1. 刑事コロンボ/忘れられたスター<TVM>
《ネタバレ》 コロンボシリーズの中では個人的には好きではない作品です。殺されたご主人があまりにかわいそうで、ヒロインの身勝手さに腹が立つ。精神的に幼い我儘な性格も嫌悪感が先立つ。彼女を取り巻く人の機微を味わうべきなのだろうが、私には後味の悪さしか残らなかった。 [地上波(吹替)] 3点(2019-03-22 00:50:06) |
2. 激突!<TVM>
《ネタバレ》 主人が子供のころに見て、異様に怖かった記憶があったそうです。 その主人にすすめられ観ました。 スピルバーグがどうとか、ハリウッドものをあまり見ないのでよくわかりません。 でも、うまいなーと思ったのが、運転手の顔を決して映さなかった手法。 徹底してましたものね、最後まで。 最後に近いところ、『もう追ってこないぞ。やったー!』と進んだ先で、 くぼみに待ち受けるタンクローリー。 主人公が出ようとするたびに、おどすみたいに出てくるタンクローリーが バックでくぼみにひっこむところ。 子供のころから虫好きの私には、アリジゴクの動きに見えて笑ってしまいます。 スピルバーグ監督もきっとアリジゴクが獲物をとらえるときの動きを 観察していた子供だったと信じて疑わないシーンです。 [ビデオ(字幕)] 8点(2010-06-28 19:33:55) |
3. 刑事コロンボ/ハッサン・サラーの反逆<TVM>
コロンボ警部は、いつも犯人の周辺にいる’全くの無実の第三者’に好かれますね。 理由なき反抗のサル・ミネオがなつかしかった。 民族衣装をまとったヘクター・エリゾンドがかっこいい。 [DVD(吹替)] 7点(2010-06-28 19:15:34) |
4. 刑事コロンボ/ビデオテープの証言<TVM>
《ネタバレ》 犯人が張り切って最新の設備を整えたはずのドアの仕掛けが、首を絞めることになろうとは皮肉というか自業自得というか・・・。 それにしても、あんなに美しくてかわいい素敵な奥さんを悲しませないでほしいです。 [CS・衛星(吹替)] 5点(2010-06-22 22:32:38) |
5. 刑事コロンボ/断たれた音<TVM>
二人がテーブルでチェスをするイタリアン・レストランのボーイさん、王貞治さんに似てるなーといっつも思います。 出演するたびにだらーんとしたワンちゃん。実は、促されても芸をしないのが最高の芸 犬!しかし今回は大活躍。勝手にドアから入って階段まで登っていきます。 あの可愛さが見たくて何度も見返す一本です。 [CS・衛星(吹替)] 7点(2010-06-22 22:26:39) |
6. 刑事コロンボ/闘牛士の栄光<TVM>
《ネタバレ》 これを見るたびに被害者がかわいそうでかわいそうで仕方ないです。 何一つ悪いことしたわけじゃないのにあまりにむごい殺され方をします。 サンチェス警部かっこいいです。ユーモアあり、頭もいいですし。 奥さんも美人ですね。 ミゲル(憎めないキャラ)とコロンボが、殺されたエクトールの荷物を整理しに行くシーン。ミゲルの足、長いですねー。 [CS・衛星(吹替)] 6点(2010-06-22 22:20:47) |
7. 刑事コロンボ/死者のメッセージ<TVM>
《ネタバレ》 私これ好きだな。犯人役のルース・ゴードンがいい。口紅とスカーフの色をオレンジで統一したり、80を越えていた様に見えない姿勢の良さ。こういう風に年を取りたいものです・・・。よく言われますが、アガサ・クリスティをほうふつとさせます。 一番心に残ったのが最後のせりふ。「姪の事件もあなたが担当してくれていたら、こんなことはせずにすんだものを。」・・・余韻あります! [CS・衛星(吹替)] 8点(2010-06-22 22:13:40) |
8. 刑事コロンボ/逆転の構図<TVM>
《ネタバレ》 脇役満載の超おトク!な一本。言わずと知れた’酔っ払い’・’シスター’。これだけでも超お買い得…と言いたいところが、陸事?事務員のウィークリー氏。犯人の憎々しさが、多くの笑えるエピソードにまぶされ緩和されている、とでもいいたいところです。奥さんは自業自得だとしても、アルヴィン・ダシュラーはちょっとかわいそうでした。カメラ代ちょろまかしたり、とせこいところもあるのですが何も殺されるほどひどいことはしていないでしょうに…。気になったのは、ごくごく冒頭で、犯人が暗室に閉じこもっているところに奥さんからかかる声。「…いつまでかかるの?もう一時間も入ってるじゃないの!」←なんだかトイレに長時間入っているみたいな言い方でいつも笑ってしまいます。なぞ解きは、犯人のプライドの高さを利用した心理作戦。「今の目撃したね?」と次々たたみかけるように聞いていくところがかっこいいと思います。 [地上波(吹替)] 10点(2010-02-05 18:25:33) |
9. 刑事コロンボ/パイルD-3の壁<TVM>
《ネタバレ》 この犯人、コロンボ・シリーズの中でも’いやな犯人’に分類されるほうの犯人です。 自分を買ってくれているから、という理由で、大富豪の若い奥さんににやけて付きまとっているところも気持ち悪いです。好きなシーンは、お役所でたらいまわしにされるところや、席でお昼を食べているお役人がじろっとコロンボを見るところ。 なんだか笑えます。被害者ウィリアムソン氏、見る目ないですねー。あの若い奥さんより、ゴールディーのほうが余っぽど魅力あると思います。 心臓のお医者さん役で、名作『12人の怒れる男』の2番陪審員が出演されていたのもおまけで楽しめました。吹き替えの声の人も一緒みたいですね。 [地上波(吹替)] 7点(2010-02-05 17:34:11) |