1. ゴジラ2000 ミレニアム
これは酷いです。ゴジラの存在感が薄い、オルガって結局なんだったの?、登場人物たちの行動原理わけ判らん、などなど・・・。怪獣映画として、観ていて全然ワクワクしなかったですね。ゴジラファンならずとも失望の一作でしょう。 1点(2004-03-29 00:00:33)(良:1票) |
2. ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘
怪獣映画は怪獣の造形がキモだと思うのですが、本作のエビラはホントにつまらん。ただの巨大エビが水の中でザバザバ動いているだけでは・・・。ストーリーも大昔の冒険小説のような、わけのわからん悪の組織(あかい何とかだったか?)を怪獣がらみで壊滅させるみたいな当時でも時代遅れの代物では子供でも納得しないです。 4点(2003-12-14 18:06:15) |
3. ゴジラ対ヘドラ
核の落とし子として生まれたゴジラにとって、公害問題は避けて通れない道だったのか? マジでこの時代は公害が身近だった。尼崎に住んでいたイトコは喘息だったし、私も光化学スモッグにやられたことがある。そんな時代だったので、公害の落とし子ヘドラの登場は必然だったわけだ。それをゴジラがやっつけるというのも何とも無茶苦茶な話だが、そういう時代の産物として本作を観るのもあながち無意味ではあるまい。 5点(2003-12-07 02:26:12) |
4. ゴジラ(1954)
言うまでもなく、ゴジラという不滅の怪獣キャラを生み出した作品だが、私の世代の「○○対ゴジラ」以降のキャラクター映画とは全然別物である。本作を初めて観たのはミニラなんかよりも後だったと思うが、ゴジラって怖い奴だったんだなとビビった記憶がある。TVの怪獣バトルの洗礼を受けた私のような特撮ファンにとっては、怪獣映画というより反核映画である。従って、怪獣映画を求めている未見の若い世代の方には、コアなファンによって神格化された評価に左右されることなく、まずは原点を観てみるというフラットな気持ちで臨んだ方が、意外な感動を得られるのではないかと思います。 8点(2003-12-07 01:54:51) |
5. ゴジラ×メカゴジラ
なんか、エヴァンゲリオンそのままのシチュエーションと映像があったりして失笑しましたが、そこそこ楽しめました。釈由美子が意外に健闘していたし、バトルも盛り上がるものがありました。ゴジラが完全に脇役なので、コアなファンにはお怒りの方もいるでしょうが、昭和時代からのガメラ派の私には大きな不満はなかったです。 6点(2003-12-07 00:51:12) |
6. ゴッドファーザー PART Ⅲ
Part1、2を通じてみてきたマイケルの内包する矛盾が、ついに衝撃的な結末として突きつけられる。いろいろ想像はしていたが、まさかここまでとは・・・。多くの方が言われているように、私にも本作に対する不満点はありますが、「完結編」としての価値を認めます。 9点(2003-11-01 00:02:30) |
7. 殺しのドレス
《ネタバレ》 デ・パルマ監督なので、映像的には「はっ」とさせられる部分が多くあります(ラストの剃刀が輝くシーンなど)。でも、残念ながらデ・パルマ監督を知らない人には薦められないです。「なんやこれパクリやんけ」といわれるのがオチかと。 6点(2003-10-31 03:39:09) |
8. ゴッドファーザー PART Ⅱ
《ネタバレ》 若きヴィトがマフィアのドンになっていく過去編と、その後を継ぎドンとなったマイケルの苦悩が描かれる現代編の対比がやはり素晴らしい。自分の生き方に迷いのなかったヴィトに対し、ドンの重圧にとらえられ、自らを追い詰めていくマイケルの姿が悲しい。初めて観たとき、いったいマイケルはその後どんな人生を歩むのだろうかと考え込んでしまいました。そして、その答えはPart 3で・・・ 10点(2003-10-28 02:18:05) |
9. ゴッドファーザー
《ネタバレ》 マフィアの首領(ドン)という父の生き方に疑問を持っていたマイケルが、父の暗殺未遂をきっかけにマフィアの世界に踏み込んでいく。そして、ついには冷酷非情な「ドン」になってしまう。そこに堪らない無常観を感じる。これはPart 2、3を観ることによって、より鮮明となる。本シリーズは裏社会に翻弄される人々の生き様を描いた作品として、不朽の名作であると断言できる。 10点(2003-10-23 18:02:13) |