1. クライ・マッチョ
《ネタバレ》 尺も短く、ドラマとしても薄味で、ちょっと肩透かしでしたけど、恩人に頼まれてメキシコにいる恩人の息子をアメリカに連れ戻すというストーリー展開からして、西部劇を下敷きにしてるのは明白ですね。肩ひじ張らずに最後までゆったり鑑賞しました。 この映画は「雰囲気」ですね。それが全てです。イーストウッドが切り取る80年代のメキシコのイナカのムード、イイですね~。 それにしてもイーストウッド、さすがに老けましたね。「運び屋」のときよりかなり老け込んで見えました。90歳オーバーだから当たり前ですけど。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2023-10-09 21:45:24) |
2. グーニーズ
《ネタバレ》 劇場公開はお正月映画でしたかね?当時小学生だったワタシはファミコンゲーム版の発売の告知や、街頭でもよく流れていたシンディ・ローパーの主題歌も相まってかなり期待していたんですよ。しかし、いざ劇場で見てみると全く乗れなかったというのが正直なところでした。ストーリーはいいと思うんですけど、肝心の冒険の部分があり得ないと言いましょうか。街の秘密の地下空間が公園の井戸と繋がってるだとか、そのすぐ近くで行方不明の伝説の冒険家が死んでいたりだとか・・・いやいや、普通に考えて街のインフラ工事のときに全部見つかっているでしょう(苦笑) それとこれをツッこむのはヤボというものですが、タコのシーンをカットしたのであればラストの「タコがいたんだ!」ってセリフの辻褄はあわせもらいたかったです。初見のときに「?」ってなりました。 ともあれ、80年代のあの時代を象徴する一本であるのは間違いなく、この映画のことを思い出すと引っ張られてあの頃のことをあれこれと思い出します。その切っ掛けとしては意義のある作品だと思います。 [映画館(字幕)] 3点(2023-06-13 23:04:27) |
3. グリーン・インフェルノ(2013)
《ネタバレ》 80年代の如何わしいモンド映画を復活させたという試みはいいと思うけど、この映画で最もゲンナリしたのは食人族側のメインキャスト(?)が他の食人族連中と明らかに人種が違うのが丸わかりだというところ。あの禿げとか族長とか・・・それっぽくメイクしてるけど不自然極まりない。例えるなら、ハリウッドで日本の時代劇作ったとして、メインキャストの侍や忍者が日本人っぽいメイクでキメた欧米人、みたいな。そこでもう完全に冷めてしまった。 かつてのモンド映画もチープ感を楽しむものだったとは言え、なんかちょっと違う気がした。 [DVD(字幕)] 3点(2020-06-17 23:52:53) |
4. クレオパトラ(1963)
久しぶりに観たけど昔観たときと印象は変わらず、とにかく「金掛かってんな~」と。撮影当時、現場は映画史に残るグダグダっぷりだったことは有名だけど特別酷い仕上がりとも思えず、大道具、小道具、そしてエキストラの実物の持つ迫力が作品に重量感を与えている。個人的には「ベンハー」や「十戒」よりも造り込まれていたように思う。只、ストーリーが世界史の上辺の部分を淡々となぞるだけで、尺も長すぎるので正直ちょっと退屈。今現在の感覚ならば一般受けとは程遠いかもしれない。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2018-11-21 00:26:36) |
5. クロユリ団地
《ネタバレ》 かなり低年齢層を狙ったのかな?後半はもうセリフとか演出とか除霊とか小っ恥ずかしくて見てられなかった。大人の鑑賞には堪えません・・・ [CS・衛星(邦画)] 1点(2015-11-15 23:04:37) |
6. グレイスランド
知名度は非常に低い映画だが、埋もれた傑作ではないか? ハーベイ・カイテルの自称エルビスがとても味わい深く、イイ。 僕の中ではカイテルのビジュアルは「カッコイイバカボンのパパ」なのだが、「これでいいのだ」的なオチを見てやはりそれは気のせいではないと勝手に思ったりしたものだ。 彼の泣き芸はこの映画でも健在だった。 [映画館(字幕)] 7点(2011-08-11 22:11:08) |