21. 刑事コロンボ/指輪の爪あと<TVM>
《ネタバレ》 NHKで放送されていたのを知って久々の観賞。 でもタイトルが「指輪の爪あと」ってのがセンス悪いですよね。 これじゃ、犯人の決めてが何だったのか途中でわかっちゃう。 人間ドラマがあまりなく、単なるミステリーもので終わっちゃったのも不完全燃焼。 [地上波(吹替)] 7点(2013-03-05 19:49:51) |
22. ゲット・ラウド/ジ・エッジ、ジミー・ペイジ、ジャック・ホワイト×ライフ×ギター
おもしろいです。少なくともタイトルの三人のうち、一人を知っていれば退屈することはありません。 冒頭のジャック・ホワイトの空き瓶を使った手作りスティールギターで掴みはОK!って感じです。 三人が集まって何するのか期待させての進行でしたが、意外とセッション、会話などが少なく、一人一人のインタビューを重ね合わせたものだったのが、ちょっと残念。 私はジャック・ホワイトと同じくらいの年齢ですが、確かに10代後半はロックは死んでいたように思います。 今回この作品を観て、まだロックは捨てたもんじゃないなと思いました。 三人のジェネレーションギャップが全く感じられず、それぞれが思い出の地で物思いにふけるシーンはどの時代もロックが通じ合うスピリットを感じました。 最後はおそらく製作者に頼まれての「the wait」だったのでしょう。これはまぁご愛嬌といったところです。 [地上波(字幕)] 7点(2013-02-19 09:15:38) |
23. 激突!<TVM>
《ネタバレ》 子供のころ、テレビで見たときに比べると、どうしても点数が下がってしまいますね。 今の映画のテンポに比べると、じれったい気分になる。 犯人が最後までわからないところに恐怖を感じるとジョン・カーペンターも言ってましたが、悪人がどんな顔してたのか、やはり知りたいですね。 そういえば、私も経験があります。スクーターに乗ってて、車とぶつかりそうになったんです。乗ってたドライバーに「コラ!」と言ったら、相手はヤクザでした。もちろん急いで逃げました。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-12-01 19:50:55) |
24. 刑事コロンボ/策謀の結末<TVM>
《ネタバレ》 小池さんの吹き替えで観れるのは貴重らしいですね。アイルランド紛争に関する銃の密売が話しの中心になっていくことで、いったい殺人の動機は何だったのか?考え直してみると、殺す必要はなかったような気がする。コロンボと犯人の詩のやりとりがあるのですが、センスある吹き替えが素晴らしかったように思います。旧シリーズ最終回とのことですが、コロンボも疲れているようにみえました。 [ビデオ(吹替)] 7点(2010-06-14 18:30:59) |
25. 刑事コロンボ/さらば提督<TVM>
《ネタバレ》 最終回の予定だっったろうが、ここまで来ると「コロンボ」として楽しめなくなる。 犯行動機や小道具など、いまいちパッとしないし、懐中時計の音を聞いたコメントだけで、犯人だと決めつけてしまうところなど、もうメチャクチャ。付添いの刑事と新入りの刑事のセリフが多いため、コロンボの出番が少ない。第一回放送から5年以上も経てばネタ切れは仕方ないのでしょうか? でも、この後7つもエピソードが作られるんですよね。非常にヘンテコリンな作品です。 パトリック・マクグーハンが監督なのも要因の一つです。この人が監督すると、いつも変…。 [CS・衛星(吹替)] 2点(2010-05-30 12:21:13) |
26. 刑事コロンボ/忘れられたスター<TVM>
《ネタバレ》 放送された頃、ヒッチコックの「サイコ」も放送されたのですが、年代が違うせいか、同じ女優のジャネット・リーが演じているとは思えませんでした。 個人的な意見ですが、コロンボのエピソードの中で一番有名な作品ではないでしょうか? 度々思うのですが、コロンボが犯人を特定する理由がよくわかりません。 特に今回の場合、自殺でも成り立つのではないでしょうか? コロンボが連行するのが犯人ではない唯一のエピソード。その理由には確かに胸が痛くなりますが、私の知り合いに余命2年と宣告され10年経った今もまだ元気にしている方がいます。犯人がこのまま元気に生き続けたらどうするのだろうと、ちょっと首をかしげそうになりました。 でも傑作だと思います。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2010-05-17 03:11:47) |
27. 刑事コロンボ/仮面の男<TVM>
《ネタバレ》 パトリック・バクグーハンは「プリズナーNo7」以来の大ファンだったのですが、本編と関係ない会話が多く、難しく話しをしようとしたのが裏返り、正直つまらなかったです。肝心の殺人の決め手になる証拠は、いいアイデアだと思いますが、CIAでも捕まえることが出来なかった事件をコロンボが5分足らずで解決してしまうエンディングもあっけなかったです。それから、このエピソード、人間ドラマが全くといっていいほど描かれてありません。 [CS・衛星(吹替)] 5点(2010-05-17 02:46:52) |
28. 刑事コロンボ/二つの顔<TVM>
《ネタバレ》 以前から、あの葉巻から落ちる灰は誰が掃除するのか気になっていました。 コロンボとメイドのやりとりは最高に笑えます。 犯行の手口を最初に見せるのが、この番組のスタイルですが、コロンボの前に双子の犯人を登場させるのは当時としては斬新だったのではないでしょうか? このエピソードは、日本のドラマで頻繁にパクられていて、私の記憶でも、テレ朝の「相棒」で水谷豊さん演じる片山刑事が料理番組に無理矢理登場させられたり、「トリック」でも双子を使っています。勿論これだけではないでしょう。 「刑事コロンボ」が、どれだけ日本の推理ドラマに影響を与えているか伺えるエピソードです。 停電(?)の間に時間を計って犯行をシュミレーションするシーンもなかなかのもんです。 [CS・衛星(吹替)] 7点(2010-05-01 00:37:37) |
29. 刑事コロンボ/闘牛士の栄光<TVM>
《ネタバレ》 全編モヤモヤ感が消えないエピソードでした。犯行動機が、犯人自身の名誉、つまり「闘牛に対する怯え」を知られたことがきっかけなのに、ラストで犯人が自ら何の躊躇いもなく闘牛場に立ってしまうことに納得いきませんでした。普通、何かしら理由をつけて闘牛場に立たないように考えるでしょう? ラスト、犯人はコロンボと全く会話をせず、パトカーに乗り込み、パトカーを見送った後、コロンボは地元の刑事に事件の真相を話すのですが、結局何が起こったのか分からなかった視聴者もいるはずです。 私も100パーセント理解できませんでした。はたしてアリバイと名誉の真実で殺人が立証されるのか……。 [CS・衛星(吹替)] 5点(2010-04-30 22:17:09) |
30. 刑事コロンボ/ロンドンの傘<TVM>
《ネタバレ》 昔は日本のドラマでも香港や韓国ロケなどがありましたが、このエピソードも、それと同じケースでしょう。ただのスペシャル番組のように感じます。 被害者の車の幌に雨の痕がついていたのを理由に、ひたすら傘を探し続けるコロンボに違和感を覚えました。普通、車を使ったら傘を持たない場合の方が多いのではないでしょうか? 犯人を断定してしまうところも唐突すぎます。 犯人に自供させるために、仕掛けをするコロンボにも罪があると思いました。 因みに、現在、テレビのエピソードはランダムに放送されていますが、声優の小池さんは風邪でも引いたのか、元気がなくて別人みたいに聞こえました。 今回は1時間40分の長時間放送。コロンボのロンドン見物など、無駄なシーンも多く、テンポもだらけてしまってます。 もしかして、私にとってはシリーズ最低かも。 [CS・衛星(吹替)] 3点(2010-04-24 00:36:30) |
31. 刑事コロンボ/殺人処方箋<TVM>
映画一本分の価値ある作品と断言します。 犯行動機、殺人計画、アリバイ、全て完璧です。 さすがにシリーズ化を考えて作ったものではないらしく、コロンボのキャラも少し違って見えます。全体的に人物像のカラーが黒いです。 最後の最後までコロンボは、犯人のちょっとした仕草だけで推理していきますが、決定的なな証拠が見つかりません。 第一話の殺人犯がコロンボ?になりそうな展開は「え?!」って思いましたが、人間の本性と嘘をさらけ出していく流れ。それがラストへ繋がっていく面白さが、このドラマをシリーズ化させた要因ではないでしょうか? 「刑事コロンボ」ファン必見の作品です。 因みに犯人の吹き替えが「007」シリーズのショーン・コネリーの声優さんなのが面白いです。 [CS・衛星(吹替)] 10点(2010-04-23 00:56:38) |
32. 刑事コロンボ/ビデオテープの証言<TVM>
タイトルといい、捜査過程といい、これほど古臭い展開に期待しなかったせいか、たった一つ…たった一つの決定的ラストシーンに鳥肌が立ちました。心臓が止まりそうになったと言ってもいいくらいです。 現在放送されている「刑事コロンボ」は今一番のマイブームで、テレビを観ながら、伏線、小道具、セリフのやりとりを注意深く見て、最後にコロンボが何を切り出すのか楽しみだったのですが、今回は、いろいろなものに惑わされてしまい、「本当にやられた!」って感じです。これだけ鼓動を激しくさせたのは、もしかすると犯人側に感情移入していたのかもしれません(笑)。 コロンボ、犯人のやりとりに加え、ジーナ・ローランズの存在が大きく花を咲かせています。 ジーナは、この頃が一番綺麗だったように思えます。 因みに、ジーナ・ローランズの旦那さんも別のエピソードで犯人役を演じています。前年には「こわれゆく女」で、ジーナとピーター・フォークは夫婦役を演じています。 絶賛しすぎると「それほどでも…」と言われそうなので、あまり期待しないで観て下さい。 [CS・衛星(吹替)] 9点(2010-04-23 00:14:14) |
33. 刑事コロンボ/死者の身代金<TVM>
《ネタバレ》 第一話は単発ドラマ、そしてこの第二話がシリーズ化を前提としたパイロット版ということで、前作に比べて、お決まりのパターンの原型が出来始めています。 まず殺人は理由もなく数分で行われ、犯人の敏腕弁護士ぶりの様子もシンプルでわかりやすい。 コロンボは、まだこの時点でも同僚から邪魔者扱いをされていて、未だにキャラクターが固定されていません。 今まで沢山コロンボを観賞して、本作を改めてみると、一種のパターンが見えてくるような気がします。 最後の犯人との対決も、コロンボが協力者の力を借りて相手をおびき寄せるシーンは第一話と似ています。そして、そのやり方は今後何度も行われます。 それにつけても、コロンボの面白さは、必ず人間の本質的な心理状況を一発ぶちかますところです。 「人間にはいくら金を出されても売り渡せないものがある。あんた(犯人)、それをしらなかった!」 視聴者も、言われてみて初めて娘が親の年金と引き換えに家を出ていくことに疑問を抱くはず。 ラストシーンで、ウエイトレスに飲み物代を払うのに片手に札束を持ちながら、「今、持ち合わせがない」というコロンボ、あれは笑えました。 [CS・衛星(吹替)] 8点(2010-04-19 04:01:36) |
34. 刑事コロンボ/ルーサン警部の犯罪<TVM>
《ネタバレ》 ウィリアム・シャトナーが俳優役として刑事を演じて、本物のコロンボとタッグを組んで、シャトナー自身が容疑者だと自ら推理していく。それが、この作品の狙いだと思うが、ただそれだけって感じで、犯行動機や証拠に穴がありすぎると思う。 ウィリアム・シャトナーだったら「スタートレック」というのは誰もがイメージするはず。山城新伍よりも、いつもの声優さんにやってもらいたかった。 それから、犯行計画の実行はスピルバーグが監督した「構想の死角」を参考にしていると思う。 [CS・衛星(吹替)] 4点(2010-04-07 22:10:38) |
35. 刑事コロンボ/毒のある花<TVM>
《ネタバレ》 ファーストシーンに、本筋と関係ない人間を登場させるのはシナリオが間違っていると思うが、今回のエピソードは、セリフが洒落ていて、小道具やシャレードがふんだんに使われていて、一回だけでは見逃してしまうところが多い。化粧品業界が新製品のパクリ合いをしている世界も理解しづらい。犯人役の女性はアップシーンが多くて、メッチャ綺麗! 調べたが、とても45歳とは思えない。 ラスト、家宅捜索が迫った時、本物のサンプルを海に投げ捨てるシーンに、純粋な女性の本性が見えた気がする。 しかし、コロンボと犯人の「毒ズタ」のかぶれが殺人の証拠になるだろうか? 「私も毒ズタのコレクションをしてるのよ」なんて犯人が言ったら事件は解決できなかったろうに…と、ひねくれた考えが浮かんだ。(苦笑) [CS・衛星(吹替)] 7点(2010-04-06 02:34:51) |
36. 刑事コロンボ/5時30分の目撃者<TVM>
《ネタバレ》 犯行時に居合わせたメッチャ可愛い不倫相手がバカっぽく優柔不断で、その彼女が犯人にとってネックになるのですが、途中で殺されてしまう展開は「コロンボ」の一つのパターンですね。 ところで、コロンボがパーティーに同席して「一番思い出深い事件は何でしたか?」と質問され「それはいつもその時手がけている事件だと思いますね」と答えたのには、なるほどと思いました。「あの俳優が演じたエピソードです」なんて言う訳ありませんもんね(笑)。 全体的な展開は日本のサスペンスみたいで、ラスト、犯行当時を演技でシュミレーションするやり方は今の刑事ドラマでも沢山使われています。 面白かったけど、コロンボが犯人を騙して、犯行時、現場にいたと立証するだけでは不完全燃焼のような気もします。 [CS・衛星(吹替)] 7点(2010-04-06 01:29:52)(良:1票) |
37. 刑事コロンボ/攻撃命令<TVM>
《ネタバレ》 オープニングから驚くほど単純なシナリオになるだろうと想像できたが、推理ドラマとして考えずに観ると結構面白いです。 ゲストハウスに住んでいる女学生が、現在「セックス・アンド・シティ」の名女優になるなんて誰が想像できたでしょう。 今と全く変わっていないキム・キャトラル。最高に可愛いです。 私が犯人なら、奥さんの不倫は許して、彼女を愛します。(笑) コロンボと「市民ケーン」の会話に夢中になる犯人の単純さはがっかりでしたが、最後のどんでん返しは、いいアイデアだったのではないでしょうか?(もしコロンボを殺せたとして、どう処理するのか興味深いですが……) それに加えて、コロンボが自分の愛犬に「殺せ」と支持するのも最高に笑えました。 [地上波(吹替)] 7点(2010-03-20 21:24:05) |
38. 刑事コロンボ/悪の温室<TVM>
《ネタバレ》 コロンボが殺人前に登場する等、新しいアイデアでシナリオを作ろうとする必死さは感じられるが、相棒刑事など登場させることで、事件そのものが短くなってしまい、返って曖昧さが出てしまっている。 コロンボの懸命な捜査とは関係なしに、一年前に発砲した拳銃の弾一つで犯人を決定してしまうところに満足できない。 これだけ曖昧な証拠では、この犯人、裁判ではきっと無実を訴えると思う。 ところで、冒頭で登場した被害者の奥さん、美人でオッパイ大きくて、足が綺麗で。とてもエロいなぁなんて思いました。(笑) [地上波(吹替)] 7点(2010-03-13 23:47:08) |
39. 刑事コロンボ/死者のメッセージ<TVM>
《ネタバレ》 恐らく企画段階で明刑事コロンボと有名な推理理作家の対決と決めたのだろうが、推理作家のドジっぷりがストレスを感じる。 閉じ込められた被害者が、死ぬまでに何をするのか想像できなかったのか? 小道具で使われた被害者の車のキーがイマイチだし、被害者のメッセージが犯人の推理から発見されてしまう皮肉な展開も計算はされているようだが、ハッキリ言って「面白くない」の一言である。 最後に犯人の推理作家が「もし姪の死に貴方(コロンボ)が携わってくれたらこんなことにならなかったろうに……」という言葉が、このドラマの決めセリフである。 [地上波(吹替)] 5点(2010-03-07 19:38:56) |
40. 刑事コロンボ/ホリスター将軍のコレクション<TVM>
《ネタバレ》 「どんなことがあっても平然としていられる勇気」と将軍を指摘しているコロンボ。 しかし、その将軍が目撃者の女性に自ら近づいて行くのは、どういう訳? 本当に好意を抱いていったようには描かれていないし。 それに加えて犯行動機がイマイチ。 しかし、このドラマは何故か目撃者の女性を中心に面白いセリフが沢山散りばめてある。 コロンボの「酔ってませんでした?」と言う言葉に激怒したり、犯人にダンスを誘われ、恋に落ちたり、証言がコロコロ変わっていき、捜査は全く進展しません。 女性を犯人の展示会場に連れて行き、最後に言うコロンボのセリフ「ある人物を理解するには過去を知るのが一番だからです!」というのが、このドラマのハイライトではないでしょうか? 目撃女性を中心にしたコミカルな展開だと思います。 [地上波(吹替)] 6点(2010-03-06 22:11:43) |