Menu
 > レビュワー
 > 小鮒 さん
小鮒さんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 186
性別
年齢 60歳
自己紹介 まじめにコメントします

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  検察側の罪人 《ネタバレ》 
私のような50半ばに至ったオジサンからしたらキムタクや二宮和也というのはジャリタレアイドルの範疇。 そんなジャリタレ総出演のハリボテ映画の一つだろう、夏休みのおこちゃま向け怪獣総進撃と変わらん!などとナメタ感じで映画館に行った。 しかしこれが良い意味で期待外れの大当たり。私のような渋いネトウヨナイスミドルが好む麻生幾系ハードボイルド! このハードボイルドはキムタク&二宮目当ての婦女子には相当荷が重いと思われる。私は原作未読であり原作との比較は幸いにもしていないが、映画から推測するに、おそらく原作には様々な重厚複雑な伏線やサブテーマがちりばめられているものと思われる。 映画では特に第一部において非常にテンポよく、パッパと場面ごとの繋ぎがオシャレに洗練された形で作成されており鑑賞しやすい。原作を知っている人からはおそらく相当な非難もでるのであろうが、映画としてはよくできていると感じた。 肝心のテーマだが、検察官個人がその正義感から暴走してしまう危うさを提示したものになっている。 検察官がいかに熱い正義感を持ってその職務に就いているかを様々な場面で映画は描いており、実際そういった検察官の「尊い」正義感のお陰で日本の正義が守られているのであろう。しかしその人一倍の正義感という個人的素質は一方で強大な力の暴走につながる場合は確かにありそうだよねえ。 冒頭キムタクが検察官が持たされる力の威力と恐ろしさを研修生に講義していた。その講義し若手に戒めていた教官ですら己の強い正義感から暴走していく。熱い正義感とクールに自己を客観視するというバランスを取る能力を相当に訓練していたはずの人間ですら、そうなってしまうことだってあるんだよと。「だってにんげんだもの」、みたいな。 そういったことを始めて世間に知らしめた、画期的映画でもあると思う。
[映画館(邦画)] 9点(2018-08-26 07:09:56)
010.54%
131.61%
221.08%
31910.22%
4179.14%
52613.98%
62111.29%
7158.06%
84524.19%
92412.90%
10136.99%

全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS