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1.  刑事物語2 りんごの詩
もしかしたら武田鉄矢って監督にさえ恵まれていたらもっともっと良い映画、素晴らしい映画に多く出逢えた気がしてならない。何だか上手くは言えないんだけどそんな気がするのは私だけでしょうか?田舎臭くて、三枚目、不器用、でも何かに対して一生懸命で義理人情に厚い男がよく似合う。渥美清にどこか似ている。ただ残念なのは渥美清のような名演技、背中で泣かせることが苦手のようでもあり、また言葉のトーンで泣かせることも上手く出来ない。それ故に歯がゆくて仕方ないのたが、その歯がゆさがこの武田鉄矢という俳優の一番の魅力であるように私は思う。そんな武田鉄矢の魅力が最も発揮されている作品だと感じることが出来る。寅さんシリーズや釣りバカシリーズ、もっと遡れば社長シリーズや駅前シリーズみたいにも沢山は作られなかったのはおそらく主人公の魅力もさることながら武田鉄矢という俳優が好き嫌いがはっきりと分かれるからであろう!それとやはり俳優としての演技力も森繁久彌、渥美清、西田敏行ほどはないし、面白味のある人間でもない。武田鉄矢の不幸というよりも日本には素晴らしい喜劇俳優、名優がそれ以前に多いというのもこの作品をはじめとするこのシリーズが他のシリーズもののようにはいかなかった一番の原因かもしれない。それでも私はこのシリーズ今回でまだ二つ目ですけど、面白く観ることも出来たし、感動もした。だから素直に8点は付けたい。そして、武田鉄矢には何度も言うように不器用な男がお似合いである。起用で二枚目な奴よりも不器用な三枚目の方が同じ男としても好きだし、応援したくなる。あと、もう少しだけ言わせて貰うと倍賞千恵子が出てきて、武田鉄矢と倍賞千恵子、そうだよ!「幸福の黄色いハンカチ」を思わせる。更に寅さんでも武田鉄矢は共演している。山田洋次監督がもしも撮ってたらどんな作品になっていたのかという興味もある。
[DVD(邦画)] 8点(2011-01-11 23:18:19)(良:2票)
2.  刑事物語 《ネタバレ》 
武田鉄矢って、こうなんて言えば良いのか?どこから見ても冴えない男の哀愁が漂わせていて、改めて良い役者であることが解る。男は顔じゃないぜ!いくら顔が良かろうが、女たらしで二枚目気取りな男よりもこの武田鉄矢の片山刑事のように三枚目でも、人情に厚く、まるでどこか男はつらいよの寅さんに通じるものこそが男であると言いたくなるほど、格好良い。あの売春で歩道される少女への土下座、あれなんか女の人から見れば、バカじゃないの!てなるかもしれないけど、男からしたらあれが男の哀しさであり、刹那さであって、男の男にしか理解出来ないであろうバカ正直さがたまらなく好きだし、泣かせるではないか!マドンナ的存在の女性が出てくる辺りも寅さん映画のようです。それにしてもこのシリーズ、初めて見たけど、ここまで男らしくて格好良い武田鉄矢を私は初めて見たような気がする。そういう意味でもこれは武田鉄矢というこの俳優の良さを知る上で最高のシリーズの始まりであるように思う。武田鉄矢以外の俳優にしても西田敏行、田中邦衛に高倉健って、おう!なんて贅沢なキャスティング!色んな意味で正にこれぞ邦画の楽しさがつまった愛すべきシリーズ第1作!果たして傑作か?と言われるとけして、傑作であるとは思えないものの、こういう三枚目でバカ正直な熱い男が主人公の作品は私は好きである。これを機会にこのシリーズの残りの作品も全部観たくなってきた。最後にもう少しだけ言わせてくれ!世の女性達に!「男は顔じゃない」「性格である」
[DVD(邦画)] 8点(2010-04-14 21:44:53)(良:2票)
3.  刑事ジョン・ブック/目撃者 《ネタバレ》 
ハリソン・フォードと言えば「スター・ウォーズ」シリーズや「インディ・ジョーンズ」シリーズというのが一般的な意見かもしれないけど、私は違う。私にとってのハリソン・フォードと言えばこの映画がベストである。どこまでも人間臭く、そして、優しさに満ち溢れている。そんな人間臭い男、しかも刑事役である。これが何とも良い味、出しているし、正に刑事であり、刑事役がこの俳優には本当によく似合う。この映画はサスペンスでありながら単なるサスペンスというよりは社会派のドラマとして見応え十分な映画になっているし、見せ方も上手い。まずは駅のシーン、少年がトイレで目撃してしまう殺人シーン、ここは何度観てもドキドキしてしまいます。見つからないように少年に「頑張れ」てついつい言いたくなってしまう。そんな少年がハリソン・フォード演じる刑事に初めて犯人が黒人の刑事である事を教える場面の演出が上手い。声も台詞も一切無しで子供の眼、それを見て察するハリソン・フォード、このやりとり、台詞になど頼らないで見せる。映画的なワンシーンである。この映画、始まって直ぐに犯人を観ている私達に教えてしまいます。そうすることでこの犯人がどのようにして捕まるのか?という興味、更に目撃者の少年が犯人に見られていた事を知ってしまうと、果たしてこの少年はどうなる?という二重の興味が沸いてきます。この演出などを観るとピーター・ウィアー監督が「刑事コロンボ」のファンなのかもしれないという興味も沸くなど、色んな興味がこの映画を観ていると沸いてきます。そういう興味深さを感じさせるという上手さ、単なる刑事ものにあらず、しっかりとした人間ドラマとしても見せてくれるという意味でも評価したいと思うし、そして、何よりも映像の美しさと音楽も心地良くて好きです。最後に好きなシーンを他にも挙げるとすれば、ハリソン・フォードとケリー・マクギリスがダンスをするシーン、そして、皆で家を建てるシーン、犯人との戦いに勝った後のハリソン・フォードと少年が二人、背を向けて座っている後姿など好きなシーンがとにかく多くて、そんな訳でとにかくこの映画が私は大好きだ!
[DVD(字幕)] 9点(2009-10-15 21:43:52)(良:1票)
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