を受けた黒人の奥さんが、本人に助けられるシーンに号泣。 まさに色んな人たちがクラッシュする、心揺さぶられた一本でした。 [映画館(字幕)] 8点(2008-12-30 18:23:41) |
7. クローバーフィールド/HAKAISHA
この手法の作品では最高峰だと思います。とにかく臨場感、リアリティは普通の映画よりはるかに出せますよね。疑似体験しているような気分でずっと見続けられたのはすごいと思います。すなおに面白かった。 ただし、代わりに心をゆさぶる感動とかは音楽が使えないのもあって味わえない。諸刃の剣ですね。 [DVD(字幕)] 7点(2008-12-29 03:09:26) |