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合言葉は埜波と軍曹/埜波(のなみ)さんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 203
性別 女性
自己紹介 映画とケロロ軍曹をこよなく愛する埜波です。

長いブランクの後、コソーリと復活。
映画を見る気になれなかったところから、這い上がって参りました。
今後ともよろしくお願いします。

現在、ある「ウワサ」に、心躍らせている今日この頃・・・

あたしの点数はハートです。なもんで、
かなり世間の大勢とは違う点数つけてることが多い気もしますが、
まあこんなやつも必要かなと思ってます。
君は君、僕は僕、これ幸せなり。なんつって。
人の感想を自分が肩代わりできる訳ではないし、逆もまた然り。
どんなに酷評されようが、ある人が面白いと思ったら、それはその人にとっては傑作。
・・・なもんで、あたしは自分の心のままにレビュー致しております。

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1.  コンタクト 《ネタバレ》 
人は誰もが手を伸ばしている、その孤独から抜け出したいがために。それは皆同じなのに、手を伸ばす方向が違うばかりに対立し、時には殺しあう。そのバラバラに伸ばされた手と手がつながった瞬間、私たちは「コンタクト」できるのだと。外惑星と地球、科学と宗教、政府と民間、タカ派とハト派、そして男と女、そのすべてが本当は同じ方向を向きたくて、手をとりたいと願い、叶わずにいる。地上で一組の男女が手をつないだラストシーン(厳密にはラストではないが)は、そのすべてが凝縮された、これまで腐るほど見てきたキスやセックスシーンよりも確かな手ごたえを持つシーンであったと思う。 とはいえ、時にツッコミを入れたいところもある。特にあのムキ歯君、君はテロリストには向かんよ、顔が目立ちすぎるから(だって出てきた瞬間、「スターシップトゥルーパーズ」のヤツだ!ってすぐ分かっちゃったし)。しかしこれもまた、映画は公式や科学論文ではなく、心によって生み出される産物であることのあかしであり、そうしたほころびが時に魅力となる、まさにスクリーン上の絵空事たる映画の真骨頂だろう。科学と空想、これもまた、人を豊かにすることができることで共通している(豊かにする部分は違っていても)。映画で語られたことばかりでなく、この作品を持ってして科学と空想が手をとり合った、というのはいささか考えすぎだろうか?
10点(2004-12-12 14:18:08)
2.  コン・エアー
DEAR ニック、素晴らしいアクションと好人物振りを見せてくれた。20年後には「エアフォース・ワン」のリメイクをやろうと思うから、その時には私が君を主演に推薦するよ。LOVE,ハリソン  April 1,20XX
5点(2004-07-05 13:28:51)
3.  GODZILLA ゴジラ(1998) 《ネタバレ》 
1回目(2点)と2回目でこんなに評価が変わった映画は初めてかも。勇気を出して一度劇場でがっかりしたコレを借りました。とりあえずゴジラだということは忘れようと思って。そしたら予想以上に、ある意味期待を裏切る面白さ。でもコレは、シベ超や死霊の盆踊りのノリで見るべきものかも・・・出だしからあのチェルノブイリで「雨に歌えば」をのんきに歌うブロデリックに脱力。で、そこは大雨なのですが次のカットでは日が射しているいい加減さ。これは全編通じてこんな感じで、大雨のシーンが多いけど時々大雨なのに青空になってるし死霊の盆踊りみたいでいい味出してます。またシベ超の山下大将こと晴郎ちゃんが降臨したかのような突然のひらめきも多数。生き残った日本漁船の船員が何があった?と聞かれて「ゴジラ・・・」とつぶやいたり、ブロデリック博士はゴジラの生態について何の根拠もなくひらめいたり。さらに日本漁船が漂着した時、一緒に漂着した缶詰の文字がハングル・・・こんな調子でどんどん頭痛くなってきます。さらに駄目押しで米軍も脳味噌がシベ超並で、「地下鉄トンネルを封鎖しろ!」「いぇっさー!!・・・で、どうやって?」「・・・・・セメント・・・レンガ・・・」まさにハリボテ列車のシベ超レベル!!エメリッヒ今までにない暴走ぶりです。ああ、ついにエメちゃんやっちゃった?・・・と思っていたら?!迫り来るゴジラ軍団を人間の知恵で切り抜けていく展開は「ブラボー!」と思うと同時に、エメリッヒってやっぱり人間が好きなんだなあって嬉しい気持ちにさせてくれます。考えてみれば人間が好きっていうメッセージはエメリッヒ映画のほぼ全てに流れていますね。デイ・アフター・トゥモローのラストもそんな感じだし。だけどその一方で子を失った母ゴジラの執念と言うか、母としての本能に突き動かされるゴジラの姿はエイリアン2のクイーン以上のものがあって、人間の文明兵器にやられた時はすごく哀しかったりもする。動かなくなったゴジラがとても神聖なものに見えました。ついでにあのラストシーンは、私は続編への布石というよりは母ゴジラの無念の結晶のように見えましたが。前半がシベ超並だったのも作戦?とは思えないけど(笑)、作品の構成としては「お見事!」と言う他ありません。でも満点にはしません。だって「ゴジラ」であること忘れないとここまで楽しめないから。「原子イグアナ現る」ですね(笑)
9点(2004-06-12 19:03:05)
4.  交渉人(1998)
目が離せないし飽きさせない。だけどサミュエルとケビンの交渉シーンが思ったより少なくて(まあお互いネゴシエーターだし手の内知ってるから普通の犯人より交渉やりにくいんでしょうけど)、対話劇を期待していた私にはちょっと肩透かしかな。見応えあって面白いですが、期待していた内容とは若干違っていた、演技派二人を使ってもったいない内容だと思うので高評価にはしません。むしろ見所はサミュエルやJTウォルシュの追い詰められた人間の赤裸々な弱さや、誰が本当の悪党か分からない状況下での登場人物ウォッチング(笑)です。特に後者についてはサミュエルにノセられた部分が大有り(笑)私が怪しいと思っていた人は無関係だったのでちょっと驚きましたが。でも、JTウォルシュって亡くなってたんですね、まだ亡くなるような歳ではないのに。合掌。
7点(2004-06-06 12:00:08)
083.94%
1167.88%
294.43%
3136.40%
4157.39%
52612.81%
62612.81%
72713.30%
82914.29%
92110.34%
10136.40%

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