1. 劇場版 空の境界 第三章 痛覚残留
感想の基本は『第1章』『第2章』のときと同様(原作小説からのフィット感)です。そのうえで、読後感としてはもっとも話がわかりやすい第3章(原作者も「シンプルな王道」と語っている)だけに、映像としての見応えも充分。特に挙げれば、浅上藤乃と両儀式が橋にて対峙するシーンはやっぱり◎。7点を続けた得点のバランスから悩みましたが、ここはその分で8点を付けておきます。 あ、ところで、原作では話の長い(正直言えば、ときに説教っぽく、ときに専門的すぎてようわからんことが多い)部分が、たとえば前記の戦闘シーンにかぶせる形で入っているのは見やすくていいのでは。原作ではこの後、長い話が多くなってきた印象があるので、以後はそこにも注目します。 [DVD(邦画)] 8点(2009-02-27 02:05:24) |