1. GODZILLA ゴジラ(1998)
日本のゴジラとは全く無縁な仕上がりになっている。単なるモンスターパニック映画と言っても決して過言ではない。だからと言って『ジュラシック・パーク』のようなドラマがあるわけでもない。本当にただ怪獣が暴れ回っているだけで、そこに意味合いは全く含まれていない。例えば、突然変異で巨大なゴジラが突如現れるのも理解できないし、巣作りをして卵を産むとことにも疑問が残ったままだ。しかし、さすがはハリウッド。映像は迫力があってスゴいと思った。 5点(2004-09-22 20:53:27) |
2. コレクター(1997)
観ていて『セブン』を連想していたんだけど、このページを見てやっぱり製作者側も意識していたことを知った。しかし、『セブン』の方がスリルがあったと思う。この作品の欠点は犯人にある。あまりピックアップされていなかった人物であった故に、ラストはシラケ気味とならざるを得ない。牛乳パックを通しての発砲も反則の感があるし。ただ、映像は美しかった。重苦しい雰囲気の地下室と何か妖しげな臭いを放つ深い緑色の森は印象的だった。アシュレイ・ジャッドの演技も見事だったので、7点献上! 7点(2004-09-10 23:58:11) |
3. 地上より何処かで
主演の二人は性格が対照的なものの、気が合う親子だったように思う。幾つかのシーンで感動したけど、眠気にも襲われた。 6点(2004-07-04 01:34:34) |
4. 交渉人(1998)
《ネタバレ》 「主人公が誰かに濡れ衣を着せられる」というストーリーは『逃亡者』や『レッド・コーナー』があるが、この映画は独自性があって面白かった。まず、サミュエル・L・ジャクソンとケビン・スペイシーの演技に迫力があり、この両者のおかげで臨場感が溢れていたと思う。また、『逃亡者』とは異なって1ヶ所を舞台にしている所が良い。舞台が1ヶ所に設定されれば当然ながら移動範囲が限られるわけだが、その条件下で上手に物語を進行させていた。その点では『ダイ・ハード』と共通しているだろう。 7点(2004-06-13 13:55:12) |