1. ゲノムハザード ある天才科学者の5日間
《ネタバレ》 不可解な展開が売りの映画だと言う事は始まってすぐにわかるが、いくらなんでもディテールがいい加減すぎる 冒頭から主人公の不可解な行動が違和感を伴って、見ていて「なんだこれ?」って感じ 話が進むにつれて、主人公の記憶が曖昧になっているということに気付くが、背広を裏向きに着たり妙に間抜けな鞄を持ってたりとか、むりやりアルツハイマーをイメージさせ過ぎ 大元の話の流れは物語が進むに連れて理解出来たが、枝葉がめちゃめちゃだ 韓国人記者との出会いが都合良すぎる、偶然再会しても当然的な展開は、?が何度も付いた そもそも製薬会社の人間が、拳銃振り回すスパイみたいな連中っていうのもなんだかわからない むりやりアクションシーンになる理由も無い いつのまにかの韓国パートも、西島の横に通訳の女が寄り添うとか意味無い演出 必然性は無いが、有ると楽しいシーンのテンコ盛りなのは韓国映画としてもいい加減すぎる 韓国映画お約束の西島秀俊のサービスシーンやら、わけわかんない部屋の美女のシャワーシーンとか、妙なサービス演出も意味不明 印象的な5日間のカウントダウンも、だから何なのって思った むしろ衝撃的な事実を事前に小出しにしてどうする 驚きはまったく無かった 西島秀俊以外の日本人は、みんなバカばっかりなのもなんかムカつく ほぼ日本語でロケ先も日本が多いのに、ラーメンを鍋蓋で食べたりするのもなんかバカっぽい 最後まで見てもちょっとわからない事象もあったが、だからってどーでもいいって思えるのは映画としてどうなんだ 韓国人に日本を紹介するための映画だと感じた [ブルーレイ(邦画)] 4点(2016-05-10 12:33:49)(良:2票) |
2. 劇場版 SPEC~結(クローズ)~ 爻(コウ)ノ篇
《ネタバレ》 やはりこういうオチかと思わせた一作 漸ノ篇を見た後にこの話を違和感無く終わらせるのは難しいと思っていたがやはり神オチか 先人類と呼ばれる神じみた霊体とスペックホルダー達の対決という此処に至ってようやく予想通りの展開だ VFXはなかなか凄いがほとんどがビルのてっぺんなので画面が単調で飽きる 全編が終末世界での出来事なのでやはり予想通りエヴァンゲリオン的なイメージだった やはり風呂敷を広げすぎたのだろう 事前に「トリック ラストステージ」を見たが同じ様な遊びが色々入っていた いままでの主要キャストが登場してヒロインのイメージカットで最後を飾ろうとするのも同じ この辺はちょっとあざとい スペックホルダー自体が科学的な合理性を徐々に欠いていったのでさらに霊体とか神とかガイアとか、存在するだけですべての道理を蹴飛ばす奴らが集合するのははっきりいってルール違反だ エンディングも瀬文が可哀想すぎる 作り手が御都合主義を重ねに重ねた結果なのでもっとどうにでもなっただろうに、せめてハッピーエンドに出来なかったものか [ブルーレイ(邦画)] 7点(2014-07-29 00:21:23)(良:1票) |
3. 劇場版 SPEC~結(クローズ)~ 漸(ゼン)ノ篇
《ネタバレ》 テレビシリーズから劇場版 スペシャルドラマ版まですべて見て来たが思わぬ方向にどんどん流れて行くシリーズではある すべて見ているはずなのに何が何だかわからないところもチラホラ ここのところかなりオバカな方向に行くのかと思っていたが、ここに至ってなにやらハードSFぽい展開になってきた メインキャスト達も陰鬱な雰囲気 しかし真面目な所や泣かせ所にもくだらないグタグタギャグが入ってきて笑わせてくれる独特な堤演出は健在だ ミイラになった北村一輝がお湯をかけたら復活するとか何でもありの展開だがこのシリーズなら許せる 南京玉簾女で登場した香椎由宇もただ騒ぐだけ騒いで瞬殺 この人は何のために出てきたのだろうか 今回は常に無くシリアス 真面目な話、この映画ちゃんとオチるのだろうか? プロフェッサーJとかファティマ第3の予言とか、エヴァンゲリオン臭を感じさせてちょっと悪い予感がする [ブルーレイ(邦画)] 7点(2014-07-28 23:48:43) |
4. 劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。
《ネタバレ》 テレビアニメシリーズのほぼダイジェスト しかし編集が良いせいか新しく作ったパートとうまく構成されててさほど違和感を感じさせなかった テレビシリーズを全話まとめて見てから一年経ったのでいい具合に忘れていて思い出しながら楽しく見れた 直後に劇場で見たら、各パートを憶えているので案外つまらなかったんじゃなかろうか 99分はかなり短いので映画だけを見た人にとっては優しく無いかもしれないな そういう意味ではテレビシリーズをほぼノーカットで見せた「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ」と対極にあるかもしれない しかし逆に「まどか~」をすべてテレビ版で見た自分はもう一度劇場版を見るのは疲れると思ってしまうので、「劇場版 あの花~」の方向としては間違っていないと思う ダイジェストの各パートはどれもこれも泣けるところばかりでシリーズそのものが優秀だった事を思わせる エンディングのかくれんぼのシーンは一年前に中学生の娘と見て二人で号泣したのを懐かしく思い出した 今回は高校生になったばかりの娘とやっぱり号泣してしまった(笑) [ブルーレイ(邦画)] 7点(2014-03-31 23:43:17)(良:1票) |
5. K-20 怪人二十面相・伝
《ネタバレ》 SF的なガジェットや世界観 VFXなどはかなりいい 冒頭サイバーパンクっぽい世界が中々のVFXで描かれていて、これは!と思わせるが徐々にストーリーに無理が出てくる もう気にしないと割り切ればアクションシーンだけで結構楽しめた 中学生ぐらいならちょうどいいかな この手の映画っていろんな世代の人が見ると思うので残念な脚本だが子供達の為に目を瞑ってやろう カリオストロ スパイダーマン ダークナイト スチームボーイなどをパクってると思われるがもう少し突っ込みドコロを何とかしてくれれば結構いい映画になったと思うのにもったいない しかし明智小五郎が悪役でしかもテロリストなのは原作レイプ的なマズさを感じるがどうだろう? しかもキャストが年を取り過ぎだと思われる 全体的にもう少し若いキャスティングの方が多様な年齢のオーディエンスにアピールするんじゃなかろうか とりあえずお金が掛かってるのがよくわかる映画なのでVFX国産品としては誇れると思う [ブルーレイ(邦画)] 7点(2013-12-16 16:02:19) |