1. 刑事物語
《ネタバレ》 高倉健までゲスト出演するような豪華なキャストに比べると、内容はややドロドロとしていて娯楽作品としてはちょっとイマイチですかね・・・・。 [DVD(邦画)] 6点(2014-01-26 21:58:46) |
2. 刑事物語5 やまびこの詩
《ネタバレ》 若かりし鈴木保奈美 と賀来千香子 の姿を見ることはできるが・・・・ 全体的に雑な作りで、シリーズがこの作品で打ち切りなのも納得。 [地上波(邦画)] 5点(2013-11-11 23:33:28) |
3. 刑事物語 くろしおの詩
《ネタバレ》 旅と美女と適度なアクション。豪華なゲストもお楽しみ・・・という娯楽映画の王道ですね。何というか、シリーズ物として安定してきた印象です。 [地上波(邦画)] 7点(2013-08-27 23:11:06) |
4. 刑事物語3 潮騒の詩
《ネタバレ》 五島列島の風景、大人の女性の魅力を見せ付ける星由里子とフレッシュながらも女優としての才能の片鱗を見せる 沢口靖子 、そしておなじみのアクション!娯楽映画に他に何が必要だろうか・・・・ まあ、それだけと言ってしまえばそれまでなんですが。 [地上波(邦画)] 6点(2013-07-24 23:21:18) |
5. 刑事物語2 りんごの詩
《ネタバレ》 冴えない男がヒーローになったり、美女(しかもどこか影があるいい女)にもてたり、おまけに観光気分も味わえる・・・ こういう、気取りの無い、男のための娯楽映画が最近無いですよねえ・・・・。 [地上波(邦画)] 7点(2013-05-16 00:07:52) |
6. 汚れた心
《ネタバレ》 タイトルの「汚れた心」とは「純粋な心」のアンチテーゼでは無く、私利のために「汚れた心」を定義づけし「純粋な心」を利用して排除しようとする心のことである。 「勝ち組・負け組」の問題は前々から興味があったので、非常にこの映画の封切が楽しみだったのですが、やはり映像として見せられると非常に衝撃的な内容でした。 まあ、考えの違う同胞に対し「汚れた心」というレッテルを貼りテロを仕掛ける「勝ち組」に対し憤りは感じましたが、それ以上に「純粋な心」を持つものを己の利益のために利用する詐欺師まがいの輩に対し本当に激しい憤りを感じましたね。 この映画ではそのような輩の要素を奥田瑛二演じるワタナベに集約しているので、エンターテインメント的に分かり易くなっていますが、現実的にはもっとやりきれない状況だったんだろうなと想像できます。 「勝ち組」の思想が全体主義というよりかは、人間の心理の闇を巧みに利用したカルト宗教的な感じで非常に恐ろしかったですね。 キャストの殆どが日本人ではありますが、ブラジル映画で監督もブラジル人ということで非常に中立的で乾いた感じの演出が非常に効果的で良かったと思います。 [映画館(字幕)] 8点(2012-07-25 23:30:02) |
7. 原子力戦争 Lost Love
《ネタバレ》 あの東日本大震災の後、この作品や「生きてるうちが花なのよ死んだらそれまでよ党宣言」が初DVD化となったことが、いかに原発タブーの闇が深かったかを証明していますね。国策推進のためなら、平気で問題点を隠蔽し嘘もついてしまう国に我々は生きていることを、今回の震災は教えてくれました(まあ薄々は知ってましたが)。原発を今すぐ全てなくせとは言いませんが、安全管理と情報公開はしっかりとしてもらいたいですね。 ただ、この作品ははっきり言ってイマイチな出来でしたね。原田芳雄の原発突入は面白かったですが、そのくらいですかね。後はひたすら深みの無いチープな展開でテーマが原発でなかったら途中で観るのをやめてたと思います。無駄にワイルドな原田芳雄もやや鬱陶しかったです。 まあ、今となっては貴重な映像作品ではあると思いました。 [DVD(邦画)] 5点(2012-01-04 10:36:44) |
8. 激情版 エリートヤンキー三郎
《ネタバレ》 これだけの濃いキャストを揃えながら、それぞれの個性を上手く引き出しながらもクドすぎない仕上がりは見事ですね。内容云々は言うだけ野暮なので・・・ しかし、板倉のはまり役っぷりは素晴らしかったですね。小沢兄弟と竹内力の共演も見物です。 [地上波(邦画)] 7点(2011-08-24 00:39:48) |
9. 軽蔑(2011)
《ネタバレ》 主人公の男があまりにもチャラくて馬鹿すぎるのと鈴木杏の激しい変貌っぷりが恐らく賛否両論を巻き起こすであろうなとは思いますが、何はともあれ新宮を舞台にした中上作品の映画化はファンにとってはたまりませんでした。スクリーンに映しだされる新宮の街並を見て、死ぬ前に一度は訪れてみたいなと思いましたね。また、親子の対立・複雑な家族関係などを見ていると、誰か「岬」や「枯木灘」、「地の果て至上の時」を映画化してくれないかなと願ってしまいますね。 後半部分の展開はまさに往年の角川映画が蘇ったという感じで非常に懐かしさすら感じました。 それにしても、大森南朋の崩れっぷりは同世代の人間として参考にしたいくらいでしたね。 [映画館(邦画)] 7点(2011-07-02 01:19:46) |
10. KT
《ネタバレ》 なんというか、平和で平穏なように見える日本でも裏ではいろいろあるのだなということに気付かせてくれる作品でしたね(まあフィクションが含まれてはいるのですが)。事実に基づいた作品ということで、非常に興味深くそして面白い映画でした。この拉致された金大中氏が後に大統領となり、さらにはノーベル賞まで獲ってしまうのですから何とまあドラマチックな人生なんでしょうか・・・・。 残念なのは、佐藤浩市の立ち位置がもろにフィクションな感じでリアリティのあるスリリングな展開に水を差している事ですね・・・・。 個人的には、阪本監督に「日本のコスタ=ガヴラス」の称号を差し上げたいです(たぶんそんなもんいらんと言われるでしょうが・・・・)。今後も、社会派エンターテインメント作品をどんどん撮っていってもらいたいです。 [DVD(邦画)] 8点(2009-08-23 01:33:17) |
11. ケドマ 戦禍の起源
《ネタバレ》 ホロコーストの被害者であったユダヤ人たちが、パレスチナでは加害者の側に立ってしまう。歴史を奪われた民族が再び歴史を取り戻すために・・・。 何というか、時効の無い憎しみと復讐の連鎖に、人類という考える力を持った生き物の持つ「業」のようなものを感じますね。 [DVD(吹替)] 7点(2009-01-26 19:45:18) |
12. 解夏
《ネタバレ》 失明すると暗黒の世界ではなく、乳白色の霧の中のような世界に包まれるのですね・・・・・。何というか、残酷な運命を受け入れざるを得ない恐怖と無念さを大沢たかおが見事に表現しています。そして、恋人役の石田ゆり子がこれまた素晴らしいです。 地味ではありますが、心が温かくなるような良作でした。 [地上波(邦画)] 7点(2008-06-28 23:26:24) |
13. 化身(1986)
《ネタバレ》 藤竜也が弱く愚かな男の姿を悲哀たっぷりの演技で表現しています。前半はちょっと彼の粘っこさが気持ち悪いところもありましたが、後半で黒木瞳に翻弄されるようになってからの演技は中々良かったと思います。 まあ「男の甲斐性」なんて言葉が通用していた時代の終焉を描いた物語というところでしょうか・・・・・ [地上波(邦画)] 6点(2008-03-13 19:09:23) |
14. ケス
《ネタバレ》 しかし、夢も希望も無い作品ですね。劣悪な環境の中、疎外された少年が唯一の光を見つけたにも関わらず、すぐに奪われてしまう・・・・・。まあ、これが現実なのかもしれないのですが、やるせないですね。 40年近く前の作品なんですが、今見てもストーリーに古さを感じませんでした。(これは良いことなのか悪いことなのかわかりませんが・・・・・) 主人公の少年の演技が非常に渋くて良かったです。 [映画館(字幕)] 7点(2007-02-04 15:08:41) |
15. 県庁の星
《ネタバレ》 スーパーでの場面はとても面白かったです。官・民それぞれが抱える問題点を上手く補完していく様子が良かったですね。コメディではありますが、結構ためになりました。(ちょっと、スーパーの弁当を買うのが怖くなりましたがw) ただ、それ以外のプロジェクトにまつわる描写が非常に浅いというか、陳腐なものだったのが残念です(もう、議会でのシーンなんて見てられませんでした・・・・・。)。 まあ、主演が織田裕二 と 柴咲コウなんで安心して見れる作品ではありました。 [DVD(邦画)] 7点(2006-10-23 11:21:26)(良:1票) |