1. 劇場版TOKYO MER〜走る緊急救命室〜
ドラマが非常に面白かった(見るきっかけになったのは地元でロケをしていたから)ので初日に見に行きました。とにかくアツい映画でした。アバンタイトル(映画開始からタイトルが出る前の小エピソード)からアツい!そして最初から涙が止まらない。号泣ではないですが最初から最後まで泣きっぱなし。こんな映画初めて。今までドラマの映画化には良いイメージがありませんでしたがこれは違いました! [映画館(邦画)] 8点(2023-06-09 00:36:30)(良:1票) |
2. 劇場版 夏目友人帳 うつせみに結ぶ
TVシリーズが第六期まで進んでいる夏目友人帳の劇場版。完全オリジナル(うがった見方をすれば、六期まで来ている作品を総集編にはできないとも言えますが)。よく、「劇場版だからといって特別なことはしない」と言いつつ、やはり観客にサービスしてしまい派手になってしまう作品が多い中、これは本当にTVシリーズと同じ熱量で演出されています。派手な(妖怪とニャンコ先生の)バトルもないし、観客を泣かせようとする過剰なストーリーもありません(むしろTVシリーズのほうが泣ける作品が多いです)。いつもの夏目貴志の日常が切り取られています。ファンにとってはそれでも8点くらいの価値のある作品ですが、これが初見という人(ほとんどいないとは思いますが)にとっては5点くらいの評価になってしまう可能性もありえます。そういう意味で今回は6点にしました。 [映画館(邦画)] 6点(2018-11-24 16:04:26) |
3. 劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編] 叛逆の物語
《ネタバレ》 TV版、劇場版(総集編)とも視聴済み。アニメーション表現自体はこの作品独自のものなので、どうこう言うべきものではないと思う。こういうものだと受け入れるだけのこと。逆にストーリーはもう一歩。何となく話の筋は理解できるが、真相をつかむには何度も観なくてはならない印象を受けた。まず、この「新編」がTVシリーズの続き(同じ時間軸で同じ世界)なのかということがわからなかった。なぜならTVシリーズで円環の理となり肉体的存在がなくなったまどかが存在している世界だったから。あと、「叛逆」を行ったのは結局ほむらという認識で良かったのか。キュウベエは円環の理となったまどかの力をまた利用しようとしていただけなのか。それは「叛逆」なのか。こういうことが一発でわかる人もいるのだろうが、そうでない自分には若干のフラストレーションが溜まった。わざとわかりにくくして何回も見させて、徐々に理解するカタルシスを得させるという演出方法も理解できなくはないが、1回見ただけで誰もが内容をクリアに理解できるような演出もあったのではないか。一回の鑑賞で理解できたならもう1点追加したと思う。 [映画館(邦画)] 6点(2013-11-15 00:57:25) |
4. 劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。
《ネタバレ》 TV版の最終回から1年後を描く、という触れ込みでしたが、言ってしまえば総集編です。ただし、完全新作ではなく総集編に新作部分を加える構成であることは公開前に記事等で明らかになっています。TV版を見た人ならばあのときの気持ちがよみがえるでしょう。TV版を見ていない人も何とか話の筋を理解できるのではないでしょうか。ただ、初見の方にはめんまがなぜあれだけの実体を伴って現れたのか?しかもじんたんにしか見えないのはなぜか?などの根本的な疑問が残るかもしれません。なぜなら、これらの疑問はTV版を最初から見ていくうちに(はっきりとは示されないが)なんとなく察していくものだと思うからです。 それでも総集編としてはまだましな方で、例えば「劇場版中二病でも恋がしたい」などはTV版を見ていない観客を完全に突き放した総集編になっています。 [映画館(邦画)] 6点(2013-09-17 14:06:11) |
5. 劇場版TRICK トリック 霊能力者バトルロイヤル
《ネタバレ》 私はドラマのファーストシーズンからリアルタイムに見てきた、TRICKのファンであるが、良くも悪くもファン向けの映画。わざわざ劇場版にする必要あるの?と聞かれれば口をつぐまざるをえない。ストーリーも偉大なるマンネリというか、アウトラインは毎回同じ(変な名前の村に自称霊能力者が集まりそれを上田と奈緒子のコンビがやっつけるというもの)で、安心して見ていられる。つまり予定調和を楽しむ映画である。とはいえ、もうちょっとぶっとんだ演出があっても良かったなあ。上田の告白のくだりは最初の劇場版のほうがだんぜん上。 [映画館(邦画)] 6点(2010-05-11 16:08:42) |