1. 極道修行 決着(おとしまえ)
韓日共同制作のこの作品、なかなか面白いです(たぶん)。主役は(たぶん)韓国の役者さん。舞台はほぼ日本。それで笑いあり、痛快あり、愛ありのいいストーリーなんですよ。哀川のアニキだとか、大杉の親分だとか、日本側のキャストもなかなかのもんです。ここで僕が(たぶん)を連発しているのは、ひょんなことで韓国語で観てしまったから。日本語には字幕つきで、韓国語はとうぜんわからない。もっかい日本語字幕で観たいんだけど、なかなかビデオもみつからないんだよな。 6点(2004-02-15 18:02:16) |
2. ココニイルコト
意外にいい映画ですね。真中瞳の演技に感心しました。雷波少年→Nステ→NHKドラマ→映画主演(しかも各種新人賞受賞)というサクセスストーリーを体言していて、真中瞳はなかなか好きです。しかし民放ドラマ主演→打ち切り→低迷と、イッキに人気なくなっちゃいましたが。この映画はいい演技していて、表情も豊かで、コミカルさと真剣さと若さがでていたと思います。堺雅人の「星見てるんや。」(たぶん)と、ちょっと変な関西弁での会話が良かったと思います。あとで、「そうか!」と驚きました。プラネタリウムなど、ストーリーが安易なのにはどうかと思いますが、南海のエピソードなど、いい所も多いと思いました。 7点(2003-12-13 15:28:12) |
3. 紅夢
コン・リー絶賛映画だとは思いますが、あえて第三婦人の演技を褒めておきましょう。この映画のキーとなる役で、切ない歌と、切ない心情を上手く演じていると思います。映像はイーモウ監督の映画は安心して観ていられますね。あの「ポンポンポンポンポン」が良かったです。 7点(2003-12-13 13:34:09) |
4. コンセント
小市慢太郎さんがいい演技してますね。彼の笑顔はちょっと怖い。それに市川実和子さんも、明るくて明朗なのになぜか恐怖が似合っていて存在感があると思います。村上淳も、実にいい。というわけで俳優陣の活躍はとてもいい映画です。しかし、あんまり映像と音楽に惹かれるところがありませんね。最後は、話が大きくなりすぎている感もありますが、ストーリーは概ね良く出来ていると思いますので、ちょっと残念な気がしました。 6点(2003-12-12 00:25:10) |
5. 恋人までの距離(ディスタンス)
女の子から「どんな映画が好き?」と聞かれたら、他に好きな数本の映画を言ったあと「けど恋人までのディスタンスもいいなー。」と付け加える事を僕は忘れないだろう。そして、その最後の一つに見事ヒットしてくれる女の子がいれば、僕はその瞬間に惚れてしまうかもしれない。そんな、なんか恋がしたいっ!と思わせるような作品がこの映画でした。この映画は、本当に観終わってとても幸せな気分になる映画ですね。この満足感って、映画の魅力の中でもとても重要なことなんじゃないかなと思います。この映画の中には、毎日の日常から少し浮ついているかもしれないけど、とびきりの幸せがたくさん詰まっていて、なんだか本当に幸せになります。役者さんの二人の一つ一つの会話の妙が素晴らしく、また表情が活き活きとしているのが印象的でした。最後の別れも、強く胸に迫ってくるところがあります。たぶん、次に新幹線に乗る時は、僕はちょっとこの映画を思い出したりするんだろうな。もちろん席は自由席で、喧嘩している夫婦は・・・最近あんまり見かけないけど、探してしまうかも(本末顛倒です)。ウォークマンも止めておこう。これで一緒に電話の会話をやってくれる人を探す事ができるでしょうか? 8点(2003-11-18 13:13:03)(笑:1票) |
6. 恋の病い
《ネタバレ》 キンスキーの美しさがとにかく良かった映画。ちょっとタイトル(邦題だけ?)のおかげで後半の病に侵される部分が読めてしまうのが残念。あと、病名は出てきたものの、結局どういった病気なのかわからなかった。痩せ細ったキンスキーは、それもまた美しい。ジャン=ユーグも素敵。 7点(2003-11-04 01:19:33) |