1. 恋人はゴースト
これはなかなか秀逸なラブコメディでした。笑いあり、ちょっとホロリとする場面ありで、ラストは(やや強引ながらも)綺麗にまとめて、後味の良さを残してスカっと終わります。ウィザースプーンは、キューティの頃と比べるとさすがに老けましたな…。相手役のマーク・ラファロが熱演でした。 [DVD(字幕)] 8点(2007-03-22 01:44:09)(良:1票) |
2. コーヒー&シガレッツ
コーヒーとタバコ。分かるなぁ、初対面や知り合って間もない人と話が噛み合ないとき、次の話題が咄嗟に見つからないとき、つまり間が持たないときには、無意識にコーヒーカップを持ち上げて一口。或いはふーっと一服。本作のオムニバス短編の中でも、そんなシーンが随所にあったような気がします。で、映画自体は面白かったかというと、客観的に評価すればものすごくつまらない映画なんだろうと思いますが(笑)、その割には楽しめました。 [DVD(字幕)] 5点(2007-02-12 04:00:14) |
3. 皇帝ペンギン
ドラマ性を醸し出すために無理矢理ペンギン夫婦に愛を語らせる設定、ナレーション、セリフが、少々気恥ずかしいです。普通にドキュメンタリー風にナレーション付けた方が無難だったと思いますけどね。普段、ナショナル・ジオグラッフィクやアニマル・プラネットなどの有料チャンネルのドキュメンタリーをよく観ている私のような人間には、特に高いお金払ってみるほどのものか?という気がしなくもないですが、過酷な環境で健気に生きるペンギンさんたちに敬意を表して6点です。それにしても、自分に来世があるとしても、ペンギンだけは嫌だなあ。 [DVD(吹替)] 6点(2007-01-03 01:31:36) |
4. 仔鹿物語(1946)
《ネタバレ》 子供と子鹿の触れ合いをモチーフにしたファミリードラマかと思いきや、生きる厳しさ、働く厳しさを説く社会派ドラマでした。フラッグを撃ち殺すシーンなんて、思わず目を覆ってしまうほどの辛いシーンなんですが、それについてきちんと説得力を持たせている辺りは(ちょっと説教臭かったですけど)映画としてよく出来ていると思います。しかし、豊かになり過ぎた現代においては、この作品の思想は受け容れられなくなりつつあるんでしょうね。 [DVD(字幕)] 7点(2005-11-21 02:13:49) |
5. ゴッドファーザー PART Ⅲ
正直言って途中はそんなに面白くなかったのですが、ラストにやられました。オペラ会場を出たところからラストまでのシーケンスは、映画史上最も美しいシーンの1つと言っても過言ではないのではないでしょうか。余談ですが、最初のパーティーのシーンでイタリア(たぶんそれもシチリアの)民謡を歌っているのですが、何度聴いても拍子が分からない…。そう言えば私、フニクリ・フニクラも拍が取れないんですよね。イタリア民謡向いてないかも(笑)。 [DVD(字幕)] 7点(2005-10-18 01:35:43) |
6. ゴッドファーザー PART Ⅱ
PartⅠから2年しか経過していない割には、アル・パチーノの老け具合というか円熟味が急速に進行している(勿論褒めてるんですが)。ただしそれ以上に、本作では若き日のビトーを演じたデ・ニーロがカッコ良すぎ。ストーリー的にはⅠよりやや見せ場が少ない気はしますが、Ⅰだけを観てⅡやⅢは観ないという訳にはいかないと思うので、そういう意味では必見です。長いですけどね。 [DVD(字幕)] 7点(2005-10-18 01:06:33) |
7. ゴッドファーザー
PartⅠは、マーロン・ブランドのリアル・ゴッド・ファーザーが拝めるという意味では格別です。自分は、アル・パチーノはおっさんになってからの方が役者として好きなので、本作の彼ではまだまだ貫禄不足を感じますね。しかし、生まれながらにしてマフィアのボンボンとは羨ましいご身分で。結婚だって半ば財力にモノを言わせての掠め盗りだもんなぁ。 [DVD(字幕)] 8点(2005-10-18 00:38:19) |
8. コール
まあ特に可もなく不可もなくという感じ。それなりに期待感を伴って楽しめる作品ですが、後半から軌道が思わぬ方向へずれていったという感がありました。それでも駄作に成り下がらなかったのはキャストのおかげかも。 [DVD(字幕)] 6点(2005-09-18 01:59:29) |
9. コンスタンティン
全くもって意味不明。キアヌ繋がりでどうしてもマトリックスが頭をよぎってしまうのだが、甲乙つけ難いくらいに意味不明。 [DVD(字幕)] 3点(2005-09-11 23:47:28) |
10. コラテラル
正直言って期待外れでした。途中で何かあっと言わせるような展開になるのかと期待していたのに、結局何事も起きずに淡々と終わってしまった。観客に対する一切の騙しも無し。予想通りのストーリー展開と予想通りのエンディング。観終わった後、やや力抜けしました。キャスティングとアクションは悪くないけど、逆に言えばただそれだけの映画のような気がします。 [DVD(字幕)] 5点(2005-06-19 23:30:01) |
11. コン・エアー
同時期のザ・ロックやフェイス・オフと同系統のノリで、個人的には同じくらい楽しめたんですけど、意外に評価は厳しめなんですねぇ…。確かにストーリーはリアリティもへったくれも無い代物なんですが、それを言っちゃえば、ザ・ロックもフェイス・オフも同じでしょう??どうやら私はN・ケイジとはウマが合うみたいです。完全無欠のスーパーヒーロー像じゃなくて、ちょっと気弱そうな表情が人間臭くていいんです。 8点(2004-01-26 23:53:43) |
12. 告発
これは文句無しに10点の作品でしょう。観終わった後いつまでも余韻が残ると言うか、心の奥底に衝撃を残すと言うか、そんな映画でした。とにかく題材が、更には結末が重いです。購入したDVDのキャッチフレーズは「友情の物語」という言葉で結んでありますけど、「友情の物語」などという言葉で片付けるのさえあまりにも陳腐でこの作品に対して失礼にあたるような気がしてなりません。この映画のメインテーマは、友情よりも正義でしょう? 10点(2003-12-03 00:44:29) |
13. 恋におちたシェイクスピア
率直に言って、2人の愛が軽すぎです。出会った瞬間から互いに一目惚れし、あっという間に男女の関係に陥り、後は盛りの付いた猫の如く終始ベタベタ…。これ程急激に熱くなるような恋なら冷めるのも早いんだろうな…なんて、冷めた目で見てしまいました。それはともかく、私は「ロミオとジュリエット」の話の粗筋さえ知らなかったので、それが判ったのは唯一の収穫でした。ラストの、女王陛下の思惑1つで振り回される結末も、何だかご都合主義のハッピーエンドですよねぇ。第一、女王陛下もあの見世物小屋で庶民達と一緒にご観劇されていたんでしょうか? 4点(2003-11-05 01:28:58) |
14. コラテラル・ダメージ
1人の消防士が、こんなにも国家間の機密軍事に介入して、黙って見過ごしてもらえるのでしょうか?(笑)それはさておき、さすがシュワちゃん、ただの消防士の身でありながら、他の誰も成し得ないような活躍をたった1人でやり遂げてしまいます。アクションとしては、結構頑張ってる方だと思います。 6点(2003-10-17 01:55:54) |